【2023年版】蔵前でカレーならここ！街の魅力を知り尽くしたグルメライターおすすめの15選【コスパ◎・人気店・エスニック・和風など】

辛さより香りが大事な料理とスパイスの調合はもちろん、より風味が引き立つ火入れにまで腐心するカレー。ダルの優しい滋味に具材が混ざるほど層をなす芳しい香りの厚みは、職人気質の仕事の賜物です。

締めにはヨーグルトとキリッと辛いニンジンのアチャールがいただけますよ。まろみと辛味の妙なる調和に、ダルバードの真骨頂を体感しましょう。

さまざまな国の料理を学んだ店主が作る辛さを極限に抑えたマイルドなルウ。その味にファンが多いです。ニンニクやヒマラヤネギの香味を効かせ、ギーを加えたダルは、まったりと広がるコクを前面に出していますよ。

対してぎっしり並んだ自家製アチャールやタルカリは、スパイス使いで細かく味変。全国でも希少な国産水牛カレーと共に楽しめるのも、この店ならではですよ。

スパイス20種による鮮烈な刺激と、炙り焼きチキンによる布明コクがマッチする一皿が名物。野菜と果物をふんだんに使い、小麦粉不使用のパイオニア的存在です。

オリジナルのカレーソースはロンドンやジュネーブでも腕を振るった店主が、フレンチの技法を用いて考案したレシピ。丹念に抽出されたブイヨンが、カレーの深み溢れる旨みを生み出していますよ。酸味の効いたオリジナルドレッシングとルウの相性が見事です。

自慢のスリランカ料理は山菜などの和の食材で季節感を演出しており、ダルの柔らかな塩味、パンチの効いたチキンカレーの辛味のメリハリが後を引くオリジナルの一皿になっていますよ。

辛さを抑えたカレーは店主の人柄が感じられる優しい味わいで、女性ファンが多い。また、色とりどりの総菜にはフェヌグリークやティンブルーといった現地の香りを効かせつつ、イリコのアチャールやビーツとリンゴの和え物など、幅広い食材を随所に取り入れていますよ。