呉服町のおいしい居酒屋15選！和食・海鮮・もつ鍋など飲み会にもおすすめのお店を居酒屋グルメライターが厳選

「須崎屋台（すざきやたい）かじしか」は店名で分かるように、かつては知る人ぞ知る屋台の名店でしたが一度閉店の後、現在の店舗形態で復活しました。福岡の地産地消をモットーに掲げ、気軽にご当地グルメで飲めることが人気の理由です。まずは博多の海の幸、「ゴマサバ」や「イカの活き造り」はお決まりといえるメニュー。さらに「博多ネギ巻き」や「博多和牛のすき焼き串」などの串巻きも博多の名物料理として知られます。

締めは屋台らしく「かじしか特製ラーメン」で決まりです！

博多を代表する料理のひとつ「水炊き」を呉服町で味わうなら「博多水たき濱田屋 店屋町店（はまだや てんやまちてん）」がおすすめ。博多駅寄りに「本店」がありますが1号店は店屋町店で、常連客もこちらに通います。濱田屋では新鮮な鶏ガラを大量に使い、短時間で一気に炊き上げるスープが自慢。初めにそのスープを味わい、鶏のぶつ切りやミンチ、野菜の順番でいただきます。

もう一つの名物「馬刺し」もセットになったコースで味わいましょう！

「割烹よし田」は昭和39年（1963年）創業の老舗割烹店。長年天神地区に店を構えてきましたが、当地の再開発により現在の場所（店屋町・赤間町通り）に移転しています。九州の食材を使った和食が売りで、中でも「鯛茶」はメディアでも度々紹介される名物中の名物です。自慢の鯛は「しゃぶしゃぶ」でも味わえ、その他「いか活造り」もこの地ならではのおすすめグルメといえるでしょう！

なお天神の開発終了後（2025年予定）は新店舗で再開の予定です。

「小料理屋 そのへん」は上西町通りと冷泉通りの交差点近くに店を構え、“居酒屋よりも上品に。割烹料理店よりもお気軽に”をコンセプトに掲げる和食店。刺身は長浜市場直送、野菜は朝倉・糸島の地物をふんだんに使います。そして魚や肉の「土鍋」、海鮮造りの「そのへんの茶碗蒸し」は店のイチ押しです。

これらの名物がそろった「コース」なら、店のコンセプト通りに“ちょっと贅沢な”飲み会が楽しめますよ！

「小料理 そのへん」の右隣には姉妹店の「香家（こうばしや）」があります。旬の食材の炉端焼きをメインに和食全般でお酒が楽しめ、立ち飲みも個室での飲み会もOKという総合力の高い店です。まずは入荷の鮮魚類を日替わりメニューで確認しましょう。さらに居酒屋の定番「自慢の燻製ポテトサラダ」や自家製「濃厚豆乳豆腐」など。

炉端は魚なら「やみつき！肉厚エイヒレ」、肉なら「博多華味鳥の炭火焼き」がおすすめです！

「目利きのたか志」は呉服町駅から祇園方面に向かうグルメストリートである赤間町通りに店を構える人気の海鮮居酒屋です。大阪の名店で技を修めた店主の目利きによる食材を使った料理を厳選の日本酒に合わせて楽しめます。名物は「毛ガニジュレ掛け」。プリプリの毛ガニを味わいましょう！そして博多グルメのゴマサバ風「ゴマカンパチ」も忘れずに。

日本酒には徹底してこだわり、秋田の「新政」をはじめ福井の「黒龍」などそれぞれ限定酒までそろえています。

「海鮮酒肴（かいせんしゅこう）やおき」は大博通りを築港方向に向かい横町筋を入ったところにある居酒屋です。店内は気取りのない家庭的な雰囲気で、自慢は店主の選んだ魚介類。「お造り盛り合わせ」はこの店の一番人気です。マグロをはじめサワラ・太刀魚などなど。そして「タコやわらか煮」や明太子の「博多あごおとし」は出汁の効いたお酒にぴったりの一品です。

締めには「旬の魚の茶漬け」がおすすめ。その日の魚を確認してくださいね！

「まぐろ料理紀文（きぶん）」は呉服町駅1番出口から徒歩2分ほどの冷泉公園通りにある海鮮居酒屋です。店の入口には“親子三代受け継いだ自慢の味”と書かれており、自信のほどが窺えます。創業60年に及ばんとする老舗で元々は繁華街の天神に店を構えていましたが、当地の再開発によりこの地に移転してきました。まぐろは「刺身」をはじめ「カマ焼き」や「串揚げ」などでもいただけますよ。

締めはもちろん鉄火丼で。「黒鉄火丼」は黒（本）まぐろを使ったワンランク上の一杯です！

「めしや漠（ばく）」は呉服町駅5番出口から徒歩1分、明治通りにある居酒屋です。駅近で店内には個室も完備する飲み会向きの造り。“博多前”の新鮮な魚を使った海鮮料理が自慢で、「刺身盛り」はこの店の定番メニューです。新鮮な魚は塩焼きや煮つけもおすすめ。「たかば」（ハタ科の白身魚）などがあればぜひ！締めには「土鍋一合飯」を「あら汁」とともに。30分くらいかかるので、早めに注文してくださいね。

そしてお酒は福岡でここだけと言う「剣菱樽酒」が飲めますよ。