【保存版】汐留でそばならここ！街の魅力を知り尽くしたグルメライターおすすめ15選【個室あり・コスパ◎・老舗・おしゃれなお店など】

こちらの二八は時期により産地ごとの特長を見て、5種類ほどブレンドするという完成度の高いそば。きれいな細切りのみずみずしいそばはしなやかでなめらかさがあり、心地よくコシがあり、口に入れたときにふわりと香ります。味にブレがないようにそばは5種類ほどをブレンドしているそう。

本枯れ、宗田など3種の鰹節を使うツユがまた良く、ややスーモーキーでコクやグラデーションを感じさせてくれる、毎日でも食べ飽きないと思える味ですよ。

こちらのそばは玄そば、丸抜き、割れ黒を使い分けて打っています。生粉打ちは玄そば粗挽きで、そばの風味が豊か。噛めば風味が力強く、せいろは丸抜きを使い、のど越しよくほのかに甘いです。

わさびをのっけて少し甘めのツユで手繰ればそばの香りが心地良く、艶やかで清新。蕎麦前を楽しむための日本酒も魅力的ですよ。

こちらのそばはほどよい口当たりでのど越し良く、みずみずしい甘みや香りを感じます。素材を生かすべく、丸抜きを超低回転で挽いたものと玄そばの粗挽きを調合し、丸一つで打ちますよ。供されたせいろは、コシはしっかり。

艶やかな透明感を感じながら手繰ると、心地よく風味が返ってきます。また、枯らしの年数まで指定した本枯節を使うというツユは、スキッとキレよくうま味が伸びますよ。

刺身のツマのごとく細切りされた長芋と一緒にそばを手繰れば、ツルッとしてシャキシャキの食感から、そば粉の香りが膨らんできます。おすすめは山菜ぶっかけそばで、ウドの醤油漬け、自家製の味付けわらび、キノコ類など、大地の恵みあふれる素朴な旨さですよ。

たっぷりの薬味とわさび醤油でいただきましょう。また、たっぷり張られたツユは飲み干したくなるほど、おだやかな味わい。伝統の味に舌も心も満たされますよ。

そば粉を石臼で挽き、十割、二八、粗挽きの3種類に打ち分けます。個人的には粗挽きがおすすめ。シャッキリとした小気味良い長芋の食感があり、そばの香りも甘みもぐんと膨らんで、まろやかなツユがそれらを品よくまとめ上げます。

ニジマスのから揚げや、どうじそばといった郷土料理もしみじみとした旨さ。粗挽きそばは細打ちでも華奢な印象はなく、コシも香りも力強いですよ。

こちらのそばは具材たっぷりでひと箸ごとに違った食感や味わいを楽しめます。やや平打ちのそばはコシものど越しも抜群。おすすめは天ぷらそばで、天ぷらやきのこ、大根おろしなど、その時々の具材をたっぷり盛り込んで、彩も食感も楽しき一皿に仕上げています。

その味を支えるそばは、ふくよかな甘みがじんわり広がって、なんとも朴訥とした風情。ツユはかえしをキリッと立たせた濃い口で、シンプルなもりそばも味わい深いですよ。

こちらの蕎麦は太めの田舎風。黒姫産の玄そばを石臼で手挽きし、信濃の伝統技を基に店主が打ち上げています。種類は二八で、豊かな風味とのど越しの良さがたまりません！ふわっとしてなめらかな食感のそばがきも、魅力的な一品。ツユは雑味のない深い味わいに仕上げられ、そばの繊細な甘みと香りを一層膨らませます。

また、品の良い甘さのツユを合わせ、そこに浮かべるのは岩手県産の合鴨肉。醤油ダレに漬け込み蒸した身と溶け出す脂、ジワッとくるネギの甘みがなじみ、しみじみ旨いですよ。

希少在来品種こそばを使い、現地に自生する野草の葉の繊維でつないだそばは、この店だけの味。すべて毎日店主が打つそばで、もちり食感がなんとも心地良い。極細の江戸、黒っぽい田舎、独特の風味が楽しめる津軽の3種類を用意していますよ。

今ではほとんど口にすることのできない希少なそばは、ツユとの相性も文句なしです。独特のつるみとコシがあり、挽きぐるみならではの香ばしさと甘みが口中に広がりますよ。

主に出雲産を使った玄そばは、低温乾燥でじっくり旨味を麺に宿らせてあり、無添加だからこそ挽きぐるみのそば粉の香りがしっかりと立ちます。ツユは甘辛く、七味をかければ表情が変化してこれがまた良い。具はネギだけですが、シンプル極まりない1杯になっていますよ。

ツユは少し寝かせて醤油の角がとれたかえしとダシが手を取り合えば、色に反して優しく奥深い味わいになります。そんなそばを手繰れば香りがふわり。もうたまりません！