千駄木のおいしい居酒屋15選！海鮮・日本酒・コスパ◎など飲み会にもおすすめのお店を居酒屋グルメライターが厳選

千駄木で鮮魚自慢の居酒屋といえば「魚我志 むさし（うおがしむさし）」が人気です。千駄木駅からは不忍通り沿いに徒歩10分ほどの場所にあるマンションの2階。毎日市場に出向いて買い付ける鮮魚類は「刺身」が自慢で「大漁盛り」はこの店の定番メニューです。その他、焼き魚や煮付けなど各種の調理で味わえます。

締めの名物が「鯛土鍋飯」。魚沼産のコシヒカリを使ったこだわりの一品で、炊きあがりまで40分ほどかかるので早めの注文がおすすめです！

千駄木駅から三崎坂、そしてよみせ通りを少し入った場所に「彬（あきら）」はあります。隣には魚屋があり、ここが店主の実家という海鮮自慢の居酒屋です。名物は「石焼ほたるいか」（3～5月限定）。石の上で温めたほたるいかが破裂して「わた」が出てきたら、身を絡めていただきます。その旨みはまさに最高のお酒のアテになるでしょう。

もちろんその他の海鮮料理はどれもがおすすめ。特に刺身は「白身」や「貝」だけの盛り合わせもできますよ！

根津神社のすぐ近くにある“日本一鯨にこだわった店！を自称するその名も「食滋楽（くじら）」。確かに都内でも鯨の専門店はそうは無いはずです。そのこだわりは並ではなく、扱う鯨肉は氷室で熟成させた「無凍結本生肉」で完全無添加。さらにその希少部位がいただけるのです。「刺身・炭火焼・竜田揚げ・ベーコン」など“鯨”を満喫するにはこの店以外にないでしょう！

なお席数は限定につき、事前の問い合わせは必須ですよ。

千駄木の名所ともいえる「団子坂」。その坂の途中にユニークな居酒屋「三忠（さんちゅう）」があります。何がユニークかといえば、徹底的に「たこ」にこだわっていること！まずは神奈川久里浜の「真たこ」と北海道釧路の「水タコ」の“違いのわかる”「2点盛」。さらに「お造り」各種、「酢の物」「焼き物」や唐揚げやガーリック焼きで味わう「吸盤」料理もあります。

そして名物中の名物が「ふわふわ明石焼」。一般的なたこ焼状ではなく、見てビックリの一品ですよ！

千駄木駅から三崎坂を上り始める辺りに店を構える寿司の名店が「乃池（のいけ）」。この店の名物は何といっても「穴子」です。その穴子は「ふんわり」煮上げて、半世紀の歴史が味わいを深めた「つめ」をたっぷり塗っていただきます。その食感と味は「食べて良かった！」と思わせてくれるはずです。もちろん穴子以外の寿司もおすすめで、江戸前の代表ともいえる「こはだ」や「車海老」はぜひ味わってみてください！

飲み会なら、2階のテーブル席や座敷がおすすめです。

あの超人気店「肉山」のプロデュースする「肉と日本酒」が千駄木にもあります。場所は三崎坂の中ほどで一見何の店かわかりませんが、入口横にある「肉」の文字が目印です。“貸切りセルフサービス”というユニークなシステムとなっており、「コース焼肉」（その日の仕入れで内容が変わります）＋ビールや日本酒が飲み放題。特に「日本酒」は揃えにこだわり、60種類もの銘柄を楽しめます！

貸切りの無い日は個別の予約が可能な場合もあるので、ぜひ問い合わせてみてください。

「和の居酒屋 月」は千駄木駅すぐ近く、団子坂の入口付近にあるビルの地下という隠れ家的な場所。店内はカウンターにテーブル、小上がりスペースという造りで飲み会もOKです。料理はまずその日の「刺身」でスタートしましょう。その後は「焼き魚」や「さばのへしこ」「鰹の酒盗」、熊本の逸品「うに豆腐」なども味わってみてください。

日本酒は全国各地の銘酒が用意されているので「飲み比べ」セットがおすすめですよ！

谷根千の名所の一つとして知られる「へび道」。現在は暗渠となっている藍染川上の路地で、クネクネ曲がっていることからこの名で呼ばれています。その一角に店を構える焼き鳥の名店が「串焼とくり」。こだわりは「つくば茜鶏」で、なかでも「ちぎも」は白レバ―をふっくらジューシーに焼き上げたもの。日本酒も厳選してそろえており、焼き鳥とのマリアージュが楽しめます。

谷根千散策後の飲み会にはまさにうってつけ！そんなおすすめの店です。

千駄木駅から不忍通り沿いに10分ほど歩くと、鰻料理の名店「稲毛屋（いなげや）」があります。創業は昭和2年（1927年）という老舗です。この店では江戸前の「関東風」と「関西風」（蒸さない直焼）の鰻が選べて、関東風は「ふっくら」関西風は「香ばしい」仕上げ。そして看板に「鰻と地酒」と掲げるほど「日本酒」にはこだわっています。

メニューには全国の銘酒がズラリ。「わさび漬」や「かきの佃煮」などの酒肴類もそろっていますよ！