奈良の桜・お花見・河津桜スポット15選！大規模・公園・仏閣などお出かけ大好きな筆者が紹介

奈良県の中央部にある吉野山。奈良だけではなく日本有数の桜スポットとして知られ、桜の木の数3万本は日本一と言われています。標高の低い下千本から開花が始まり、中千本、上千本、奥千本と続いていくのが特徴。

桜の見どころもたくさんあり、各スポットへは徒歩やロープウェイ、バスなどで行くことができます。マイカーも利用可能ですが、桜の時期はかなり混雑することが予想されますのでご注意を。

高田市駅より徒歩10分の場所にある高田千本桜。高田川沿い2.5キロにわたって桜並木が見られる場所です。3月下旬頃から桜が咲きはじめ、川面にうつる満開の桜は見ごたえあり。

桜の咲く時期にはお店が多く並び、美味しいものを食べながら桜を楽しめます。夜にはライトアップも行われ、昼とは違う幻想的な雰囲気が楽しめますよ。

榛原駅より車で40分の場所にある高見の郷。高見山の近くにある桜の名所で、鮮やかなピンク色のしだれ桜が約1000本咲き誇ります。見ごろは4月中旬頃で、その時期には県内外から多くの人が来訪。

駐車場で受付をすると無料バスで天空の庭へ向かうことができます。天空の庭は一面ピンクの景色が広がるまさに絶景。ピンク色のソフトクリームやロールケーキをいただける茶屋もあり、桜を見ながらゆっくりできそうです。

榛原駅より車で15分の場所にある又兵衛桜。戦国時代に武将として活躍した後藤又兵衛が隠居生活を送ったという伝説が残る地で、大きなシダレザクラが又兵衛桜とも呼ばれています。

シダレザクラは樹齢300年ともいわれ、高さ13メートル、幹周囲3メートルと迫力のある一本桜。見頃は4月上旬から4月中旬で、毎年5～6万人が訪れるスポット。周囲には鮮やかな桃の木もあり、カラフルで美しい光景を見ることができます。

王寺駅より車で13分の場所にある信貴山。信貴山中腹の朝護孫子寺の桜が名物で、お寺と桜のコントラストが美しい場所です。トラの置物がたくさんあるお寺としても知られ、阪神タイガースのファンも訪れる場所。

園内には約2000本のソメイヨシノなどの桜が、4月上旬頃に咲き誇ります。1年中ライトアップも行われ、約2000基の石灯籠に火が灯る様子は見事の一言。夜桜だけではなく市街地方面の夜景も美しい場所です。

近鉄奈良駅より徒歩10分の場所にある奈良公園。春日大社や東大寺などの世界遺産や国宝が多くあるエリアです。1000匹以上の可愛らしいシカがお出迎えしてくれるのも有名ですよね。

公園内は非常に広く、桜の名所も点在しています。ソメイヨシノや八重桜など、多くの種類の桜があるので花見ができる期間が長いのが特徴。春日野園地は最も多くの桜が植えられており、シカと桜をのんびり眺めたい方はおすすめです。

奈良県南部の三重県との県境付近にある下北山スポーツ公園。サッカーやテニスコート、遊具などがあり、豊かな自然の中でスポーツを行うことができる施設です。日帰り入浴施設のきなりの湯は、スポーツや散策の疲れを癒すのに最適な場所ですよ。

この公園は奈良県で一番最初に開花する場所といわれています。池の周りを囲むように桜が咲くスポットがあり、池に映る桜を見ながらゆっくり散策するのも良いですね。

忍海駅より車で7分の場所にある葛城山麓公園。12ヘクタールを超える緑地公園で、芝生広場やゲートボール場、遊具やバーベキューなど大人も子どもも楽しめる場所となっています。

園内はツツジやシャクナゲ、萩など四季折々の花を楽しむことが可能。3月下旬ころに約500本の桜が山麓沿いに咲き誇り、桜を目当てに多くの人が毎年訪れています。

針ICより車で45分の場所にある屏風岩公苑。国の天然記念物にも指定されている屏風岩を見ることができる場所で、高さ200メートル、幅2キロメートルにわたって奇岩が続く光景は圧巻です。

岩の麓には約300本の大木の桜が咲き、4月中旬頃が見ごろ。白やピンクの桜が咲き誇り、日本とは思えないほど壮大な光景が広がります。夜間にはライトアップが行われ、幻想的な空間が広がりますよ。

王寺駅より車で5分の場所にある竜田公園。竜田川沿いにある約14ヘクタールの都市公園で、紅葉の名所として知られています。古の歌人の和歌にも登場する場所で、秋には紅葉狩りも楽しめる場所。

敷地内には桜もあり、標高82メートルの三室山にはソメイヨシノの木が植えられています。3月下旬ころから桜が咲き始め、山が桜で覆われる様子はなかなか見ごたえがありますよ。