【保存版】高円寺で寿司ならここ！街の魅力を知り尽くしたグルメライターおすすめの15選【高級店・リーズナブル・カジュアル・記念日向けのお店など】

こちらでは身が甘くやわらかな新イカに、脂ののったイワシなど、しみじみ旨いネタを赤酢入りのシャリで1貫ずつ握ってくれます。風味を活かした締め具合の新香や、炙った身を海苔で巻いて食す黒ムツなど、セットに追加して楽しめるネタもその時々で用意していますよ。

ダシで炊いた赤茄子に炙ったキンメダイ、そしてじゅんさいをあしらったお椀に、マグロに絡みつくうみぶどうの食感が楽しく、ありそうでなかった相性の良さに目を見張ります。

シャリは主役となるネタの風味を引き立て、かつ何貫でも食べ飽きないよう、おだやかな酸味に昆布の旨味を含ませてあります。また肉厚なホタテや、包丁を入れてシャリとの馴染みよく仕上げたアジ、表面を湯引きして見た目の華やかさと共に甘みを増した白イカなど、珠玉の握りが並びますよ。

赤酢を煮詰めて作る甘酸っぱいソースを絡めた大トロや玉ねぎをアクセントにしたカツオなど、つまみも秀逸です。

魚介はマグロやウニといった華やかなネタはもちろんのこと、締めものや漬けなどひと手間加えた握りも光りますよ。シマアジは1週間熟成で旨みが濃厚。また、炙りトロの下には刻んだ沢庵入りのネギトロをしこんでおり、贅沢な味わいになっています。

食感良く炊いたかんぴょう、自家製のガリ、ハモのすり身と長芋を混ぜた玉子焼きなど、一分の隙もないコースになっており、タイは身にしみ込んだ塩分で旨味や甘みがぐっと増していますよ。

きゅっと小ぶりな姿の寿司を頬張れば、ネタとシャリとの見事な調和に陶然となります。白イカには淡雪のごとく塩を振らせ、炙りは傍らにある七輪の炭をジュッと押し当て、得も言われぬ香ばしさを生んでいますよ。

店を後にしても美味しさの余韻がずっと続きます。また内容はその日で変わり、塩釜産本マグロなど、ふっくら肉厚のアナゴは手渡しでいただけますよ。ちなみに、濃厚な甘みのアオリイカなど気軽に1貫から食べられます。

この店は天然の本マグロをはじめ、いわゆる高級店と同等のネタをそろえつつも、どれもお値打ち。どうしても食べてもらいたいのがこはだ。澄み渡った香りとしっとりした風合いに悶絶すること間違いなしです。

シャリと白と赤の2種類の酢を使い分け、たんぱくな味わいから風味の強いネタまでピタリと合わせてきます。本マグロなど高級店も顔負けのネタがお値打ちとなればこれは驚愕！

ネタは魚の旨味をしっかり感じつつ食べ応えもあるようやや厚めに切りつけてあります。煮切りのすわりがいいよう包丁目を入れてあるものも多く、赤身漬けは旨味が引き出されてもっちりとした食感。

ネタは素材の旨味を存分に味わえるように厚めに切りつけているそう。車エビは妖艶な甘みと香り。内容は仕入れで変わるおまかせ握りがおすすめです。

シャリは赤酢と白酢をブレンドして米にコーティングする感覚で合わせ、熟成ネタには赤酢をやや多めにするなど種類によって変える心配り。インドマグロの大トロや中トロのほか、ウニにイクラと高級ネタが入って大満足です。

最高ランクの米酢を使うシャリはまろやかで、トロとネギを巻いたわさび巻きはトロの甘みとワサビの辛味が絶妙に合います。大トロとワサビ漬け、アナゴ手巻きなど多彩なネタの味わいが楽しいですよ。

3年熟成の赤酢を使うシャリは酸味がとがってなくまろやかで、どのネタにも合いますよ。ネタは高品質、一見シンプルですが、口に入れた時の味わいを考え尽くした仕事が施されています。

ふわっと煮上げた穴子は笹の上で炙って爽やかな風味をつけてありますよ。エビや白身魚のすり身入りの玉子焼きは、まるでカステラのような口当たりを楽しめます。一品料理もその時々の仕入れで用意しており、抜群の旨さですよ。

こちらでは、肉厚で甘みの強い石垣貝やこの時期限定の新イカなど旬を感じるネタばかりを揃えています。新イカのゲソはツメダレをぬってから自家製の柚子胡椒を載せて爽やかな風味でいただきましょう。穴子はふんわりとした身を活かした状態で提供されます。

また、白魚にうずらの卵黄をのせた軍艦は名物の一つ。舌の上にのせただけでほどけていくなんとも言えない快感は、この店でしか味わえません。