栃木のおでかけスポット30選！カラフル花畑・リフレッシュ・紅葉の名所など旅行好きな筆者が紹介！

男体山の噴火による溶岩の上を約210キロにわたって流れ落ちる渓流美。滝壺部分が大きな岩によって二分されており、岩を龍の頭に二手の流れを髭に見立てたのが名前の由来。

燃え立つような紅葉が純白の流れを取り囲む上流部の眺めもとても美しいですよ。

箒川沿いの谷間を中心に11カ所の温泉が湧く塩原温泉郷は、回顧の吊橋やもみじ谷大吊橋など風光明媚な吊橋の集積地でもありますが、中でも紅の吊橋は2002年に整備された新名所です。

すぐそばには公共の露天風呂のもみじの湯もあり、紅葉三昧を楽しめますよ。

渡らっしゃい吊橋は鬼怒川上流に位置し、高さ100メートルほどの岸壁が広がる瀬戸合峡に架かる吊橋です。川俣ダムの正面に架けられており、湯歩道を歩いて約30分のところにありますよ。

思わず足がすくむほどの高さですが、岩肌を彩る錦の点描に囲まれながらの空中散歩は忘れられない思い出になるでしょう。

那須連峰の主峰・茶臼岳は関東を代表する活火山です。秋になるとモミジやドウタンツツジが色づき、山麓から頂きにかけて錦の山と化しますよ。特に山頂付近の姥ヶ平は紅葉の名所で、辺り一帯には燃えるような木々の点描が広がっています。

ロープウェイを使えば9合目まで登れるのでそこから姥ヶ平を目指しましょう。噴煙たなびく華麗な山の姿に思わず絶句するはず。

1197年に足利義兼によって建立された真言宗派の本山。元は足利氏の居館であり、日本の百名城にも選ばれています。約4万平方メートルに及ぶ広大な敷地には国宝の本堂をはじめ貴重な建物が多く残されていますが、黄葉する大イチョウも見事。

樹齢650年の巨木で古来避雷針の役目を果たし、諸堂を災厄から守護してきたとも伝えられている姿をぜひご覧ください。

秋になると錦の様相を呈す、日光連山を代表する標高2468メートルの山です。麓には中禅寺や華厳ノ滝など国内屈指と言える紅葉の名所が点在しますが、そのほとんどが約3万年前から続く男体山の噴火活動によってできたもの。

円錐形の山体は雄大で美しく、明智平や半月山など展望所も多数ありますよ。

栗田美術館は江戸時代に肥前鍋島藩で生産された伊万里や鍋島のみを展示する、世界屈指の陶磁美術館です。約3万坪に及ぶ広大な敷地に本館や歴史館、無名陶工祈念聖堂、陶磁会館をはじめ格調高い建築物が点在。

緑豊かな自然に恵まれた環境にあるので、敷地内をのんびり散策しながら四季の移ろいを感じることができますよ。

日光二荒山神社は関東の霊峰男体山をご神体として祀る日光山信仰の始まりとなった古社です。古来、下野国の一宮として厚い信仰を集めていますよ。神域には華厳の滝やいろは坂、神橋のほか男体山・女峰山などの日光連山も含まれ、その広さは3400ヘクタールに及びます。

ご神体の二荒山大神は良い縁を結ぶ神として知られているので、恋人同士でぜひ訪れてみてください。

イタリア大使館別荘記念公園は中禅寺湖畔にある自然豊かな公園です。園内にはイタリア大使館の別荘として建てられた建物を復元して一般公開していますよ。

床板や建具などをできる限りリサイクルして復元された本邸のほか、副邸は避暑地として整備されており、併設のカフェでは湖を間近に眺めながらのんびりくつろげます。

徳川家康をまつる神社として二代将軍により創建された日光東照宮。境内には国宝や重要文化財が多数点在しており、「見ざる・言わざる・聞かざる」で知られる三猿や眠り猿、唐門、廻廊など見所が多いです。

漆や極彩色を用い精緻な彫刻が施された建築物の数々は芸術作品に匹敵するほどの見ごたえがありますよ。