蕨のおいしい居酒屋15選！和食・もつ焼き・町中華など飲み会にもおすすめのお店を居酒屋グルメライターが厳選

「河辰（かわたつ）」は蕨駅西口ロータリーの一角、アクセスは徒歩30秒と便利な場所にある人気居酒屋です。人気の理由は「まぐろ」の料理。海無し県の埼玉にあって、驚きのクオリティのまぐろを味わえます。入店したらまず「まぐろの刺盛」を注文してみましょう。まぐろの香りを楽しめる「赤身」に程よい脂乗りの「中トロ」、脂たっぷりながら上品さも感じる「大トロ」。その他「カマトロ・脳天」などの希少部位も味わえます。

なかでも（まぐろの）「ノド」は他ではなかなか食べられない部位ですよ！

「河辰」と同じ一角、ぶぎん通り商店会にある「冨士屋（ふじや）」も人気の居酒屋です。創業半世紀を超える老舗で、店の造りは大衆割烹風。料理も和食全般、豊富にそろっています。飲み会ならまずは「お刺身盛合せ」でしょう。定番のマグロをはじめ季節の魚を捌いてくれます。それを待つ間には具だくさんでおつまみにもなる「冨士屋サラダ」や「モツ煮込み」をどうぞ。

そしておすすめは「かつ煮」。いわゆる“かつ丼のアタマ”で、お酒によく合いますよ！

「冨士屋」から角をひとつ曲がれば“大衆酒蔵”を掲げる「居酒屋まるよし」の暖簾が見えてきます。看板には「波」のイラストがあるように海産系の料理が売りで、まずは「さしみ盛合せ」から。きっとそのコスパに驚くことでしょう。さらに「くじらさし」もこの店で人気の一品、モッチリ肉っぽい食感と旨みが魅力です。

魚だけではありません。特に「煮こみ」はほとんどのお客さんが注文するほどですよ！

蕨で蕎麦屋酒なら「玄 田むら（はる たむら）」がおすすめ。蕨駅東口から徒歩5分、塚越大通りから東中裏通りに入ったところに店を構えます。「蕎麦屋の一品」として蕎麦前メニューが充実。定番の「板わさ・焼のり」に「煮奴・湯豆腐・鴨豆腐」などの豆腐料理も人気です。締めはもちろん蕎麦。通常の「せいろ」と蕎麦の実を殻ごと挽いた「粗挽き」があり、「味くらべ」ならその両方を味わえます。

自分で摺りおろす山葵の香りも味わいを深めてくれるでしょう。

蕨で立ち飲み・昼飲みなら「立ち呑み もりすけ」があります。場所は駅西口の蕨名店商栄会の入口。店内はコの字の立ち飲みカウンター、注文はカウンターの小さなカゴに千円札を入れておいてキャッシュオン。料理は100円台からズラリと並び、「煮込み」や「厚揚げ」はこの店の定番メニューです！

なお多人数だと入店不可の場合があるので、気の合うメンバーとの昼飲みやゼロ次会におすすめします。

蕨でもつ焼きといえば「やきとり喜よし（きよし）東口本店」。店名は「やきとり」ですが、もつ焼きを看板に創業半世紀を超える老舗です。東京にある名店とその系列店を輩出していることでも知られるレジェンドクラスの店でもあります。名物は「みそ焼」のもつ串。もつはシロ・レバー・カシラにタン・ハツ・ナンコツなど。もちろん「たれ・塩」もあってそれぞれの味で「セット（おまかせ）」でも注文できますよ。

お酒は「キンミヤ」焼酎のミニボトルと割り物の組み合わせがもつ焼きにバッチリです！

「蒼屋（あおや）」はぶぎん通り商店会にあるもつ焼き居酒屋。庇看板には「やきとり やきとん」の文字があるように鶏・豚両方の串を楽しめて、少ないながら牛もあります。しかしメインは種類で圧倒する「もつ焼き（やきとん）」です。まずはガツ・子袋などの「刺串」を。そして「タン・カシラ・レバ」などのもつ焼きを味わいましょう。

そして合の手の「大根酢」と一人3杯までの「金宮梅割」の組み合わせは、東京下町の有名もつ焼き店でも定番です！

「蒼屋」の並び（2軒隣）には「もつやき酒場 武蔵屋（むさしや）」があります。もつ焼きは「ハツ・タン・カシラ」と並び、オーソドックスながら「カシラスタミナ焼」や「カシラガーリックバター」などのオリジナル串も人気です。定番の「もつ煮込み」は都内の人気店（加賀屋など）でお馴染みの土鍋に豆腐入り。そして名物「もやしホルモン炒め」で盃を重ねましょう！

お酒はもつ焼きにピッタリの「ホッピー」（白・黒あり）がおすすめです。

「筑前屋（ちくぜんや）蕨店」は駅西口ロータリー正面の路地にあるもつ焼き居酒屋。まさに大衆酒場的雰囲気が漂う楽しい店です。東京・人形町に本店を構え“本物のやきとん”を掲げることでお馴染み。そのやきとん（もつ焼き）は「旨タレ・塩」に秘伝の「博多みそダレ」でも味わえます。飲み会なら「串盛り」がおすすめです。

そして筑前屋名物の「バカ盛」。ポテトフライとからあげのボリュームをぜひ体験してくださいね！