河口湖畔からロープウェーに乗って1075mの山頂まで行ける、カチカチ山ロープウェー。私もお気に入りの絶景ポイントです。昔話「カチカチ山」の舞台である終着点の天上山は、富士山と河口湖を一望できる絶景ビューポイント。
麓の河口湖が小さく見え、遠くの富士山と見事に調和する、山頂の大パノラマ景色を是非楽しんでくださいね。可愛らしいゴンドラも必見です。
名称 | カチカチ山ロープウェイ(富士山パノラマロープウェイ) |
住所 | 山梨県南都留郡富士河口湖町浅川1163-1 |
営業時間・開場時間 | 【平日】9:30~16:00【土日祝】9:30~17:00 |
利用料金や入場料 | 【乗車料】往復900円 片道500円 |
こちらまではロープウェイを使えばおよそ3分、ハイキングコースで登れば40分~50分かかります。体力も時間も必要なハイキングコースですが、夏にはステキなプレゼントが用意されているんですよ。それはおよそ10万本あるといわれているアジサイの花。地元の方々によって植えられ、大切に育てられています。
こちらの展望台は富士山やその裾野に広がる街並み、そして河口湖まで見渡すことができる絶景スポット。そして、ここから少し登ればたどり着けるのが「絶景やぐら」。空中に突き出たこのやぐらの正面に見えるのは富士山だけ。このやぐらは美しい富士山の姿を見るためだけにつくられた場所といえますね。
遥拝所とは「遠く隔たって拝む所」という意味です。こちらの拝む対象は富士山。河口浅間神社の御神体です。こちらは河口浅間神社から少しきつい登り坂を歩いて30分くらいの場所にあります。舗装されている訳ではなく灯りもないので、暗くなると危険。明るい内に参拝し、降りてくるようにして下さい。
赤い鳥居の正面に神々しい富士山の姿を拝むことができるこの場所はインスタ映えするスポットですが、あくまでもここは遥拝所、節度をわきまえた行動が必要ですね。そして、こちらでは一眼レフカメラ等を使用し撮影する場合、会員証(一年間有効)を購入しなければなりません。撮影時、三脚は使用禁止です。
「母の白滝」の近くまでは車で行くことができます。途中、車の窓から見える富士山と河口湖は絶景。特に夕暮れ時は刻々と表情を変える富士山を見ることができるんですよ。しかし、途中で道幅はかなり狭くなり、進むにつれて道路の状態が悪いところも出てくるので、運転には注意が必要です。
駐車場から10分ほど歩くと母の白滝に到着。落差はおよそ20m、足元は大変滑りやすくなっているのでスニーカー等の滑りにくい靴がおすすめですね。大量の水が豪快に流れ落ちるタイプの滝ではありませんが、その趣のある風情はゆっくりと心に沁みてきます。冬には滝が凍りつき氷の彫刻のようになりますが、益々滑りやすくなっているのでそれに対応した靴が必要です。
鐘山の滝はかつて「鐘ヶ淵」と呼ばれていました。「淵」とは「底深く水をたたえているところ」。確かにこちらの滝壺は一般的な滝壺よりかなり広くて深くなっています。
自然豊かな富士見公園内にあるこちらの滝は地元の方々の憩いの場所。春はミツバツツジ、夏には緑豊かな木々、秋にはイロハモミジの紅葉と周りの自然が季節に応じて美しい景観を創り出してくれます。余談ですがイロハモミジの「イロハ」とは葉の切れ込みの数を「イロハニ…」と数えたことに由来するそうです。そのイロハモミジが紅葉するのは10月下旬~11月上旬頃。タイミングが合えば木々の間から美しく差し込む陽の光に映える滝の姿を見ることができるんですよ。
河口湖畔にある八木崎公園は、公園内の広場から壮大な富士山が望めるとっておきのスポット。ベンチに腰掛けく湖の中央に浮く無人島・うの島を眺めたり、壮大な河口湖大橋を眺めたり、360度開放的な景色が広がります。
湖畔沿いの散策デートもよし、広場で遊び道具を使って遊ぶのもよしの、アクティブデートができるオススメスポットです。
名称 | 八木崎公園 |
住所 | 山梨県南都留郡富士河口湖町小立897番地の1先 |
営業時間・開場時間 | 24時間 |
利用料金や入場料 | 無料 |
御坂峠は河口湖と甲府盆地を結ぶ旧道にあります。標高1520m。御坂隧道が開通するまでは徒歩でここを越えるのが唯一の交通手段でした。
こちらは富士山と河口湖を見下ろすことができるスポット。ドライブコースとしても道幅があり、車も少ないので気持ちよく走ることができます。
この峠には自家製甘酒やだんご、ほうとうで有名な「天下茶屋」が。2階はこちらにゆかりのある作家太宰治の記念室になっていて、利用客は無料で見学できますよ。
県道21号、河口湖~西湖の北岸を「湖北ビューライン」と呼びます。賑やかな観光地の河口湖を過ぎると風景は一変して自然豊かに。ラベンダーの花が咲く季節には青紫の絨毯越しに富士山が臨める大石公園をはじめ、車窓からは富士山が見え隠れ.。西湖から河口湖へ向かう方がより景観を楽しめますよ。
桜や紅葉といった四季の折々の美しさが湖を彩り、思わず車を停めて眺めたくなるところですが路上駐車はNG。「湖北ビューライン」はカーブが多い湖沿いを走ります。整備が進んだといってもやはり見通しがいいとは言えませんよね。見通しが良くない路上に駐車するのは危険です。運転に気を付けながら、軽い峠越えコースのドライブを楽しんで下さい。
自然豊かな河口湖周辺はお花見や紅葉狩りを楽しむことができるスポットや季節の花々を楽しめるスポットがいっぱい!日々の生活から離れて、自然を実感できるスポットへ車を走らせましょう!
桜の開花宣言を耳にすると、何となくウキウキしてきますよね。「お花見ドライブに行こうか」…そんなカップルにおすすめのスポットが「河口湖の北岸」。円形ホール周辺には桜並木があり、お花見シーズンには大変賑わいます。「富士・河口湖さくら祭」も催されるんですよ。
「桜・富士山・河口湖」が揃えばインスタ映え間違いなし!桜の根元には芝桜が植えられているところもあり、タイミングが合えば桜と芝桜を同時に楽しむことができるんですよ。
山梨県の花は「フジザクラ」です。フジザクラは「マメザクラ」ともいいます。「マメザクラ」の由来は他の種類の桜ほど大きくならず、花弁も小さいから。その花言葉は「優れた美人」なんだとか。
そんなフジザクラが20000本も群生しているのが富士山吉田口登山道の中の茶屋付近。見頃は4月下旬から5月上旬で「フジザクラ祭」も開催され、週末や祝日には個数限定で桜団子も販売されます。
富士山をバックに咲き誇る桜と五重塔…こちらは実に日本的な一枚を残すことができる撮影スポットです。植えられている桜はおよそ650本。五重塔が建てられているのは新倉山の中腹。階段は少々キツイですが、のぼる価値有りですね。
富士山、五重塔、桜を1つのフレームにおさめるためのおすすめスポットはこの五重塔の裏にある展望デッキ。桜の季節には入場制限がかかるほどの人気スポットになります。また、シーズンによって時間は異なりますがライトアップもされていて、昼間とは違った表情を見せてくれますよ。
福島県の「三春滝桜」、岐阜県の「根尾谷淡墨桜」とともに「日本三大桜」とよばれるこちらのエゾヒガンザクラ。樹齢は1800年~2000年といわれています。2000年前といえば弥生時代。日本で米作りが始まったり、金属器が使用された頃ですね。
国の天然記念物第に指定された桜で、樹高およそ10m、根周りはおよそ12mあります。一時は衰えてしまい、枯れかけていましたが土壌改良等で何年もの歳月をかけて地元の方々が復活させました。菜の花や富士山ともに撮影できるフォトジェニックなスポットであり、自然のエネルギーを感じるパワースポットでもあります。
「河口湖創造の森」の周辺にはおよそ3000本のミツバツツジが群生しています。
ミツバツツジの花は赤紫色。こちらにはフジザクラも群生しているんですよ。春、この2種類の花は同じ頃に開花します。フジザクラの白や薄いピンク色とミツバツツジの赤紫が描き出す美しいグラデーション、その背景には青い空とまだ白い雪が残る富士山!日本の春の美しさがここにあります。