新潟の観光スポット30選！フォトスポット・絶景・リフレッシュなど旅行好きな筆者が紹介

日本の里百選にも選ばれた大小さまざまな棚田約200枚が斜面に広がる風景は人々を魅了します。この時期、雪解け水が雨水をためた田んぼに美しい水鏡が出現し、朝日を受けてピンク色に染まりますよ。早朝の雲海と日の出のコラボレーションも魅力的。

幻想的な朝霧風景や星空を移す棚田、秋の黄金に輝く棚田も素晴らしいですが、春夏秋冬刻一刻と姿を変える風景はいつ見ても飽きませんよ。

苗場山系から流れ出す釜川に7つの滝壺が重なる景勝地。川を挟んで右岸側に断面層、左岸側に縦層が見られる地質学的にも珍しいスポットで国の名勝・天然記念物に指定されています。三番滝の下流側に立つ弁天堂への遊歩道は崩落により通行禁止。

一番滝の近くにある高台の展望広場からの眺めを楽しみましょう。

尖閣湾揚島遊園は日本の渚百選にも選ばれた島内屈指の景勝地です。昭和28年公開の映画「君の名は」のロケ地としても有名。高さ20メートルの絶壁と岩礁がつくりだす景観は天下の絶景と称され、海中公園にも指定されています。

一帯は入り組んだ断崖や奇岩が点在し展望台や海中透視船などから雄大な眺めを楽しめますよ。

北沢浮遊選鉱場跡は鉱石を選り分ける設備が集まっていた地で、東洋一の選鉱場と呼ばれていました。現在はかつての工場跡や発電所跡が残る荒廃群。朽ち果てた建物がツタやツルに覆われた光景は映画「天空の城ラピュタ」の舞台を思わせる非日常感。

斜面を覆うコンクリートの骨組みが壮観ですよ。

岩首昇竜棚田は標高350メートルを超える山間にひっそりと広がる棚田です。空へ駆ける竜の鱗を想起させることから命名されたそう。江戸時代からその形状を受け継いでいるという田園は約460枚にものぼります。

ユニークな形が多く機械ではなく人の手で保存されているのが特徴。島の歴史と文化を肌で感じてみましょう。

越後七浦シーサイドラインは新潟県の日本海沿いに位置する、寺泊町野積と巻町角田浜を結ぶシーサイドルートです。海が西側にあり夕日を眺めるのにも最適。車を停めて展望できる場所も多数ありますよ。

海面から一段高い絶壁の岩場や海に近い砂浜の横、ビーチと漁師町の間など道のシチュエーションは変化に富んでいます。時間がゆっくり流れている雰囲気がありのんびり陸上をクルーズできるでしょう。

魚沼スカイラインは南北に延びる新潟県の魚沼丘陵を尾根伝いに縦貫して国道17号と並走するように北側の国道253号と南側の353号をつないでいます。県道76号および82号と交差する2キロほどの区間は中央線がある片側エリアは特に視界が開けていますよ。

ルートに5カ所ある展望台からは南魚沼の町並みや田園風景に加え八海山や越後駒ヶ岳をはじめとする名峰を眺望できます。

福島と新潟にまたがる奥只見湖は昭和35年竣工の奥只見ダムによって形成されました。このダムの建設工事用道路をルーツとする県道51号の一部区間が魚沼の小出地区と湖の北岸を結ぶ奥只見シルバーラインです。

名称はこの地で江戸時代に銀が産出されたことに由来。そしてルートは銀の採掘現場を思わせるかのように、全長の約9割が素掘りを含む19本のトンネルとなっていますよ。

松之山温泉街の北方、松口集落の北の丘陵一面に生い茂るブナ林。樹齢100年ほどのブナの木々はその美しい立ち姿から美人林と呼ばれています。大正末期、木炭にするためすべて伐採されて裸山になりましたが、自然に若芽が萌えだし現在の姿になったそう。

見頃は深緑と紅葉の時期。野鳥の宝庫でもありバードウォッチングも人気がありますよ。

巨大な亀のような形をした標高約167メートルの一枚岩。5月下旬から6月上旬には約100万本のトビシマカンゾウが咲き誇り黄色いじゅうたんが広がりますよ。日本三大巨石の1つに数えられ頂上には石塔があり、かつては上ることもできました。

一帯には遊歩道が整備され多くの観光客で賑わいます。