この記事は、編集部で2023年12月11日にチェックし追加更新した最新情報を掲載しています!
奈良の見どころは無数の鹿が生息する奈良公園周辺をはじめ西の京・平城宮跡、班鳩、飛鳥、山の辺の道、吉野の6つのエリア。また奈良は法隆寺地域の仏教建造物、古都・奈良の文化財、紀伊山地の霊場と参詣道の3つのエリアが世界遺産に登録されています。初めて行くなら大仏様が鎮座する東大寺、色鮮やかな社殿が有名は春日大社などが集まる奈良公園がおすすめ。各エリアに世界遺産を構成する有名寺社がありますし、夜は寺社のライトアップが幻想的な古都を演出してくれますよ。そこで今回は、奈良の街に詳しい筆者が奈良でおすすめのドライブスポットを紹介します。※本サイトは広告プログラムにより収益を得ています。
ライター/espressivo
旅行が好きなフリーライター。美しい夜景や人気の絶景スポットはもちろん、アクティブに過ごせる場所、歴史ある建造物など情報を惜しみなくお届けするとともに、ビギナーでも安心して出かけられるよう分かりやすく解説します。
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神様のお使いとして鹿が大切に保護されているのが奈良。特に奈良公園周辺では人や車が道をふつうに野生の鹿が歩く姿が見られすぐ近くで触れ合うこともできます。
近年爽やかな朝の時間をゆっくりと楽しむ観光が人気。人が少なくのんびりと草を食べる鹿の風景は癒し度満点ですよ。
ここからは開放感あふれるロケーションと豊かな自然が育んだ絶景スポットを紹介します。四季折々の自然が美しい奈良の風景を眺めながらその場所だけで味わえる贅沢な時間を過ごしてみませんか。
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奈良公園は春日大社や東大寺、奈良国立博物館、正倉院など寺社や文化施設が隣接する奈良を代表する公園です。国の天然記念物の野生の鹿が棲息し鹿と紅葉が共演する奈良らしい風景に出会えますよ。
また10月下旬のナンキンハゼに始まり、11月下旬から12月上旬まで多彩な紅葉が楽しめます。ちなみに鹿は日の出から動き出すので、人が少ない朝一番に訪れると鹿と紅葉だけの絶景に出会えるでしょう。
スポット名 | 奈良公園 |
概要 | 古寺が点在する風光明媚な公園。園内には奈良国立博物館があり、人懐こい鹿も生息。 |
住所 | 日本、奈良県奈良市 |
営業時間 | 月曜日: 24 時間営業、火曜日: 24 時間営業、水曜日: 24 時間営業、木曜日: 24 時間営業、金曜日: 24 時間営業、土曜日: 24 時間営業、日曜日: 24 時間営業、 |
電話番号 | 0742-22-0375 |
公式サイト | 公式サイトにアクセスする |
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年間降水量約3500ミリで豊富な雨量が日本を代表する原生林を形成する大台ケ原。1400~1700メートル級の高原台地は関西有数のハイキングコースとして人気があります。最高峰の展望台がある日出ヶ岳や立ち枯れしたトウヒが独特な景観の正木峠など見所の多い東大台コースは全行程約9キロ、所要時間約4時間。
コース終盤の大蛇嵓は標高1580メートルの切り立った岩場から見下ろす大パノラマが圧巻の絶景ポイントとなっています。眼下は800メートルの断崖絶壁なので先端へ行く場合は他の人と譲り合いましょう。
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吉城園は萬葉集にも詠まれる吉城川に隣接する興福寺塔頭摩尼珠院の跡地を利用した庭園。苔の庭、茶花の庭、池の庭から成るのが特徴で苔の庭には茅葺の離れ茶室もありこれぞ日本庭園の美しさ。
自然の起伏や曲線を生かして造られた庭園には楓や木蓮、花水木など16種類もの紅葉する木々が植えられており庭園を秋色に染めます。園内をゆったり見下ろす四阿もあるのでぜひ訪れてみてください。
スポット名 | 吉城園 |
概要 | 穏やかに流れる川に隣接する、静かな雰囲気の伝統的な日本庭園。木造の茶屋がある。秋には美しい紅葉で彩られる。 |
住所 | 〒630-8213 奈良県奈良市登大路町60−1 |
営業時間 | 月曜日: 9時00分~17時00分、火曜日: 9時00分~17時00分、水曜日: 9時00分~17時00分、木曜日: 9時00分~17時00分、金曜日: 9時00分~17時00分、土曜日: 9時00分~17時00分、日曜日: 9時00分~17時00分、 |
電話番号 | 0742-22-5911 |
公式サイト | 公式サイトにアクセスする |
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高見の郷は杉や檜に囲まれた標高650メートルの山間に約1000本のシダレザクラが咲き誇ります。山肌を埋め尽くすほどシダレザクラが群れ咲くのは珍しく、土地の所有者が全国から優良株を集め10年以上かけて育てたきたそう。
桜の下で食事ができるレストランもあるので、都会の喧騒とは別世界の非日常時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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観光客でにぎわう東大寺南大門の喧騒を抜けると広がるこの池は東大寺大仏殿と正倉院にはさまれた厳かな雰囲気の中静かに紅葉が眺められる穴場。池の西側からは東大寺大仏殿や若草山、春日山を借景とした古都ならではの風景が楽しめます。
池の東側にイチョウの大木がありイチョウの黄色、カエデの赤、常緑樹の緑が水面に映り込む風景は秋にしか見られない絶景。鷺や鹿が現れることもありますよ。
スポット名 | 正倉院正倉 |
概要 | 横長の高床式校倉造りの建築物。宝物を収めるため 700 年代に建造された。 |
住所 | 〒630-8211 奈良県奈良市雑司町129 |
営業時間 | 月曜日: 10時00分~15時00分、火曜日: 10時00分~15時00分、水曜日: 10時00分~15時00分、木曜日: 10時00分~15時00分、金曜日: 10時00分~15時00分、土曜日: 定休日、日曜日: 定休日、 |
電話番号 | 0742-26-2811 |
公式サイト | 公式サイトにアクセスする |
風情がゆらり漂う奈良。ここからは目にした瞬間にスマホを取り出したくなる注目のフォトスポットを紹介します。どこか懐かしい心惹かれる景観や参道の散策をのんびり楽しみましょう。
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奈良県南西部、高野山から高野神スカイラインを使って車で40分の山の中に広がる野迫川村。標高1344メートルの伯母子岳や標高1260メートルの荒神岳に囲まれた村内のいろいろな場所で10月中旬から紅葉が楽しめます。
山深い村は雲海の名所としても有名で秋は紅葉の木々と雲海が一緒に眺められる貴重な季節。日本荒神の1つ荒神社の近くからは幻想的な絶景を楽しめます。雲海が出る気象条件を確認してから出かけましょう。
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親里大路沿いには市の木であるイチョウが約100本あり、秋には黄金色のイチョウの葉が道路を覆うように輝きます。国道から外れたこの道は比較的車も少ないのでゆっくり静かにイチョウ並木を散策できますよ。
晩秋のイチョウの葉の絨毯は圧巻の美しさ。またリニューアルされたことで野外ステージや大型遊具、飲食施設などを完備した天理駅前広場コフフンがオープンし注目度が高まっていますよ。
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霊峰・大峰山の湧水をたたえた渓谷では大小さまざまな滝や巨岩、神秘的なエメラルドグリーンの淵などダイナミックな渓谷美に出会えます。川沿いにはハイキングに最適な遊歩道が整備され渓谷美が間近に楽しめると人気。
全山が紅葉する11月初旬には天川村役場を中心に天の川もみじ祭りを開催し、期間中は役場からみたらい渓谷まで無料シャトルバスが運行します。春の新緑、夏の濃緑、秋の紅葉など訪れる季節によって渓谷が彩りを変えるのもみたらい渓谷の魅力。日差しが明るい午前中に行くと光に輝く絶景が見られますよ。
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近畿自然歩道にある葛城古道はバス停風の森より高天彦神社、一言主神社、九品寺、駒形大重神社を経てバス停まで約13キロ。豪族・葛城氏の故郷であり神話の舞台となった道はきちんと整備されており田園風景が続きます。
9月中旬を過ぎると至る所の畦道で曼珠沙華を目にするようになりますよ。おすすめは九品寺裏手にある丘一面に咲く曼珠沙華の群生地。深紅の花越しに奈良盆地が広がり大和三山も望めますよ。