山梨の遊び場・暇つぶしスポット30選！フォトスポット・カラフル花畑・レジャーなど旅行好きな筆者が紹介

精進湖から見る富士山は大室山を抱いたように見えることから子抱き富士と呼ばれています。この富士山を背景に咲く紫陽花は地域住民が世話をしており、冷涼な標高900メートルにあるため開花が遅く七夕頃に美しい花を付けますよ。

咲いてから散るまでのほんのひと時に花たちが見せる最高の表情は見逃せません。

環境省選定の名水百選の1つ、忍野八海の近くを流れる新名庄川。両岸には400メートルに渡って約200本の桜が並び、清流に架かる木造の大門橋から眺めると勇壮な富士の姿が望めますよ。

開花時期にはライトアップも行われるので幻想的な風景を満喫してみてはいかがでしょうか。

山中湖花の都公園は富士山に最も近い山中湖の畔にあり標高約1000メートルの高原に広がる公園です。残暑が和らぐ季節を迎えると均整の取れた迫力ある富士山に映える約3000万本のキバナコスモスやチューリップ、ヒマワリ、コスモスなどが富士山をバックに咲き並び、思わずシャッターを切りたくなるほどの景色に姿を変えますよ。

また有料エリアの清流の里には水車や水遊具広場、富士山の溶岩型樹体験ゾーンなどがあります。1年で一番華やかな花の絶景をご覧ください。

新倉山中腹にあり五重塔越しに富士山を望むさまはまさに日本の風景と言えるでしょう。新倉山浅間公園は桜の時期の美しさで知られていますがおすすめは冬の積雪時。澄んだ青空の下、雪化粧が施された富士山や市街、朱塗りの忠霊塔が織りなす景観は神聖で心が洗われるようですよ。

富士山の初冠雪は例年9月下旬から10月中旬、市街地の初雪は例年12月位。階段など凍結していたり除雪されていない場所もあるのでご注意ください。

晴天率が高く日照時間が長い明野に広がる約60万本のひまわり畑。会場は3カ所あり、長い期間花が楽しめるメイン会場では8月に赤いひまわりもお目見えし迷路も登場します。

一帯は富士山や八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳が望める絶好のロケーション。浅尾新田会場は7月下旬に見頃を迎え農村公園会場では8月に満開になりますよ。

その孤高の美しさから時には信仰の対象として、時には芸術の源泉として人々の称賛を集めてきた富士山。パノラマ台は山中湖から三国峠へ続く県道730号沿いにある展望台です。

富士山が冠雪する秋から冬にかけて朝焼けと夕暮れの時間帯に訪れると真っ赤に染まる富士山が望めますよ。眼下には山中湖も広がりその景観は一幅の絵画のよう。晴天時には南アルプスまで見渡せます。

鳴沢氷穴は富士山麓にある代表的な溶岩洞窟の1つです。堂内は深さ21メートル、総延長153メートルにも及び内部見学ができますよ。

洞内には氷の壁や地獄穴など冒険心をくすぐるスポットが点在しており、天井から染み出した水滴が柱状に屹立する氷柱をはじめ幻想的な光景も見られます。

長池親水公園は山中湖の北岸に広がる公園で湖越しに富士山が一望できます。太陽が山頂と重なるダイヤモンド富士のビュースポットとしても有名ですよ。

ダイヤモンド富士を見られるのは年2回のみで、11月中旬と2月上旬の15時半から16時15分頃。晴天時はぜひ訪れて写真に収めましょう。ちなみに湖面に富士山が映り込む逆さ富士も見ごたえがありますよ。

河口湖天上山公園は標高1075メートルの地点に広がる絶景公園です。夕方から夜へと移りゆくマジックアワーに訪れると町に夜景越しに富士山の山影が浮かび上がり、幻想的なパノラマビューが待っていますよ。

麓から展望台へはロープウェイもあり約3分の空中散歩を楽しめます。秋から冬の日没後が特に美しくおすすめですよ。