神戸のおすすめ美術館15選！名建築・体験・新コンセプトなど神戸で生まれ育った筆者が紹介

異人館として知られている「旧アメリカ領事館官舎」を利用して開館した「神戸北野美術館」。白い外観の建物に周りはオリーブの木で囲まれた、異国情緒ただよう雰囲気が魅力です。

神戸北野美術館では、世界的な有名画家たちが住んでいたフランスの「モンマルトルの丘」とその芸術家たちの作品を紹介しているんですよ！モンマルトルの丘の麓にあるカフェを再現した、「カフェ・ド・ミーミ」ではおいしいワッフルやパフェなどを楽しめます。テラス席で優雅にほっと一息つける美術館へぜひ行ってみてくださいね。

世界的に有名な西脇市出身の画家・横尾忠則さんの作品を収蔵している「横尾忠則現代美術館」。兵庫県立美術館王子分館の西館をリニューアルして開館しました。

歴史の浅い美術館ですがユニークな作品やイベントが話題となっているんですよ！作品は情熱に満ちあふれた迫力のあるものや、ひと目見てあらゆるイメージを抱くことができるものなどさまざま。ほかにもトークショーなどのイベントやワークショップが開催されます。撮影OKなのでぜひカメラを持って行ってくださいね。

イタリアを中心とした18から19世紀のヨーロッパの家具や絵画、彫刻などを展示している「プラトン装飾美術館」。実は今でも実際に人が住んでいる異人館なんですよ。

ミレーやコローなどが手がけた美術品が集結したゴージャスな私邸はフォトジェニックだと話題に！プールを眺められるテラス席でコーヒーやケーキを堪能でき、まるでヨーロッパにいるかのような優雅なひとときを過ごせるはず。カフェは土日祝日限定なので注意して行ってみてくださいね。

阪神淡路大震災から10年を迎えた神戸で、とんぼ玉というガラス作品を通じて未来への夢と希望を与えるために設立された「KOBEとんぼ玉ミュージアム」。技術者が交流するための場だけでなく、一般の人も「観る・学ぶ・創る・買う」の楽しさにふれられる体験型ミュージアムなんですよ。

ガラス作品が美しく輝くよう照明が少し落とされたノスタルジックな空間に。情緒あふれる世界観を演出しています。丸くてかわいらしいとんぼ玉制作を体験できたりお土産としてガラス作品を購入したりと、さまざまな過ごし方ができるのでぜひ行ってみてくださいね。

朝日新聞の創設者である村山龍平さんが設立し、日本の作品だけでなく東洋美術のコレクションも収蔵されている「香雪美術館」。香雪の名前は茶道にも精通していた村山さんの称号から由来しているんですよ。

美術品をテーマにした講演会と茶会を楽しめる「梅園会」に注目！収蔵されている美術品に関する知識を深められる場としてたくさんの人に親しまれています。ぜひ行ってみてくださいね。

世界的に有名な建築家・安藤忠雄さんの設計で設立された「兵庫県立美術館」。兵庫県出身の小磯良平さんや横尾忠則さんの作品をはじめ、国内外の近・現代絵画や彫刻作品を展示しています。

兵庫県立美術館は展示品の素晴らしさと並ぶほど、その建物にも魅力が詰まっているんですよ！フォトジェニックな螺旋階段をはじめ、無機質で落ち着いた雰囲気がただよう館内に圧倒されること間違いなし。ぜひ散策してみてくださいね。

神戸で生まれ育ち神戸を拠点に活動していた洋画家・小磯良平さんの作品を収蔵している「小磯記念美術館」。油彩や版画など約3,000点もの作品を入れ替えながら展示しています。

作品について詳細に解説してくれるハイビジョンギャラリーという最新技術も導入！小磯芸術を存分に堪能できるとして人気を博しているんですよ。中庭には小磯さんが40年間使ったアトリエを移築した建築物があり、四季折々の花々に囲まれたオアシスのような空間に。ぜひ行ってみてくださいね。

かつての兵庫県立近代美術館を活用し、貸しギャラリーとして開館した「原田の森ギャラリー」。兵庫県政100周年記念事業の一環として誕生しました。

全国で2番目に開館した県立近代美術館であり、日本を代表する有名建築家・村野藤吾さんが手がけた美術館なんですよ！荘厳にたたずむ真っ白な建物に圧倒されるはず。さまざまな企画展も開催しているので、ぜひ建物も含めて見に行ってみてくださいね。

白鶴酒造7代目・嘉納治兵衛氏が設立した「白鶴美術館」。本館と新館で構成されている老舗の私立美術館です。

本館には中国と日本の古美術品など、新館にはイスラム文化圏の美術品などが収蔵・展示！新館の作品は年に2回開催される展覧会でしかお目にかかれないほど、レアな美術品なんですよ。ぜひ展覧会のスケジュールを確認して見に行ってみてくださいね。