【2024年版】神戸の庭園15選！国名勝・ホテル内・オーシャンビューなど兵庫観光通の筆者が紹介

「LE UN 神戸迎賓館」は、「須磨離宮公園」近くにあるフレンチレストラン。皇室ゆかりの迎賓館だった建物を生かしていて、映画やドラマのロケ地としてもよく使われているんですよ。

レトロで趣ある洋館に、和洋折衷の日本庭園がモダンな印象。茶室「真珠亭」と離れの「松風閣」は、県の指定重要有形文化財となっています。

源平合戦にゆかりが深い「須磨寺」には、「一ノ谷の戦い」の場面を切り取った「源平の庭」があります。

庭園内に平敦盛と熊谷直実の像があり、「須磨海岸」などの情景も表現。創建1100年以上の風格を感じつつ、歴史の転換点に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

「旧岡崎氏庭園」は「武庫離宮」の隣にあり、現在は「須磨離宮公園」の一部となっています。

「華麗なる一族」のモデルとなった岡崎財閥による、「須磨海岸」を一望する広大な庭園が見事。財閥の栄華とステータスを感じる庭ですね。

塩屋エリアにはかつて外国人居留地があったのですが、そのシンボル的存在なのが「旧グッゲンハイム邸」です。

現在はライブやロケ、結婚式などさまざまなイベントに使われるスペースとなっています。石燈籠の建つ日本庭園風の佇まいは、和洋折衷の文化を感じさせますね。

「明石海峡大橋」のお膝元、「舞子公園」に佇む「孫文記念館（移情閣）」は、1915年に神戸の華僑が建てた別荘の一部となっています。

八角形の中国式楼閣は、現存する建物では日本最古のコンクリートブロック造り。南庭園にあるベンチに腰かけて、海を眺めつつのんびりしてみては。

西区にある「太山寺」は、神戸市で唯一の国宝建造物に指定されている本堂を持ちます。

太山寺の塔頭のひとつに「安養院庭園」があり、石組が特徴的な風景。安土桃山時代から残る枯山水庭園です。