福井のおでかけスポット30選！ドライブ・開運・温泉宿など旅行好きな筆者が紹介

湊八幡神社は戦国大名の朝倉孝景が創建。江戸から明治にかけてたびたび火災に遭っていますが、その都度社殿を再建し現在に至っています。境内の正面には足羽川の清流があり、春にはこの辺りを中心に桜まつりが開催されますよ。

家内安全、合格祈願、勝運などの所願成就にご利益があり、朝倉家をはじめ越前藩松平家からも篤い崇敬を受けた神社です。

毎年8月に行われる永平寺大灯籠流しは夏の終わりを告げる風物詩。永平寺修行僧120余名による大施食法要が行われるなか、願いを込めた1万基の燈篭が川面に浮かぶ情景はまさに幻想的です。

クライマックスには色とりどりの花火が夜空を染めまるので、ぜひ訪れてみてください。

東尋坊は切り立つ断崖絶壁に日本海の荒波が打ち寄せる豪快なシーンを望める日本を代表する自然景勝地です。垂直に切り立つ断崖は柱状節理では国内最大の景観で、国の天然記念物にも指定されていますよ。

荒波が打ち寄せるイメージが強いですが春や夏の海は比較的穏やか。足場がゴツゴツして不安定なので歩きやすい靴で訪れるのが良いでしょう。柵やなどが設けられていない箇所が多いので、高波や強風には十分ご注意ください。

遊歩道入口バス停から離島まで松林が続く海岸沿い約4キロに歌碑などが点在している荒磯遊歩道。道沿いには三国ゆかりの高見順や三好達治、高浜虚子らの文学碑が立ち、潮風を感じながらのんびりと散策することができますよ。

遊歩道の大半は日が落ちると真っ暗になるので早めに目的地に着くよう計画を立てるのがおすすめ。一部坂もあるため歩きやすい靴で出かけましょう。

梅雨から夏に境内一面が美しい緑の苔で覆われ苔宮とも呼ばれる平泉白山神社。厳かな空気が漂う境内を歩けば穏やかな気持ちになり、日常をリフレッシュできますよ。

見事な杉の大木と苔に守られた静寂の世界は聖域の雰囲気たっぷり。中世の宗教都市に思いを馳せながら境内を包み込む幽玄な空気を全身で吸収しましょう。

福井城址は越前松平家の繁栄を支えた名城の城跡です。築城当時は四層五階の雄大な天守閣と幾重もの堀を持っていたとされていますよ。また本丸の石垣と内堀が現存し、復元された山里口御門は谷石の石瓦でできた屋根が美しく、一帯は公園として整備されています。

樹齢数百年を誇る桜も歴史ある城の桜もお堀の桜も普段は気にも留めない見慣れた桜でさえも、ライトアップされれば目がさめるような美しい姿となりますよ。花の香りに包まれながら眼前に広がる絶景を愛でるひと時は格別です。

荒磯亭は目の前に日本海を構える場所に建っており、部屋の中でも波の音が聞こえてきます。部屋によって水平線か海水浴場となりますが、全ての客室から一面のオーシャンビューが愉しめますよ。

神経痛や冷え性に効果があるという三国温泉は湯治場としても人気があります。大浴場からの眺めは抜群で磯の香りに包まれながら日本海に沈みゆく太陽を望めますよ。

光風湯園べにやは光、風、温泉、芦原という風土にゆっくり身を委ねる光風湯圃がコンセプトの文人墨客や財界の要人も認めた日本の宿です。全17室の各客室には半露天風呂と部屋食をとる空間があり、和モダンな客室は自然を生かした造りで気兼ねのない寛ぎを提供してくれますよ。

源泉かけ流しの湯を独り占めできるのは露天風呂付客室ならではの醍醐味。大自然の中で湯あみを楽しみましょう。

関西の奥座敷として文人墨客をはじめ数多くの著名人や文人に愛されてきた地としても名高いあわら温泉。明治16年開湯の歴史をもち、井戸堀り農夫によって偶然発見されたのがはじまりです。

敷地内に3本の源泉を有し、加水・加温・循環させないかけ流しの温泉を大浴場や露天風呂、貸切風呂、足湯で堪能できますよ。

東尋坊三国温泉は目の前に日本海を望む天然の奇勝・東尋坊からもほど近い温泉です。オーシャンビューの露天風呂や大浴場をもつ宿、地元産の新鮮魚介を振舞う宿が多く、冬期はカニ料理目当てに訪れる人々で賑わいますよ。

潮風香る露天風呂やワンランク上のくつろぎが体感できる大浴場などで肌に良いとされる湯を堪能しましょう。