思案橋駅周辺のおいしい居酒屋15選！和食・中華・コスパ◎など飲み会にもおすすめのお店を居酒屋グルメライターが厳選

創業半世紀を超える歴史を誇る居酒屋「はくしか 本店」は、浜町アーケードとよろずや通りを結ぶ細い路地にあります。老舗らしい雰囲気たっぷりの外観に思わず引き込まれてしまうでしょう。名物は「淡口（うすくち）おでん」で、そのおでん鍋を囲むコの字カウンターが特等席。おでんは30種類ほどの種が用意されていますが、「はくしか特製あげ」などの自家製種がおすすめです。

そして、長崎名物「ハトシ」（海老すり身の揚げ物）もぜひ味わってくださいね！

思案橋駅から鍛冶市通り北に100mほど進むと居酒屋「多ら福 亜紗（たらふく あさ）」があります。長崎市内で居酒屋を営むASA DININGの一軒で、この店も予約が取れないほどの人気店です。人気の理由は充実した料理。刺身をはじめとする海鮮系が充実、さらに長崎牛や九州地鶏などの肉料理も味わえるからです。中でも「胡麻さば」や「胡麻ダレしまあじ」はこの地ならではの逸品としておすすめ！

お酒は長崎の日本酒や焼酎をズラリとそろえていますよ。

思案橋横丁を入った路地にある居酒屋「こいそ」。黒を基調とした店内にはカウンターとテーブル席、奥には座敷もあり落ち着いた雰囲気が漂います。カウンターの目の前には様々な大皿料理。最初にお通しが供されますが、その手抜きの無さに期待がふくらみます。定番は「さしみ盛り合わせ」。平目やサバなどの地魚に加え（入荷時には）くじらも相盛りにしてくれます。大皿からは「とりみんちと野菜のあご出し仕立て」がおすすめです。

そして最後はご当地の「五島うどん」で締めましょう！

名店の並ぶ思案橋横丁でも老舗中の老舗が「一二三亭（ひふみてい）」。明治29年（1896年）現在の丸山町に創業、120年を超える歴史を誇ります。この店では刺身などの居酒屋料理や卓袱などの郷土料理も味わえますが、何といっても名物は「おじや」です。丼一面を覆う大量のゴマとネギがたっぷり乗せられてきます。クリーミーな優しい旨さが体に染みわたるでしょう。

このおじや、飲んだ後の締めに最適ですが、メインの料理としても納得の味わい深い一品ですよ！

春雨通りから北向きの路地にある居酒屋が「安楽子（あらこ）」。暖簾をくぐって中に入ると左にカウンター、右にテーブル席、そして奥にはゆったりできる座敷があります。この店ではまず「刺身」をいただきましょう。中でも地物の「あじ」は外せません。鮮度が良いのでその食感も楽しめるタタキで提供、そして「さば」も生と締めのどちらでも味わえます。さらに「くじら」も赤身・尾の身・オバなど、これぞ長崎ならではのグルメです！

お酒は八女の銘酒「喜多屋（きたや）」、新鮮な魚によく合いますよ。

思案橋駅から思案橋横丁に入るとまず「天天有（てんてんゆう）」の看板。昭和21年（1946年）創業という老舗の中華料理店です。その歴史を遡れば長崎ちゃんぽんの発祥とされる四海楼（しかいろう）に辿り着くという店で、もちろんその流れを汲んだ「ちゃんぽん」が名物でもあります。店内は町中華のような渋い造り。「餃子・エビチリ」などの定番メニューや「皿うどん」をシェアしてお酒を楽しみましょう。

そして締めはもちろん「特製ちゃんぽん」で！

天天有の並びには「康楽（かんろ）」があります。この店も創業70年以上という老舗で、料理の豊富さとクオリティの高さで高い評価を得ている店です。例えばご当地グルメの「ちゃんぽん」や「皿うどん」にしても、その「具」をおつまみにしてお酒を楽しむお客さんもいるほどの味の良さ。ぜひ“特製”を意味する「ソボロ」ちゃんぽん・皿うどんを味わってみてくださいね。

もちろん本格中華もお墨付き。中でも「かに入りフカヒレのしょうゆ煮」がおすすめです！

康楽の向かいには「満福（まんぷく）」があります。この店の名物は「カレー皿うどん」。メニューにも“満福イチオシメニュー！”と掲げるほどの自信作です。極細のカリカリ麺に懐かしさを感じさせるカレー味の餡で、これをシェアしておつまみにするのがおすすめ。ビールがどんどん進みますよ。そのほか飲み会向きの「餃子・しそ餃子」や「おでん」もあります。

そして最後はこれもまた人気の「カレーちゃんぽん」で締めましょう！

続いては「よこはま 思案橋店」。有名人の来店も多い人気店で、店内にはサイン色紙が飾られています。料理は「双盆（前菜盛り合わせ）」で自慢の焼豚やくらげの冷菜・ピータンなどでスタート。さらに点心系の「シューマイ・ギョウザ」がおすすめ、一品料理は「乾焼蝦仁（エビチリ）」と「上海焼そば」が店のイチ押しです！

そしてこの店でもやっぱり「チャンポン」。特徴はクリーミーなコクのあるスープ、ひと味違いますよ。