奈良のお金かからないおでかけスポット30選！レジャー・絶景・リフレッシュなど旅行好きな筆者が紹介

唐古・鍵遺跡は弥生前期から約700年にわたり存在した巨大な弥生時代の環濠集落。広さは約42万㎡に及び建物の遺構や土器などが多数出土しています。

発掘された土器に描かれていた絵を元に復元した楼閣など環濠や建物の柱を復元し当時の風景を再現したり、弥生の建物広場では弥生時代の大型建物の柱を模型で再現したりしていますよ。

笠地区のそば畑は龍王山や鳥見山、貝ヶ平山などに囲まれた高原で、20数年前から地域ぐるみで栽培をはじめ今ではそばの名所として知られるようになりました。秋になると田園風景のなかに約18ヘクタールもの真っ白な絨毯が出現します。

観賞するなら早朝がおすすめ。茜色の空と山々のシルエットとのコントラストがとても見事で、11月中旬には地元産のそば粉を使った新そばが荒神の里笠そば処で味わえますよ。

葛城山・金剛山の東山麓に伸びる全長約13キロの古道・葛城の道では秋になると田んぼの畦などそこかしこに真っ赤な彼岸花が咲きます。とりわけ葛城一言神社主変の群生は見事で、田園を艶やかに美しく染め上げますよ。

彼岸花の見ごろは1週間ほどなので観光協会などで開花情報を聞いてから出かけるようにしましょう。点在する歴史スポットを巡りつつのんびり秋の散策を楽しみましょう。

奈良のシンボル若草山。山頂からは東大寺や五重塔など箱庭のような古都の景色が広がります。この古都が最も美しく見えるのが夕暮れ時。茜色に染まる古都の街並みはシンボル山に相応しい絶景で空気の澄んだ冬場は一際夕焼けがきれいです。

日没後は新日本三大夜景の1つに選ばれた夜景も楽しめますし、天気が良ければ日没の30分ほど前から夕景を観賞できますよ。

奈良県南東部の天川村と上北山村にまたがる行者還岳は世界遺産・大峯億駆道にあり、その稜線を貫くトンネルは行者還トンネルと名付けられています。そのトンネルを通る国道から見える桜が珍しい。

山火事の燃え広がりを防ぐため稜線に燃えにくい桜の木を植えその周りに杉が植林されたそうで、新緑の中に鮮やかなピンク色のラインが何本も走る様子は圧巻。まるで山頂に向かって昇っていくドラゴンの群れのよう。桜色の龍たちもぜひご覧ください。

信貴生駒スカイラインの展望スポットに車を停めてみるのもおすすめ。子どもはもちろんその爽快な大パノラマに大人も満足すること間違いなしですよ。

時間に余裕があれば大阪と奈良の県境にそびえる生駒山は六甲山と並ぶ関西の2大絶景スポットの1つ生駒山にも登ってみましょう。ベイエリアの風景が広がる西の六甲山に対して東の生駒山からはまるで箱庭のような大阪平野などの景色が楽しめます。

奈良と三重の県境に近い室生。豊かな自然が残るここの森の中にあるのは世界的な彫刻家がてがけたちょっと不思議な公園です。なだらかな斜面に自然と調和しながら点在するぐねぐねの水路や太陽の光を感じるオブジェ、湖上の舞台などを巡って体全体でアートを鑑賞しましょう。

思い切り走っても大声を出してもOK。周りの山に声がこだまするサプライズも楽しみながら子ども背丈よりも大きな作品の数々で思い思いに遊びましょう。

山上公園芸術の森は世界的な彫刻家、ダニ・カラヴァン氏による巨大なアートが森の中に点在する不思議な公園です。約8ヘクタールの空間全体が風景彫刻で観賞するだけでなく中に入ったり登ったりさわって遊んでアートを体感できますよ。

らせん状の壁伝いに地下にもぐり暗闇の地下道から光の射す地上を目指す明と暗が楽しめるらせんの竹林がおすすめ。四季を通じて感性や五感が刺激される癒しの場所へでかけてみませんか。

大和高原の自然豊かなロケーションに囲まれたうだ・アニマルパークは動物好きファミリーの間で人気の無料公園です。週末になると多くの動物好きが訪れ、見晴らしの良い広大な園内ではヤギやヒツジ、小動物たたちが来園者を迎えてくれますよ。

園内には触れ合いはもちろんポニーの乗馬から牛の乳搾り、バター作りまで子どもたちが大好きな体験メニューがいっぱい。高原の風が心地よい園内で過ごす一日を通じて命の大切さを学びましょう。

生駒山上遊園地は標高642メートルの生駒山山頂にあり大阪平野や奈良盆地など360度の大パノラマが広がる遊園地です。至る所で大阪&奈良の両方面の景色を見下ろせる天空の遊園地として人気のスポット。

27種類あるアトラクションのほとんどが乗りながら景色が楽しめまた0歳でも保護者同伴で遊べるものもあります。入園無料なのもうれしいポイント。アトラクションはもちろん園内を歩いているだけでも景色が見えて大人も十分楽しめますよ。