河口湖の北岸、梨川の両岸に大きな紅葉の木がおよそ60本。ここが「紅葉回廊」と呼ばれる場所です。紅葉の進み具合は年によって違うのですが、緑、黄色、オレンジ、赤…徐々に色づく紅葉を楽しみたいなら11月上旬、一面真っ赤に色づいた紅葉を楽しみたいなら11月中旬、「紅葉の絨毯」といわれる散り紅葉を楽しみたいなら11月下旬がおすすめ。
紅葉祭が行われる期間中はライトアップも行われます。陽の光を浴びた紅葉とライトアップされた紅葉では印象も異なるので日中と夜、両方歩いてみるのもいいですよ。駐車場は少なくはありませんが、マップを確認してからお出掛けして下さい。
こちらも河口湖では「インスタ映えするスポット」として紅葉のシーズンに賑わう場所。
「紅葉トンネル」といっても紅葉が道路に蔽いかぶさっている程度です。しかしこの場所が「インスタ映え」するといわれる理由はやはり富士山。ここは富士山と紅葉がフレームの中に綺麗に納まるスポットなんです。
人気スポットなんですが、駐車場は多くありません。土日祝日は混雑するので平日に訪れることをおすすめします。
こちらは四季折々の花が咲くことで人気のスポット。ラベンダーが咲き誇る頃に開催される「河口湖ハーブフェスティバル」の会場にもなっているんですよ。この時期、リラックス効果があるといわれているラベンダーの香りがあたり一面に漂い、青紫色の花の絨毯が風に揺れます。
ラベンダーとならんで有名なのは「コキア」。コキアの和名はほうき草で、花言葉は「あなたに全て打ち明けます」。コキアは秋に紅葉し、真っ赤になるんですよ。ラベンダーの青紫は河口湖の青とグラデーションを創り出しているのに対し、コキアの赤はコントラストを創り出していますね。
ここからは屋内でインドアデートが楽しめるスポットをご紹介します。
溶岩の水蒸気が噴き出してできた洞窟・鳴沢氷穴。身長より低い溶岩のトンネルをくぐり下りていくと、そこは不思議な空気が漂う肌寒い氷の世界が広がります。一種の体感型アトラクションのようで、全身で自然を楽しめますよ。
洞窟内では諸説もつ地獄穴や氷の壁、氷柱など異空間での自然の雄大さを感じれる神秘的なスポット。河口湖ICからすぐで駐車場もあるので、河口湖への道中立ち寄ってみてくださいね。
名称 | 鳴沢氷穴 |
住所 | 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖青木ヶ原2068-1 |
営業時間・開場時間 | 10:00~17:00 |
利用料金や入場料 | 【入場料】350円 |
富岳風穴もトンネル式の洞窟で、誕生したのは1200年以上前。1200年以上前というと古墳時代ですね。鳴沢氷穴が縦方向にのびているのに対し、こちらの富岳風穴は横方向にのびています。平均気温は3度。夏でも羽織るものを用意しておいた方がいいでしょう。足元は濡れていて滑りやすいので、歩きやすく、できれば滑らない靴で行かれることをおすすめします。
いくら涼しいといっても一年中大きな氷柱を見ることができる訳ではありません。大きな氷柱ができる時期は1月~3月。逆に9月頃、氷柱は最も小さくなってしまいます。洞窟内と地上の温度差が大きい時はメガネが曇ってしまうので、かけられている方は要注意です。
豊かな自然に囲まれた公園、河口湖クラフトパーク。広大な山々を眺めながらとんぼ玉・サンドブラスト・ジェルキャンドル・シルバーアクセサリー・ステンドグラスなど、 楽しくかんたんに手作り体験ができるオススメ屋内デートスポットです。
河口湖デートの思い出作りに、2人で手作り体験を楽しむのもいいですよね。素敵な思い出作りにぴったりです。
名称 | 河口湖クラフトパーク |
住所 | 山梨県南都留郡富士河口湖町河口3118 |
営業時間・開場時間 | 9:30~17:00 |
利用料金や入場料 | 体験内容により異なる |
甲府で水晶の原石が見つかったのはおよそ1000年前。山梨の水晶の歴史はここから始まります。今日では宝石や貴金属加工日本一なんですよ。
山梨宝石博物館は日本で唯一の宝石専門博物館。原石、カット石、工芸品等…その展示数およそ3000点!原石と加工された宝石の比較ができ、元素記号も表示されているので科学好きの人は宝石というよりも鉱物として楽しめるかもしれません。館内のショップでは高価な宝石、リーズナブルなアクセサリー、小さな原石等幅広い商品が販売されているんですよ。記念にプレゼント交換なんてどうですか。
明治政府がワイン造りを奨励したことがきっかけで日本初のワイン造りが山梨県で始まりました。そんな山梨ワインの情報発信拠点として県内の十数社が集まって造られたのがこちらの施設。
取り扱っているワインはおよそ130種類。オリジナルワインから各メーカーのワインまで幅広い銘柄が揃っています。揃っているのはワインだけではありません。ワイン造りで使用されてきたさまざまな機械も展示されているんですよ。ワインを使ったチョコレートやワインゼリー、ノンアルコール飲料等の商品も販売されています。
またこちらではワイングラスへの彫刻も体験することができるんですよ。
この施設は大石公園の中にあります。ショップには大石地区特産物のブルーベリーを使った食品、大石公園のシンボル的な植物ラベンダーの関連商品、伝統工芸品や富士山グッズ等が並んでいるんですよ。
お土産として人気がある商品はフルーティーな手作りのブルーベリージャム。こちらではブルーベリーやアンズ等のフルーツを使ってジャム作りを体験できるんですよ。体験は二人一組。カップルで参加できますね。
「フジヤマ キッチンビュー」は富士山と河口湖を一望できるカフェレストラン。プレートの中心に「赤富士」「青富士」がそびえる2種類のカレーはインスタ映えする一品です。テラス席でいただけるブルーベリーソフトクリームも人気ですよ。
さるまわしは日本の伝統芸能。1000年の歴史があります。こちらは「周防さるまわしの会」専用大劇場。「周防猿回し」は無形民族文化財に指定されています。建物は円形でどこからでもおさるさんたちの熱演を観ることができるんですよ。
公演終了後はかわいいおさるさんたちとふれあうこともできます。公演時間はおよそ40分。公演時間をネットで確認した後、お出掛け下さい。
こちらは「道の駅なるさわ」にある富士山の博物館。「マウント・フジ・シアター」はCGと空撮映像を使った臨場感溢れるシアター。堂々として美しい富士山の姿や山頂の様子等を見下ろしているような感覚にしてくれます。巨大な富士山模型では富士山の内部構造が透明な模型を使って解りやすく説明されているんですよ。
ミュージアムショップで人気なのは好きなパワーストーンを選んで造るオリジナルブレスレットの作成。「思い出に」とカップルで作られる方が多いそうです。富士山が見えるオープンカフェは夏季限定で営業。人気メニュー「富士山サンデー」は食べ進むと中から溶岩が流れ出てきます。
平成11年までの35年間、富士山頂で気象観測の任務を果たしてきた富士山レーダー。その実物を展示しているのが「道の駅 富士吉田」の隣にある「富士山レーダードーム館」です。
山頂にドームを建設するという目標のため、登山をしたこともない技術者たちが強風吹きすさぶ中、山頂を目指しました。その歴史をシアターで学んだ後に山頂の気候を体験できるコーナーへ進んで下さい。富士山頂の気候を実感するとともにドーム建設の苦労の一端を感じることができます。天候にもよりますが、展望台からはそんな美しくも厳しい富士山の姿を眺めることができるんですよ。
染色工芸家・久保田一竹の作品を集めた美術館・久保田一竹美術館。着物の美術館でありながら、どこか異国情緒を感じさせる建物とあって、河口湖周辺に数ある美術館・博物館の中でも異彩を放っています。
自然と和モダンな建物が調和している敷地内はどこも洗練された丁寧なつくりで、そこにいるだけで癒されますよ。古風な和の雰囲気と豊かな緑をとことん楽しめるくつろぎスポットですよ。
名称 | 久保田一竹美術館 |
住所 | 山梨県南都留郡富士河口湖町河口2255 |
営業時間・開場時間 | 【4~11月】9:30~17:30【12~3月】10:00~16:30 ※当面の間休館 |
利用料金や入場料 | 【入館料】1,300円 |