【2024年版】京都市の桜・お花見・河津桜スポット30選！絶景・夜桜・大パノラマなど旅行好きな筆者が紹介

哲学の道は銀閣寺から熊野若王子神社付近まで続く小道。哲学者の西田幾太郎が散策しながら想いにふけったことから命名されています。約2キロの小道には至る所に桜が植えられ満開時には桜のアーチになりますよ。

川面で桜の花びらが揺れる光景も美しくどこにも桜があるので全部歩かなくても桜が堪能できます。中央近くに哲学の道と刻まれた石碑があるので一緒に見てみましょう。

車折神社は金運や良縁などの御利益はもとより多くの芸能人が参拝する芸能神社があることで有名。境内にはケイセンザクラやカワヅザクラなどの珍種もそろいます。

約15種咲く桜は花の色から花びらの形まで少しずつ違うのでじっくりと楽しみましょう。ケイセンザクラは参道のちょうど角にあり、シダレザクラの一種なので枝が折れ間近で花が見られますよ。

天龍寺は美しい曹源池庭園や広々とした大方丈など丁寧に整備された敷地から桜が楽しめる、嵐山では外せない名所です。多宝殿奥の庭園からは北側の竹林へ抜けることができるので混雑時は桜を眺めながら庭園を通り抜けましょう。

また境内奥の多宝殿の裏にある大きなシダレザクラは見事。後ろにある望京の丘へ登れば市街地をバックにした景観が望めますよ。

大沢池庭園は日本最古の庭園の1つで、周囲約1キロの大沢池をはじめとした自然美を借景に桜を堪能できます。駅から少し距離があるのでほかのスポットを散策しながら訪れましょう。桜と夕日に映える池が眺められる夕暮れ時もおすすめ。

朱塗りの心経宝塔前と放生池の間に咲く桜は池越しに見ると水面に映る桜や塔の全景も見え、調和のとれた美しさが楽しめますよ。

中ノ島公園は東西に長く広がる公園で一帯を桜が埋め尽くします。渡月橋や桂川など嵐山のシンボルに囲まれており撮影や景観を楽しむには絶好のロケーション。露天や飲食店も多く手ぶらでも気軽に花見が楽しめると人気のスポットです。

園内で最も大きなシダレザクラは1本に光が集中するため夜になるとより雄大な姿になりますよ。

かやぶきの里で有名な美山街の西の玄関。雄大な由良川のほとりが4月上旬、あでやかな桜景色になります。ダム湖とその周辺の山々とが一体となった光景は大自然のロケーションゆえの美しさ。由良川の湖畔に広がる大野ダム公園でさくら祭りが開催されます。

周囲の山々の眺めと一緒に花見が楽しめる昼も絶景。わんぱく広場には遊具もあるので家族で花見をするのにもぴったりですよ。

原谷苑は京都市街の北部、原谷にある個人所有の桜苑。もとは個人の農園だった人づてに評判が広まり、昭和40年頃から梅・桜と紅葉の時期に一般公開するようになりました。

広大な敷地内にはソメイヨシノやオオシマサクラなど20種類以上の桜が咲き競い、中でも約240本もの紅しだれ桜は見ごたえたっぷり。あふれんばかりに咲き誇る花園を散策しましょう。

三室戸寺は創建は宝亀元年、5000坪もの庭園をもつ古社。四季折々の花のなかでも約1万株を誇る紫陽花が有名で関西一のあじさい寺として親しまれています。

見頃の初夏には西洋紫陽花や柏葉紫陽花のほか幻の紫陽花と呼ばれる七段花など約50種が咲き乱れますよ。夜間ライトアップも人気。緑ゆたかな自然散策を楽しみましょう。

城南宮は1200年以上の歴史をもつ古社。華の名所としても有名で境内の神苑には源氏物語に登場する約80種もの草花が植えられています。早春には約150本のしだれ梅が神苑の春の山で満開を迎えますよ。

あふれんばかりに咲き誇る城南宮のしだれ梅は一度は見てみた早春の絶景。毎年2月～3月にはしだれ梅と椿祭りも開催され、巫女が梅の枝を手に奏する梅が枝神楽を拝観できます。

平野神社は平安時代に植樹され古くから桜の名所として知られる神社です。現在は3月中旬の魁から始まり平野寝覚め、松月、平野突羽根など5月上旬までさまざまな品種の桜が楽しめますよ。

また夜桜の美しさでも人気を集め見頃の時季には桜茶屋が出店し多くの人で賑わいます。かつて公家たちが競って桜の木を奉納したことから珍種が多いことでも知られている平野神社にお花見に出かけてみましょう。