【保存版】神楽坂でそばならここ！元東京在住者おすすめの15選【老舗・カジュアル・個性派のそば屋など】

「石臼挽き手打 蕎楽亭」はJR中央線飯田橋駅から徒歩6分の人気店で、いつも行列ができています。会津産玄蕎麦を石臼で挽くこだわりで、会津郷土料理の「こづゆ」も評判です。「こづゆ」はホタテの貝柱で出汁をとり、里芋・人参・椎茸・糸こんにゃく・銀杏などを加えたお吸い物で、ざる蕎麦とセットでいただけます。

蕎麦は十割の極細です。極細ですがしっかりとカドがありすっきりとしたのど越しが楽しめます。ちなみに「松翁」の系統の店です。

都営地下鉄大江戸線牛込神楽坂駅から徒歩4分の「たかさご」は明治20年ごろ別の屋号で創業し、昭和24年から27年頃にかけて「たかさご」の名前を受け継ぎ現在の地に店を構えた老舗です。

現在の三代目はNHK文化センターで蕎麦打ち講師を務めており、過去にはNHKドラマの蕎麦打ち指導など幅広い活動をしています。四代目はホテルオークラ東京「山里」で修行を積みました。蕎麦は栽培、収穫、石臼挽による製粉から手掛ける十割蕎麦です。

牛込神楽坂駅から徒歩4分の「巽蕎麦 志ま平」は本格蕎麦づくしフルコースが楽しめる店です。玄関は趣のある佇まいで、中はさらに驚かされます。掘りごたつ式の1枚板のカウンターのみで、まるで寿司屋のようです。

大将一人でこなすワンオペの店で、おしゃべりしながら会食できるという雰囲気ではありません。しかし料理はこだわりがあり、コースは蕎麦スープ、蕎麦寿司、見るも鮮やかな蕎麦前15種、そばがき、蕎麦クレープ、蕎麦2種です。

東西線神楽坂駅から徒歩4分の「蕎楽亭もがみ」は過去にミシュランの星も獲得し、名店「松翁」の系統の人気店「蕎楽亭」から暖簾分けしたお店です。「蕎楽亭」で修行した女性店主が26歳の若さで独立した店で、「蕎楽亭」と同様に会津産の蕎麦を使用しています。

店は小料理屋の雰囲気で女性蕎麦打ちならではの柔らかさです。蕎麦以外にも充実したつまみやトマトそばなどの変わり種そばなど「蕎楽亭」の味を楽しめます。

九段にある蕎麦の名店「大川や」のご主人が本店を弟子に任せて開店したのが「神楽坂 大川や」。神楽坂の雰囲気にぴったりの大人の隠れ家的な店になっています。名店と言われた「大川や」を神楽坂で楽しめると評判です。

蕎麦もさることながら、日本酒に合う多彩な蕎麦前や蕎麦湯そのものにもこだわりがあります。桜海老入りの卯の花、穴子の南蛮漬けなどの蕎麦前や、鴨せいろが人気で、鴨汁の出汁はそれだけで酒の肴になると評判です。

店の名前で想像できるように「九頭竜蕎麦」は福井名物を楽しめる店です。お酒も福井の酒を揃えており、お酒に合う酒の肴を多く揃えています。蕎麦懐石としてコースで楽しむのが標準のようです。

酒の肴だけでなく福井名物のソースかつ丼を楽しめるのもうれしい。蕎麦は越前そばで大根おろしで食べるのがおすすめです。酒をたしなみながら長居してしまいそうなお店といっていいでしょう。JR飯田橋駅から徒歩4分です。

東京メトロ飯田橋駅から徒歩4分の「和み」はシルク蕎麦と赤米蕎麦という珍しいお蕎麦をいただける店です。両方とも実に不思議な名前で、特にシルクは絹ですからそんなもの食べられるのかと思ってしまいます。

シルク蕎麦とは会津産の蕎麦に京都産の食用の絹を加えたもので上質なアミノ酸を摂取できるそうです。赤米蕎麦は石川産の赤米を混ぜたもので、血中コレステロール低下、血圧上昇抑制、血糖値の改善、発がん抑制などの効果があります。

東京メトロ飯田橋駅から徒歩2分と便利な所にある「志な乃」は手打ちの蕎麦もうどんも楽しめるお店です。蕎麦打ち40年のご主人が打つ蕎麦は少し太めで信州の田舎蕎麦のような味わいで、うどんも太めでコシがあります。

一番のおすすめは両方楽しめる「合盛」でボリュームたっぷりです。女性用に小盛りもあります。さらに根菜と豆腐がたっぷり入った「けんちんそば・うどん」も人気です。2階にも席があります。

牛込神楽坂駅から徒歩5分と神楽坂中心部から少し離れているが、地元の人にも親しまれている蕎麦屋が「芳とも庵」です。こちらの蕎麦屋は十割蕎麦のことを生紛打ちと称していてなじみのない人もいるかもしれません。

おすすめは蕎麦前に9種盛り、蕎麦は3種盛りです。蕎麦の3種盛りは生紛打ちの「江戸そば」、二八で細打ちの「粗挽きそば」、そして大豆をすりつぶした汁で打つという「津軽そば」で、それぞれの持ち味が試せます。