大塚のおいしい居酒屋15選！日本酒揃え・焼き鳥・インド料理など飲み会にもおすすめのお店を居酒屋好きグルメライターが厳選

大塚が“日本酒の聖地”と呼ばれる先駆けとなった店が「串駒（くしこま）」です。今や国内トップクラスの銘酒とされる「十四代」もこの店が世に広めたといっても過言ではありません。その十四代をはじめとした全国の銘酒と、それらによく合う酒肴を提供しています。まずは「お通し」を見ただけで、日本酒の味を引き立てる料理をさりげなく出してくれることがわかるはずです。

能登の魚醤“いしり（いしる）”を塗って焼いた名物「いしり餅」も注文を忘れずに！

大塚の名店「串駒」が姉妹店としてオープンした店が「串駒房（くしこまぼう）」です。本店同様日本酒のラインアップは見事なもの。料理もお酒によく合うものをそろえています。大きな違いはこの店では「おでん」をメインとしていること。そのおでんは出汁に徹底してこだわり、その旨みが日本酒の味と驚くほどマッチします。「はまぐり」などはその代表的な一品です。

岩のりの佃煮と一緒にいただく「豆腐」や、半熟の黄身がまろやかな味の「玉子」もぜひ！

大塚をグルメタウンとして知らしめた一軒が「みや穂」です。それだけに、日本酒の揃えはもちろん「お通し」からこだわりを感じさせます。予約時にコースかアラカルト（「お造り盛り合わせ」は注文必須）を選びますが、4名以上の予約はコースのみです。コースは食事まで含まれる「旬/料理コース」と「おつまみコース」の2種類になります。

ランチタイムには「はまぐりの潮soba」など、割烹居酒屋の出汁を使ったラーメンが人気になっていますよ（夜の“締め”としても注文可）！

店名からも豊富な日本酒揃えが想像できる「酒蔵きたやま」。典型的な居酒屋スタイルであるコの字カウンターに座ったら、まずは「お好み 三品」をどうぞ。「豆腐西京漬け」や「いぶりがっこチーズ」など（12品ほど）から三品を選べるシステムで、まずはこれを味わいながら飲み会を進めましょう。こだわりの鮮魚は「本日のおすすめ！」としてボードに書かれているので要チェック！

日本酒は「純米酒・吟醸酒」などの種類別や「燗酒」向きのメニューを用意するなど、そのこだわりがよくわかります。

大塚でいかにも酒好きが好みそうな店名の「ぐいのみ大（だい）」。この店の酒揃えは「唎き酒セット」が日替わりで用意されていることで、その回転の良さがわかるでしょう。料理も当日メニューが手書きされ、新鮮な魚介類は「本日のお刺身」として並びます。もちろん、焼いたり煮たりの調理もOKです。

ユニークなのは一般にはワイン向きと思われる「チーズ」を各種用意していること！日本酒とのマリアージュを提案してくれます。

「大塚で焼き鳥！」そんなイメージを確立した店はここ「蒼天（そうてん）」でしょう。重厚感のある外観に店内も焼き鳥屋とは思えないお洒落な雰囲気です。ミシュランのビブグルマンに選ばれたこの店の焼き鳥を手軽に味わうなら「5本セット」がおすすめ。内容は日替わりで、おまかせの肉串となります。

コースとしてベーシックな「串コース」（先付・椀・串6本・〆）と品数の増える「蒼天コース」があり、こちらもおすすめです！

大塚で今注目の焼き鳥屋といえば「やきとり 結火（むすび）」でしょう。この店は目黒にある焼き鳥の名店が大塚に出店した新店だからです（2021年6月開店）。こだわりは鹿児島の「黒さつま鶏」を使うこと。その肉は弾力のある食感で、噛めば味のしみ出るジューシーさもあります。

料理はおまかせのコースのみ。ストップをかけるまでいろいろな種類の串を焼いてくれます。中でも「皮」は他店とは全く違う食感と味わいが楽しめますよ！

「焼鳥 クロウタドリ」はJR大塚駅南から5分ほど歩いた細い路地にある隠れ家的な店です。この店の自慢は「クラフトビール」。5基のタップから注がれる個性のあるビールはどれもが味わい深いもの。もちろん焼き鳥も自慢で、ご主人は都内の名店で技を修めた腕利きです。串は「ネギマ」や「皮」などの定番ものに加え、その日入荷の希少部位（背肝・ふりそでなど）があればメニューに載せられます。

「コース」を注文して、クラフトビールで気軽に楽しむのもおすすめです！

大塚で焼き鳥の老舗といえば「鳥政（とりせい）」になるでしょう。創業半世紀を超える歴史を誇る地元で長く愛されている焼き鳥居酒屋です。「串焼」と大きく書かれた暖簾をくぐって店に入れば、そこにはまさに“昭和の酒場”があります。串焼きは「とり（正肉）」「皮」「ねぎま」などに加え「シロ」「レバー」などのもつ焼きというラインアップ。

焼き上がりを待つ間には「とり皮にこみ」をいただきましょう。鶏皮を味噌味に煮込んだこの店の定番メニューです。