【2024年版】京都市の遊び場・暇つぶしスポット30選！紅葉・桜絶景・御朱印など旅行好きな筆者が紹介

醍醐寺の創建は874年で上醍醐と呼ばれる醍醐山山頂から麓の下醍醐にかけて広大な寺域を持ちます。五重塔など国宝も多く豊臣秀吉が催した醍醐の花見で有名。

上醍醐への登り口の手前、弁天堂などが立つ池の周りの一帯は下醍醐随一の紅葉スポットで、花見の名所だけに春は混雑しますが寺域が広大なこともあり秋はさほど混みあわずゆったりと拝観できます。上醍醐を参拝する場合は登山に適した靴と服装で出かけましょう。

伏見桃山城は豊臣秀吉が築いた城跡に約60年前に建てられた城です。天守は昭和39年にオープンした遊園地のシンボルとして造られた模擬天守。今は公園となり高楼と紅葉の取り合わせが見事な穴場スポットとなっています。

春の桜も美しく秋に比べて混雑は落ち着いているので狙い目。比較的人が少ない午前中に向かいましょう。

東天王岡崎神社は平安遷都の頃都の四方を鎮護するために建てられた社の1つで都の東に鎮座しています。創建当時には境内や周辺が野兎の生息地だったことから兎が氏神の使いと伝えられてきました。兎は多産でご祭神が夫婦神ということもあり安産祈願で人気になっています。

また兎のみくじや本殿の招き兎、狛兎のほか兎像が奉納されることも多く境内は兎でいっぱい。山の木々に包まれた森の中のような境内にそこここで姿を見せる兎がよく似合いますよ。

拝殿足元の塚には時計回りに1月2月と書かれた計12個の狐穴と呼ばれる穴があります。そこで狐夫婦が愛情込めて子を産み育てたことから子宝・安産の神として信仰されるようになりました。

たくさん掛けられた朱色のミニ鳥居は元気な赤ちゃんを産みお礼に訪れた参拝者が奉納していったもので奉納から1年間祈祷されます。安産帯やお守りを授与するお産場茶屋ではぜんさいなどの甘味もいただけるのでぜひ立ち寄ってみてください。

ご祭神の玉依姫命は玉のように美しいと言われ美容の神様として信仰されてきました。この神様にあやかるため生まれたのがここ河合神社です。手鏡型の絵馬には顔が描かれており、普段愛用するコスメや境内に用意されている色鉛筆を使って絵馬を自分の顔に見立てながらメイクアップ。

反対の面には願い事をしたためられます。容姿&内面、どちらも美しさに磨きがかかるようにと願いを込めてみてはいかがでしょうか。

本殿前に鎮座するのは狛犬と狛蛇。脱皮を繰り返す蛇は不老不死・若返りの象徴とされてきました。田畑を潤す水神でもあるため財をもたらすとも言われています。

社殿に向かって右側の狛蛇は母親で子蛇をしっかり抱えていますよ。大国社前でには大国主を助けたネズミ、稲荷社の前には稲荷神の使いである狐。珍しい狛とびや狛猿も鎮座。境内が動物だらけなのでペット連れの御参りも大歓迎ですよ。

足腰の守護神として広く崇敬されるようになった始まりはとある伝説から。ご祭神の和気清麻呂が道鏡に足の腱を切られた時に突然現れた道案内をしたのが300頭ものイノシシだったそうで、不思議と足のケガも治り歩くことができるようになりました。

伝説にあやかって境内には大きな足の裏が描かれた足萎難儀回復の碑が。鳥居の前には狛犬ならぬ狛イノシシが建てられておりイノシシ神社と呼ばれ親しまれていますよ。

東西約700メートル、南北約1300メートルの広大な敷地を誇る京都御苑は天皇が公務を行った京都御所を含む緑豊かな大庭園。豊かに咲き誇る近衛邸跡のシダレザクラは早咲きなので訪れるなら3月下旬がベスト。

北は近衛邸跡、南は水の小川など桜スポットが多数点在するので雅な歴史を感じながら散歩気分で巡りましょう。