【保存版】神楽坂でそばならここ！元東京在住者おすすめの15選【老舗・カジュアル・個性派のそば屋など】

「神楽坂 山せみ」は2020年まで蕎麦の名店として有名でしたが、2021年に「とんかつ」と「蕎麦」をコラボした店にリニューアルしました。ミシュラン・ビルグルマンにも掲載される数々の飲食店をプロデュースした斉藤元志郎シェフが監修しています。

和民が居酒屋から焼肉屋に業態変更したほどのインパクトです。メニューのトップにとんかつが並びます。特にヒレカツがおすすめです。蕎麦のメニューも鴨せいろなど定番は残っています。

尾張屋と言えば本店は江戸の名店が参加する木鉢会に所属している老舗ですが、神楽坂の尾張屋はサラリーマンが頻繁に出入りする街の蕎麦屋になっています。その証拠が立食い蕎麦系の店で人気の「冷やしたぬき」があることです。

「冷やしたねき」は蕎麦の上にきゅうり、錦糸玉子、天かす、茹でキャベツ、紅生姜が乗っており、まるで冷やし中華のようですが人気があります。かつ丼ねらいで来る人もいて、シンプルなせいろの影がうすいです。

神楽坂下にある「翁庵」は町そばと言われていますがユニークな店の範疇に入れてもいいです。ソールフード的でユニークな「冷やしかつそば」に人気があります。「冷やしかつそば」とは冷たい汁の蕎麦の上にとんかつが乗っており、名前のままです。

甘めの汁なので締めのスイーツと呼んでいる人もいます。温かい蕎麦のバージョンもありますが、色々試した末に「冷やしかつそば」に人気が絞られたようです。

飯田橋駅から九段下方面に徒歩4分の「きなせや 飯田橋総本店」は街の蕎麦屋さんという雰囲気ですが新潟名物へぎそばを出します。「へぎそば」は戸隠蕎麦のように蕎麦の束を少しづつ丸めて盛るのと、つなぎにふ海苔を使っているのが特徴です。

蕎麦は普通の二八とは違った独特の食感があります。蕎麦には十分水気を切った蕎麦と、水気を残して光るような蕎麦にする場合がありますが「へぎそば」は水気たっぷりです。

神楽坂から少し離れますが東京メトロ後楽園駅の高架下にある「そば処 めとろ庵」は東京メトロの蕎麦屋ですから典型的な駅そば系の立食い蕎麦屋です。ちゃんと立食カンターがあります。気品のある神楽坂の中心には本格的立食い蕎麦屋はないです。

立食い蕎麦屋になったとたん、蕎麦そのもののうんちくが出てきません。そしてほぼ温かい蕎麦にトッピングというスタイルです。「そば処 めとろ庵」も丼物とかき揚げそばなどに人気があります。

「増田屋」はJR飯田橋駅から九段下方面に徒歩6分にところにあり、神楽坂界隈というには無理がありますが、やはりカジュアルな蕎麦屋というと、このあたりまで来ないとありません。

増田屋は蕎麦屋ですが、人気のメニューが「カレー南蛮うどん」でもはや蕎麦屋でないと思いきや天ざるも人気です。かつ丼も人気でとにかく気軽に好きなものを食べられます。いろんな所に増田屋がありますが、暖簾分けなので各店独自路線です。