北九州の観光スポット30選！絶景・リフレッシュ・癒しなど旅行好きな筆者が紹介！

みちの郷土史料館は木屋瀬宿の中ほど、宿場町の本陣・脇本陣跡に建つ長崎街道木屋瀬宿記念館の一部として設置された史料館です。江戸から明治の木屋瀬で実際に使われていた品物や旅の道具などが展示されていますよ。

特色ある企画展を開催しているのもポイント。中には実際に触れられるものもあり、ちょっとして旅気分を味わえます。

河内藤園は日本有数の広さを誇る私営の藤園です。春から初夏にかけて20種以上の藤がいっせいに花をつけ、艶やかな紫が青い空と新緑に映えて圧巻の美しさを誇りますよ。

見所は80メートルと220メートルの藤棚と藤野花のトンネル。また甘く匂い建つ藤のトンネルを抜けた先には約1000坪の大藤棚が待っていますよ。

関門海峡の日本海側、響灘に面した岩松の北海岸線にある遠見ヶ鼻は北九州の湘南と称される脇田海岸、岩屋海岸を隔てる位置にあります。長年にわたる風波の浸食を受けた芸術的な岩肌は砂岩および頁岩の砂模様となっており、それだけでも見る価値はありますよ。

しおり見埼崎灯台と青い海のコントラストが美しく、その雄大さに言葉を失うでしょう。夕日や夕焼けの時間帯もおすすめです。

千仏鍾乳洞は昭和10年に国の天然記念物に指定された鍾乳洞です。入口から900メートル地点まで照明設備があり、往復約40分かけて鍾乳石や石筍、石柱の発達した神秘的な洞内を見学できますよ。

480メートル地点から先は水の中を進みますが、洞内は四季を通じて気温16度、水温14度で夏は涼しく冬は暖かいです。大人一人がやっと通れる細い道も多く本格的な洞窟探検気分が味わえますよ。

皿倉山は権化山、帆柱山などと帆柱連山を形成する北九州国定公園の一部です。高さ622メートルの山頂からは小倉や関門海峡など100万人都市・北九州市を一望できますよ。

特に夜景は100億ドルの夜景と言われており、新日本三大夜景の1つに数えられています。山頂にはケーブルカーとスロープカーで上ることができますよ。

平尾台は石灰岩が雨水や地下水によって溶けてできる独特の地形カルスト台地。国の天然記念物や国定公園、県立自然公園に指定されています。

斜面の溶け残ったピナクルは遠くから見ると羊の群れのように見えることから羊群原と呼ばれ、四季折々の美しい景観を作り出していますよ。ちなみに秋の七草の1つ桔梗は7～8月が見頃です。

菅生の滝は市内を流れる紫川の上流の滝です。道原地区の国有林の緑の中を5分ほど歩くと見えてくるその姿は荘厳な雰囲気。三段に分かれた滝の一ノ滝が最も高く落差は30メートル。

地名でもある菅生はこの滝のしぶきの勢いに女性の化粧も落ちて素顔になってしまうからという説もあるそう。川沿いに森を進んでいくと清々しい水しぶきと爽やかな水音が聞こえてきます。力強くもやさしい音で夏には涼を感じさせ癒し効果も抜群ですよ。

干潮時の沖合に約5キロもの広大な干潟が現れる市内最大の曽根干潟。大潮の時は沖の間島まで歩いて渡ることもできます。

市内有数の野鳥の宝庫で絶滅危惧種のズグロカモメが越冬し、夏の大潮の時にはカブトガニが砂地に産卵することでも知られていますよ。ちなみに曽根干潟の沖合で収穫される牡蠣は冬の風物詩ともなっています。

井手浦は海岸近くまで山が迫り傾斜地が多い北九州市の数少ない棚田エリア。国道322号線から平尾方面に進み井手浦浄水場を過ぎるあたりで見ることができます。

心安らぐ緑色の夏の棚田には井手浦浄水場の横を流れる小川で蛍が乱舞。平尾台の伏流水で作られる稲は秋に美しい黄金色の景色を見せてくれますし、収穫後は彼岸花が咲き乱れまた美しいですよ。

小倉城を抱える勝山公園では毎年4月前後に約300本もの桜が一斉に開花。昼夜を問わず桜を堪能できる小倉城桜まつりは北九州の人気イベントと言えるでしょう。

特に提灯を使ったライトアップで城地お城とともに浮かび上がる夜桜が多くの人を魅了しています。お堀の水面に浮かぶ桜の姿を眺めながら静かに春を慈しむにも乙なものですよ。