【保存版】神保町でそばならここ！元日本橋在住者おすすめの15選【リーズナブル・老舗・カジュアルなお店など】

神保町駅から水道橋方面に約300mの「手打ちそば わたる」は派手さはないですが、一言で言えば「酒も肴も蕎麦も全てすごい」ということです。日本酒は店主こだわりの品揃えで、北海道の「二世古」など珍しい銘柄もあります。

また日本酒を頼むとちゃんとその銘柄の特徴を説明してくれて、酒の肴も空豆、浸し豆、柿の白和え、鴨ロース焼など日本酒に合う、渋い品揃えばかりです。蕎麦は二八で細めの端正で瑞々しい蕎麦と太めの田舎そばがあります。

地下鉄神保町駅から徒歩2分の「嵯峨谷 神保町店」は東京に数店舗を展開している立ち食いそばのチェーン店ですが、富士そばや小諸そばと一線を画します。なぜなら店内で蕎麦を挽き、挽きたての蕎麦粉で十割蕎麦を打っているからです。

椅子はありますが、立ち食いそば系の設備と価格帯で、これだけ手間ひまかけた蕎麦を出すのは驚異的と言えます。580円で揚げたてのタレカツ丼と十割蕎麦をいただける「ミニタレカツ丼セット」は人気です。

「いわもとQ神保町店」はセブンイレブンのスーパーバイザーなどを経験した岩本浩治氏が創業した立ち食いそば系の蕎麦屋チェーンです。「嵯峨谷」と同じように、チェーンそば店の御三家「富士そば」、「小諸そば」「ゆで太郎」と一線を画す、手間ひまをかけるチェーンそば店になりました。

現在は4店舗を展開しています。人気のメニューは690円の「天ぷらセット」で天ぷらは注文を受けて揚げるこだわり、蕎麦はコシのある細めです。

都営三田線「水道橋駅」A6出口から歩いて3分ぐらいのところにある「名代 白木そば」は以前は普通に蕎麦と丼物を出していた立ち食いそば系の店でしたが、2020年につけ蕎麦専門店になりました。

つけ蕎麦といえば「肉そば」の店をよく見かけますが、「名代 白木そば」には肉を抜いてきざみ海苔と白ごまだけをかけた「のりそば」や「鴨そば」があります。並で300gとたっぷりの量です。支払いはpaypayもあります。

神保町駅と水道橋駅のちょうどまん中にある「桂庵 水道橋店」。「桂庵 水道橋店」はかつて牛丼御三家が勢力を伸ばす前に、東京でこじんまりと牛丼チェーンをしていた「たつ屋」が業態変更してできた蕎麦屋とのことです。

晩酌セットもありますが、どちらかと言えばサラリーマンの昼めしにぴったりの店と言っていいでしょう。蕎麦だけでは物足りないので、ガッツリ系の丼物などとセットにしたいというニーズを拾っています。

神保町駅の北300mほどの錦華通り沿いにある「蕎麦処 大宣」は老舗のお茶屋「豊田園」の店内にあります。最初は蕎麦屋のスペースの方が少なかったですが、今や蕎麦屋のスペースの方が広いです。

池袋の蕎麦屋で修行してお茶屋の店内に蕎麦屋をオープンしたとのこと。当然ですが、最初に出てくるお茶がおいしいと評判です。気軽に利用できる街の蕎麦屋で、「天丼」を目当てにかようお客様もいるくらい味には定評があります。