京都に来たことを実感させてくれるのはもてなし文化の喫茶やカフェ、五感で感じる体験、技が光る食の時間、切り取られた美、本物だけが残ってきた甘いもの。心を揺らすキーワードとともに京都のひと休みスポットを巡りましょう。
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切通し進々堂は仕出し文化が色濃く残る街らしく舞子さん芸妓さんの学校への配達も行う花街・祇園で愛されてきた喫茶店です。喫茶はかつて舞子さんが通うことを許された数少ない店の1つだったそう。
日常の暮らしに溶け込んだ喫茶店の存在はレトロな雰囲気を保ったまま今へと続く京文化の1つと言えます。お客を思うおもてなしの気持ちは今も新しく登場するカフェへと受け継がれていますよ。
スポット名 | 切通し 進々堂 |
住所 | 〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側254 |
営業時間 | 月曜日: 定休日、火曜日: 10時00分~15時30分、水曜日: 10時00分~15時30分、木曜日: 10時00分~15時30分、金曜日: 10時00分~15時30分、土曜日: 10時00分~15時30分、日曜日: 10時00分~15時30分、 |
電話番号 | 075-561-3029 |
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明治40年創業みかんゼリーの好事福盧やロシアケーキで知られる老舗洋菓子店に登場した久々の新作が寺町バニラプリン。生クリームとバニラをきかせた味わいは今風と言えます。また上質な素材を使い一口食べてしみじみ美味しいと思える逸品ですよ。
さらに革ひも付きの袋や木のスプーンなど全体の印象は店になじむようになっています。舌の肥えた京都人を納得させる洋菓子のクオリティは侮れません。
スポット名 | 村上開新堂 |
概要 | 1900 年代初頭、昭和時代に建てられた木造の洋館。クッキーや紅茶も楽しめる、昔ながらの洋菓子店。 |
住所 | 〒604-0915 京都府京都市中京区常盤木町62 |
営業時間 | 月曜日: 10時00分~18時00分、火曜日: 10時00分~18時00分、水曜日: 10時00分~18時00分、木曜日: 10時00分~18時00分、金曜日: 10時00分~18時00分、土曜日: 10時00分~18時00分、日曜日: 定休日、 |
電話番号 | 075-231-1058 |
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京都のお目当ての1つが甘いもん。中でも最近の注目はかき氷で、2013年にお目見えした老舗菓子舗の甘味処の名を一気に広めたのがふわふわときめ細かな手がきのかき氷です。
中でもいちごやそら豆、瀬戸内レモンと次々に変わる季節の氷は旬の力強い素材だけを使った蜜で評判。他にも個性派蜜がより取り見取りなので心ときめく組み合わせを選べます。甘い至福のひと時好みに合わせ選べるのも京都ならではの贅沢と言えるでしょう。
スポット名 | 二條若狭屋 寺町店 |
概要 | さまざまなシロップをかけた和風かき氷、和菓子、緑茶を楽しめる老舗。 |
住所 | 〒604-0931 京都府京都市中京区寺町通二条下ル榎木町67 |
営業時間 | 月曜日: 9時00分~17時30分、火曜日: 9時00分~17時30分、水曜日: 定休日、木曜日: 9時00分~17時30分、金曜日: 9時00分~17時30分、土曜日: 9時00分~17時30分、日曜日: 9時00分~17時30分、 |
電話番号 | 075-256-2280 |
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つやつやでふっくらと炊き上げられた小豆の姿は見るだけで幸せな気持ちにしてくれる甘味界の人気者。
天草から作るぷりっと歯ごたえのある寒天、波照間の黒糖を使った黒蜜、ふっくら炊いた赤えんどう豆、酸味と歯ごたえがアクセントのあんず、コクある味に炊き上げた粒あんなど丁寧に手間ひま惜しまずに作られた素材は、お互いを引き立ててまあるく優しいあんみつに仕上がっていますよ。
スポット名 | 手作りあんみつ みつばち |
住所 | 〒602-0841 京都府京都市上京区河原町通今出川下る梶井町448−60 |
営業時間 | 月曜日: 定休日、火曜日: 11時00分~18時00分、水曜日: 11時00分~18時00分、木曜日: 11時00分~18時00分、金曜日: 11時00分~18時00分、土曜日: 11時00分~18時00分、日曜日: 定休日、 |
電話番号 | 075-213-2144 |
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町のあちこちで目にする抹茶スイーツの中でも質の良い抹茶を使ったものを大人なら選びたいですよね。竹聲は創業130年を超える老舗・椿堂茶舗が手掛ける茶房だけに甘味にも上質な抹茶を使用しています。中でも香りや風味をダイレクトに味わえるのが抹茶ぜんざい。
薄茶よりもうんと濃くて立てた抹茶の上に粒ぞろいの自家製粒あんと白玉、シンプルに抹茶を甘味として味わえる名品です。ほろ苦さと奥深い甘さを感じる本物を味わいましょう。
スポット名 | 茶房 竹聲 |
住所 | 〒612-0044 京都府京都市伏見区深草北新町635 |
営業時間 | 月曜日: 12時00分~17時00分、火曜日: 12時00分~17時00分、水曜日: 定休日、木曜日: 12時00分~17時00分、金曜日: 12時00分~17時00分、土曜日: 12時00分~17時00分、日曜日: 定休日、 |
電話番号 | 075-644-1231 |
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歴史や伝統がある京都にも新しいことはたくさんありますよ。ここからはお出かけするなら知っておきたい新定番を厳選して紹介します。京都を訪れる前にチェックしておきましょう。
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今までの重厚で優美な建築様式を活かしながら随所に開放感が加わる空間へリニューアルした京セラ美術館。中村大三郎の「ピアノ」といった京都画壇のコレクションが登場しています。
さらに現代美術を中心に多彩なジャンルを展示する東山キューブ、京都の日本画を中心に近代美術の粋を紹介するコレクションルームなども登場している新しい美術館ですよ。
スポット名 | 京都市京セラ美術館 |
概要 | 1933 年に設立された大きな美術館。国内芸術家の絵画や彫刻を展示。 |
住所 | 〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124 |
営業時間 | 月曜日: 定休日、火曜日: 10時00分~18時00分、水曜日: 10時00分~18時00分、木曜日: 10時00分~18時00分、金曜日: 10時00分~18時00分、土曜日: 10時00分~18時00分、日曜日: 10時00分~18時00分、 |
電話番号 | 075-771-4334 |
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今岡崎は新しいことがたくさんあるエリアとして注目されています。そんなエリアにある京都伝統産業ミュージアムは京都市の伝統産業74品目すべてを紹介する施設として1996年京都市勧業館みやこめっせ内に2020年春リニューアルオープン。
本格的な全面改装を経て制作工程や背景、使い方の提案といったさまざまな展示に企画展もあり、ミュージアムショップではおみやげも買えますよ。
スポット名 | 京都伝統産業ミュージアム |
概要 | 資料、道具、動画、職人の実演を観ることができ、70 点を超える京都地域の工芸品を展示している。 |
住所 | 〒606-8343 京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9−1 B1F みやこめっせ |
営業時間 | 月曜日: 10時00分~18時00分、火曜日: 10時00分~18時00分、水曜日: 10時00分~18時00分、木曜日: 10時00分~18時00分、金曜日: 10時00分~18時00分、土曜日: 10時00分~18時00分、日曜日: 10時00分~18時00分、 |
電話番号 | 075-762-2670 |
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道の駅丹後王国食のみやこは丹後の魅力がぎゅっと凝縮された滞在型の道の駅で、西日本最大級と言われており甲子園球場約8個分の広さを誇ります。
地場産の食材をふんだに使用したメニューが味わえるレストランはもちろん、動物園やアスレチックなど多彩な施設が勢ぞろい。ドライブの休憩だけではなく目的地として訪れたい場所ですよ。
スポット名 | 道の駅 丹後王国 食のみやこ |
概要 | Unassuming lodging in a theme park, offering a seafood restaurant & a natural hot spring bathhouse. |
住所 | 〒627-0133 京都府京丹後市弥栄町鳥取123 |
営業時間 | 月曜日: 9時00分~17時00分、火曜日: 定休日、水曜日: 9時00分~17時00分、木曜日: 9時00分~17時00分、金曜日: 9時00分~17時00分、土曜日: 9時00分~21時00分、日曜日: 9時00分~21時00分、 |
電話番号 | 0772-66-3081 |
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かつて福井から京都へ鯖を運んだ鯖街道沿いに立つ古刹・蓮華寺は池泉鑑賞式庭園を持つこじんまりしたお寺です。石と水、そして色濃い緑の庭を眺められるのは書院の座敷から。座るのを促すもうせんは部屋の最も奥に敷かれています。
そこに座れば数本の柱が庭を切り取りまるで額縁に入った絵を見るよう。見る人に任せて庭があるのではなく見せる側の美意識が加えられた演出。五感を刺激してくれそうな時間を過ごせますよ。
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大正末から昭和初期に建てられた町家には建物そのものを美術館として広く公開しているものもあります。かつての住まいに最小限の手入れをし人々が暮らした当時の面影を残した建物は工夫や知恵を伝えてくれていますよ。
大正から昭和に活躍した陶芸家・河井寛次郎の邸宅もその1つ。建物の設計はもちろん自ら手掛けた家具や調度品がさりげなく置かれ、すっとなじむように作品が飾られています。館内や中庭の散策はもちろん椅子に掛けてくつろぐことも自由。まるで寛次郎にもてなされるように時を過ごすことができますよ。
スポット名 | 河井寛次郎記念館 |
概要 | 近代日本の芸術家、河井寬次郎の住居で、現在は美術館。陶芸作品、木彫作品、大きな窯が展示されている。 |
住所 | 〒605-0875 京都府京都市東山区五条坂鐘鋳町569 |
営業時間 | 月曜日: 定休日、火曜日: 10時00分~17時00分、水曜日: 10時00分~17時00分、木曜日: 10時00分~17時00分、金曜日: 10時00分~17時00分、土曜日: 10時00分~17時00分、日曜日: 10時00分~17時00分、 |
電話番号 | 075-561-3585 |
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