この記事は、編集部で2024年02月19日にチェックし追加更新した最新情報を掲載しています!
日本国内において約1.500店舗を展開し、トップクラスの規模を誇るスターバックスコーヒー。その中の0.4%程度の店舗が「スターバックスリザーブ」として営業しています。今回は、このリザーブ店に焦点を当て、その特徴を現役スタバ店員が詳しく紹介します。※本サイトは広告プログラムにより収益を得ています。
スターバックスリザーブは、通常のスターバックス店舗では提供されていないドリンクやフードを楽しめる場所です。通常の店舗では入手困難な希少なコーヒー豆も販売されています。英和辞書によれば、reserveは「指定保護区」という意味を持ちますが、ここでは特別なスターバックスという意味で使用されていますね。
通常の店舗と比較するとスターバックスリザーブは、リザーブ専用のロゴがあったり取り扱うコーヒー豆の種類が違ったりコーヒーを抽出する機械が異なったりと、多くの違いがあります。
・リザーブ専用のロゴがある
・取り扱う豆が違う
・抽出するマシン、器具が違う
・フードが違う(一部店舗)
・アルコールの提供がある(一部店舗)
・イタリアンベーカリープリンチの取り扱いがある(一部店舗)
・食べ放題メニューがある(リザーブストア銀座マロニエ通り店のみ)
なお、(一部店舗)と書かれているところに注意してください。スターバックスリザーブの店舗数は全国に60店舗ありますが、全てのスターバックスリザーブの店舗で同じサービスを展開しているわけではありません。
詳しい情報は公式ホームページをご覧になるか、店舗に直接問い合わせてみるのがいいですよ。
ライター自⾝による撮影
通常のスターバックス店舗とリザーブ店舗では、取り扱うコーヒー豆のラインナップが異なります。通常店舗では、ドリップコーヒーを注文する際にはホットかアイスかを選択できますが、通常はレジに掲示されたコーヒー豆から選択するのが基本。したがって、本日のコーヒーがコロンビア(アイス)とサイレンブレンド(ホット)であっても、その中にないケニアのドリップコーヒーを注文することはできません。
一方、リザーブ店舗では、クローバーやハンドドリップなど、エスプレッソマシンを使わない抽出方法を選ぶ場合、その店舗で取り扱っているコーヒー豆から自分の好みのものを選ぶことができます。また、コーヒー豆も通常店舗で置かれているのもと違います。
・ディカフェ コスタリカ ハシエンダ アルサシア
・ウイスキー バレル エイジド コーヒー
・エルサルバドル モンテカルロス エステート ゲイシャ バライエタル
・ベトナム ドゥン コノー
他にもたくさんのスターバックスリザーブ限定のコーヒー豆が用意されています。気になる方はスターバックス公式ホームページをご覧ください。
通常のスターバックスコーヒーで抽出している機械とスターバックスリザーブが抽出する際に取り扱っている機械は大きく異なります。通常のスターバックス店舗で使用される抽出器具は以下の通りです。
・ドリップマシン
・エスプレッソマシン(マストレーナまたはマストレーナⅡ)
・コーヒープレス
一方、リザーブ店舗ではこれらに加えて、より多様な抽出方法に対応するために、さらに多くの抽出器具やマシンが導入されています。
・コーヒープレス
・エスプレッソマシン(マストレーナ or マストレーナⅡorブラックイーグル)
・クローバー
・サイフォン
・ハンドドリップ/プアオーバー
・モッドバープアオーバー
・ナイトロコールドブリュー
・ケメックス
全国のリザーブ店舗では、基本的にコーヒープレス、エスプレッソマシン、またはクローバーのいずれかが抽出器具として用いられます。ただし、全てのリザーブ店舗にクローバーが備わっているわけではなく、50以上の店舗でのみクローバーが利用可能です。
クローバーを備えたリザーブ店舗では、通常のコアコーヒーをクローバーで抽出することも可能。例えば、ハウスブレンドなどをクローバーで楽しむことが可能です。また、一部のリザーブ店舗ではサイフォン、ハンドドリップ、ナイトロコールドブリュー、およびブラックイーグルと呼ばれる特別なエスプレッソマシンなども取り扱っています。