【2024年版】神戸の庭園15選！国名勝・ホテル内・オーシャンビューなど兵庫観光通の筆者が紹介

神戸を代表する庭園と言えば、「相楽園」を忘れることはできませんよ。「兵庫県庁」すぐの場所にあり、神戸市営地下鉄県庁前駅から徒歩5分です。

1885年頃から造営された池泉回遊式の日本庭園となっていて、都会の喧騒を離れた静かな雰囲気。「旧小寺家厩舎」「旧ハッサム住宅」など貴重な建築も残ります。

「松廼家」は大正6年創業の老舗料亭。元々は花隈にあるお店でしたが、「北野異人館街」のメイン通りにある「三宮ゲストハウス」に移転し今に至ります。

和の雰囲気や伝統を感じる御膳や本格懐石を楽しみつつ、美しい庭園を眺めて。ゆっくりと、贅を尽くしたひとときを堪能してみてください。

地元で「楠公さん」という愛称で親しまれる「湊川神社」。初詣には100万人が訪れる、緑豊かな新開地エリアのオアシスと言えますね。

境内には御神木のクスノキが立つ枯山水庭園があるので、お参りとともに散策してみてはいかがでしょうか。

「竹中大工道具館」は、日本で唯一の大工道具に関する博物館。かつて使われていた貴重な大工道具が、3万5千点以上も収蔵されています。

こちらの庭園は、六甲山系を望む枯山水庭園やロビーから見える中庭、敷地の奥にも見事な庭が。アクセスは新神戸駅徒歩5分です。

神戸らしい風景と言えば、「神戸ポートタワー」と「神戸海洋博物館」、そして「ホテルオークラ神戸」の3つが映ったシーン！

庭園は宿泊者でなくとも散策することが可能。ロビーから見下ろす風景も美しいですし、「神戸ポートタワー」が見えるのも◎。桜やアジサイ、紅葉などシーズンごとの風景が望めます。

平清盛が開いた「兵庫津」はまさに兵庫県スタートの地。初代県庁を復元した建物と、「ひょうごはじまり館」の2館からなる「兵庫県立兵庫津ミュージアム」では、1000年以上前から発展を遂げてきた「兵庫津」の歴史が体感できるようになっています。

初代県庁の前には日本庭園が広がっていて、これは兵庫五国を表現した枯山水庭園なのだとか。

六甲の裾野に建つ「神戸大学」。その敷地内に、山口誓子が暮らした建物を移築・復元した、「山口誓子記念館」があります。

阪神淡路大震災によって、西宮の邸宅は倒壊。庭は当時の雰囲気を再現するかのように造られているのだとか。高台に位置しているので、神戸市街地を見下ろす眺望が抜群です。

『細雪』で知られる谷崎潤一郎。「倚松庵」は阪神間の生活文化を描いた作中に登場する家ということで、「細雪の家」と呼ばれているのだとか。

六甲ライナーの整備の際に少し場所は移動しているものの、『細雪』の描写を再現した庭づくりが行われています。文学好きならぜひ一度行ってみてくださいね。

「白鶴美術館」は「白鶴酒造」7代目が作った私立美術館で、国宝を含む東洋古美術を中心として展示しています。

本館の建物は、お城のような勇壮さが目を引く近代和風建築。中庭にある灯篭は、「東大寺金銅製八角燈籠」から型を取ったものなのだそう。