【保存版】蔵前でそばならここ！街の魅力を知り尽くしたグルメライターおすすめの15選【十割そば・高級店・コスパ◎・個性派など】

冷たいそばには、甘汁と辛汁の2種類のつゆが出されますよ。かえしの醤油には無添加の一番搾りだけを使い、砂糖やみりんと煮て、地中に埋めた壺で約4週間かけて熟成させます。

これに厚削りの鰹節でとったダシ汁を加えたつゆは、濃厚で味わい深い！更科そばにはコクのある甘汁が、生粉打ちそばにはさっぱりとした辛汁が合いますよ。好みに合わせて混ぜるのもおすすめ。特上のゴマ油で揚げたエビが2本のった天ぷらそばや、関西風の特製つゆで食べる変わりそばなど、種ものや季節メニューも豊富です。

北海道産のそばの実を店内で自家製粉して手打ちした色の濃いそばは、つややかで透明感があり、ほのかな甘みと軽い食感が特徴。昼の分は朝に、夜の分は午後に打ち、作りたてを心がけています。十割そばの太打ちは、もりそばで用いる粉に、殻ごと挽き込んた手挽きの粉を混ぜて打っていますよ。

香りも味も濃く、力強い食感が楽しめますし、旬の食材を打ち込んだ色鮮やかな変わりそばも人気。また、つゆは甘口と辛口の2種類が出され、好みによってブレンドもできますよ。

辛口のつゆは、うま味成分の多い本枯節を煮詰めたダシに2週間以上ねかせたかえしを加え、これを土製の壺に入れて熱湯をかけます。こうすることで、粗い粒子が壺で濾過され、口当たりなめらかなツユが出来上がるそう。辛口は生返しなのでキリッと、甘口は本返しでまろやかに仕上げてありますよ。

カラッと揚がった天ぷらや玉子焼きを肴に地酒を楽しみ、締めにそばを味わうのもおすすめ。脂のうまみが染み出た鴨南蛮など種ものも美味ですし、完成度の高い老舗ならではの味が楽しめますよ。

そば粉は北海道、茨木、長野などの風味のよいものを時期ごとに選び、卵を加えて打つ外二と、淡い緑色をした外一。そば粉10に対してつなぎ1の割合で打ったそばは、淡い緑色が特徴です。

タンパク質に富んだクロレラを少々混ぜて、夏でも食欲をそそるこの色を出しているそう。つゆは昆布とかつお節からダシをとった辛口。つゆにそばを半分ほどつけて食べるのがちょうど良く、常に打ち立てのそばが食べられますよ。

そばは噛むほどにうまみと甘みが増し、口いっぱいにそばの香りが広がります。ミネラルたっぷりの塩水がそばの甘みをいっそう引き立てる逸品。こちらはそばと同様にうどんも手打ちで、両方が味わえる合盛りがおすすめ。

中太のそばはストレートで力強く、本節や昆布、椎茸を使ったつゆも懐かしい味わいです。食べきれないという小食の方のために小盛りがメニューに用意されるほどボリュームもたっぷりで、昼時には込み合う人気店。

そば粉は北海道、福島、茨城産などを石臼で挽き、ブレンドして店独自の味を作り上げているそう。人気は田舎そばや黒ゴマ切りなど5種類が味わえる五色盛りそばです。せいろそばは二八ですが、新そばの時期は十割でも打つそう。

この店はらではのメニューも多く、夜は合鴨を使った鍋料理で一杯飲めますよ。美しく盛られた薬味にも丁寧な仕事ぶりが伝わってきますし、コストパフォーマンスを考えたら決して高いそばとは言えません。

手切りした角の立った美しい中細麺で、コシがあり食感もなめらか。やや粗挽きの表面のザラっとした食感も良く、コシがあって勢いがあります。すっきりとしたつゆがその麺を引き立てますよ。ダシで割ったそばつゆで食べる黒豚しゃぶしゃぶがおすすめ。

ダシで割ったそばつゆを人沸かしし、ネギや柚子胡椒を入れて食べます。黒豚のうまみとストレートな麺がよく合います。そばつゆは、鰹節、昆布を使い、気温や天気などで微妙に味を変えるこだわりよう。料理の完成度が高い店です！

そばはそば粉7割5分に小麦粉2割5分を加えた手打ち。定番メニューのほか、鴨カレーそば、えのきやしめじで出汁をとった汁に、わかめを漬け込んでそばにのせたわかめそば、地鶏を赤だし味噌で煮込んで鳥治郎煮そばなどオリジナルも多いです。

天ぷらにも力を入れ、ホタテや若鮎など10種ほどあるタネは単品で注文できますよ。食材にもこだわりをもち、店主自ら築地へ出向き、自分の目で確かめて仕入れてくるそう。すべてにこだわりを感じられる店です！

そばは二八、粗挽き十割の田舎、細めの白い更科の3種類。つゆは本節と宗田節でとったダシを、土瓶に入れて2ヶ月間寝かした返しと合わせたやや辛口です。おすすめはもりのほか、13種類の薬味と有機大豆の納豆を使った納豆ぶっかけ、梅おろしそばなど。

またこちらでは、注文を受けてから生け簀の活エビを天ぷらにする天付きせいろもあり、定番メニューになっていますよ。