愛知のお土産スポット15選！便利で品ぞろえ豊富・特産品・伝統工芸品など東海在住のお出かけ好きな筆者が紹介

知多半島の付け根に位置する大府市にある「JAあぐりタウン げんきの郷」は日本でも最大級の産地直売所です。「農」と「食」をテーマに新鮮な野菜はもちろん、地元の食材を使ったパンやお惣菜、スイーツも販売しています。

天然温泉や足湯、広場などもある複合施設なので、お土産を選ぶだけでなく楽しめますね。タイミングが合えば野菜の収穫体験もできますよ！

江戸時代から続く伝統工芸品である有松・鳴海絞りに興味がある方は、まずは「有松・鳴海絞会館」へ行くことをおすすめします。有松絞りの実演を見たり、予約しておけば体験もできますよ！

1階ではお土産として求めやすい、有松絞りの小物が並んでいます。国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた古い町並みの中にあるので、周りを散策するのも旅の思い出になりますね。

陶芸に興味のある方は、愛知には日本六古窯のうちの2つの窯があるので「焼き物めぐり」がおすすめ！まず紹介するのは、瀬戸焼について詳しくなれる施設「瀬戸蔵」。陶器も磁器も生産されているのが瀬戸焼の魅力ですが、その魅力をミュージアムでたっぷり知ることができますよ。

施設内の窯元直販ショップ「瀬戸蔵セラミックプラザ」では、温かみのある織部や黄瀬戸、志野などの陶器と、シンプルで日常使いしやすい磁器の両方が並びます。さまざまな作品のなかから、お気に入りを探すのも楽しいですね。

もう一つの日本六古窯は常滑焼です。滑らかな質感が魅力の常滑焼の急須は軽くて使いやすいうえ、鉄分を含んだ陶土がお茶の渋みや苦みををまろやかにしてくれます。「常滑市陶磁器会館」では昔ながらの朱泥の急須や人気の招き猫、普段使いの器など様々な作品が販売されていますよ！

「やきもの散歩道」のスタート地点でもあるので、時間のある方はここでコース案内のパンフレットを手に入れてぜひ常滑観光を楽しんでみてください。フォトジェニックな見どころやカフェ、ギャラリーなどをのんびり散策して、お気に入りのお土産が見つかるといいですね！

江戸時代後期に尾張で作られ始めた長い歴史のある尾張七宝焼に興味のある方は、「あま市七宝焼アートヴィレッジ」がおすすめです。アクセサリーを中心にさまざまな七宝製品がお値打ちに手に入ります！

七宝焼の名品鑑賞や制作工程の見学、体験もできて七宝焼の魅力を体感できますよ。体験で普段使いできるものを作れば、旅の思い出がいつでもよみがえるのでおすすめです。

最後に紹介するのは名古屋扇子の老舗「末廣堂」です。京都の伝統的な扇子づくりの技術を、ものづくりの盛んなこの土地で独自に発展させてきた名古屋扇子。男性物を中心に生産されていることもあり、優美な京扇子とは対照的に力強く機能美にあふれたものが多くあります。

ビジネスシーンにも溶け込むシンプルで美しい名古屋扇子は、ひと味違うお土産として贈ったら喜ばれそうです。また予約をしておけば体験もできるので、オリジナルの扇子を作ってお土産にすることもできますよ！