群馬のおでかけスポット30選！ドライブ・絶景・温泉宿など旅行好きな筆者が紹介

標高955メートルの見晴駅まで約4分の空の旅を堪能できます。山頂の上ノ山公園内には展望台があり、360度の絶景を楽しめるビュースポットとして人気がありますよ。

展望台からは赤城山や谷川連峰など上州の山々を見渡すことができ、壮大な景色はまさに圧巻。展望台手前の広場には芝生が敷かれているので、軽食を持参すればちょっとしたピクニック気分が味わえますよ。

3～7世紀の古墳時代を中心に関東地方で栄えたのが東国文化で、現存の群馬県がその中心にあたります。東国文化を代表する古墳は地域の有力者が葬られたお墓で、群馬県内には1万3000基以上あったそう。

埴輪の里公園では前橋の総社古墳群や大型古墳群が見学でき、石室に入る貴重な体験もできますし、古墳を守るさまざまな形の埴輪も見ごたえがありますよ。

榛名神社は約1400年の歴史をもつ神社で、古くから山岳信仰の場として知られています。巨大な御姿岩が背後に聳え立つ社殿は彫刻などが細部まで施された技術が見事。文化3年に再建され国祖社や神楽殿などとともに国の重要文化財に指定されています。

参道の中ほどにある行もの渓は特にパワーがあふれ途中の神橋から眺められますよ。

明治初期に建てられた旧吾妻第三小学校を博物館として再利用している中之条町歴史と民族の博物館。校舎の外観は西洋風の造りで内部は和風になっており、県の重要文化財に指定されています。

内部は学校の雰囲気を残したまま利用されており、教室などが展示室になっていますよ。資料は地元中之条町のものをはじめ約6000点が展示されているので、昭和情緒を感じながら散策してみましょう。

群馬県立近代美術館は深い森に囲まれた県立公園・群馬の森に佇む美術館です。主な収蔵作品はモネ、モロー、ルノワール、ムンク、安井曾太郎など。1950点にのぼる印象派以降の国内外の近代美術を中心に随時展示替えをしています。

また高崎市出身の実業家であり群馬の美術館設立運動に携わってきた井上房一郎が収集した日本・中国の古画や古書も見所の1つですよ。

1987年に開館した田山花袋記念文学館は田山家から寄贈された資料を中心に自筆原稿や書簡、日記、愛用品など約1万1000点を収蔵しています。また日本文学の近代化に貢献した田山花袋の生涯と文学的業績をさまざまな角度から紹介していますよ。

花袋の人柄や作品の時代背景、島崎藤村や国木田独歩、柳田国男らとの交友関係などをうかがい知ることができますし、周辺にはつつじが丘公園があるので花袋の少年時代に思いを馳せながら散策するのも楽しいですよ。

周囲を万座山など広大な山々に囲まれた自然あふれる高山温泉。豊かな自然と澄んだ空気が魅力で、夜には美しい星空が見られることから星に一番近い温泉としても知られています。

自然を感じられる露天風呂だけでなく、内風呂からも四季折々の自然を見ることができますよ。温泉は古くから豊富な湯量と硫黄をはじめとした27種の泉質による効能が期待され、これまで多くの難病を治したといつ逸話も残っている名湯です。

伊香保温泉旅館さくらいは日本有数の温泉地・伊香保の中でも中心地から少し外れた一角に静かに佇む温泉宿です。山々を望める露天風呂が特徴で、男湯からは榛名山と谷川岳を眺められる絶好のロケーションが魅力。

どちらも季節や時間帯で雰囲気が変わる山々から自然の美しさが感じられます。日帰りで温泉を利用する際は貸切のみ利用可能なので事前にチェックしておきましょう。

古来、湧き続ける自家源泉法性の湯は日本屈指の硫黄含有量という超高濃度硫黄泉。前面に建造物が一切ない絶景の露天風呂で乳白色天然温泉を存分に満喫できます。また地産地消を取り入れた和・洋・中バイキングも人気。

嬬恋高原野菜をはじめ上州牛や上州もち豚、さらにはギンヒカリや山女などの川魚を使ったここでしか味わえないメニューがにぎやかに並びますよ。

和心の宿オーモリは親しみやすく心和む宿をコンセプトに行き届いたもてなしが評判の宿です。宿自慢の屋上露天風呂ほの香では湯の街を眼下に眺めながら檜造りの湯船で湯あみを満喫できますし、浪漫の方は赤城山や武尊連峰など山々の景色が楽しめますよ。

いずれの湯船も満たすのは伊香保の名湯白銀の湯。疲労回復などの効能のほか美肌の湯としても有名です。また群馬地産地消優良店に認定されるほど料理にこだわった宿として人気がありますよ。