【保存版】水上温泉の高級旅館おすすめ15選【長野県在住者が徹底紹介】古民家風・露天風呂付き客室・食事自慢のお宿など

それぞれが、まるで一戸建てのような4室のみの高級温泉旅館が「水上温泉 別邸やえ野」です。各部屋には旅館の大浴場のような半露天風呂があり、庭を見て湯上りでもくつろげるテラスがあります。

食事は各部屋に設けられた専用のダイニングでいただくいわゆる部屋食ですが、食事専用の部屋があるということです。料理はできたてを1品1品お出しする本格懐石料理を提供しています。泉質はお肌にやさしい弱アルカリ性単純温泉です。

水上の温泉街を抜けた奥利根ゆけむり街道沿いに「蛍雪の宿 尚文」はあります。温泉街中心部とは違い、閑静な山里です。こげ茶の太い梁と柱に白い壁が印象的な古民家風の建物が母屋と離れに分かれて11室を設けています。

別荘のような離れのメゾネットをはじめ、ほとんどの部屋が露天風呂付きです。料理は山の食材を知り尽くした料理長が「山人料理」を提供します。素朴な民宿の雰囲気の中にも高級感をただよわせる田舎宿です。

水上温泉の温泉街から約2キロメートル利根川を上った川のほとりに「ゆの宿　上越館」はあります。この付近のお宿は、客室数が10室以下の隠れ家的お宿が多いですが、「ゆの宿　上越館」も趣と間取りの異なる全5室の洗練されたお宿です。

利根川のほとりにある貸切の露天風呂では川の流れを眺めながらゆっくり入浴することができます。夕食はソムリエが料理にあったワインや地酒を選んでくる会席料理です。

水上温泉の温泉街から少し南に下ったところにの全4室で1日2組のお宿が「旅籠 庄屋」です。まるでお城の櫓門のような立派な表門を入ってしいくと、かつての庄屋の家財を使って建てたお宿が現れます。

民家づくりの母屋と、元群馬県知事の屋敷にあった蔵を改装した建物、書院造りの離れと建物は多彩です。お風呂は総檜の源泉かけ流し貸切露天風呂を利用できます。館内のおちついた空間の一つが漆塗りの建具に囲まれた囲炉裏の間です。

水上温泉の温泉街から南に約5キロメートルほど下ったところにある「辰巳館」は画家の山下清がこよなく愛したお宿で有名。内風呂の「はにわ風呂」の大壁画「大峰沼と谷川岳」は、原画をもとに特殊ガラスを使い、山下清を中心に共同制作した傑作で、お風呂の壁画にするにはもったいないほどです。

館内には山下清の作品を展示した「山下清ギャラリー」もあります。お風呂は「はにわ風呂」だけでなく庭園露天風呂や総檜風呂も見逃せません。

「別邸　仙寿庵」は全18室が源泉かけ流しの露天風呂付きで谷川岳を望むことができる高級温泉旅館です。部屋の露天風呂だけでなく、庭園越しに谷川岳を望む落ち着いた雰囲気の広々した露天風呂もあります。

「別邸　仙寿庵」の館内、客室、食事処などは建築や意匠に造詣が深い方もうなるほどの技が満載です。壁、天井、障子などあらゆるものに当たり前の「和式」はありません。スサ入り京土壁、組子障子、雲母刷りなどが一例です。

「檜の宿 水上山荘」は谷川温泉の一番奥にあるためさえぎるものがなく、客室からも露天風呂からも間近に谷川岳の眺望を望むことができます。温泉は源泉かけ流しで飲むことも可能です。

お風呂は眺望の露天風呂と内風呂がありますが、内風呂には古代檜が使われています。古代檜とは樹齢2千年の檜がさらに数百年地中深く埋もれていたものです。古代檜のはヒノキシオールが多く含まれ、古代檜風呂は健康風呂と言われています。

谷川岳の四季折々の景観を満喫できる「旅館 たにがわ」は太宰治ゆかりのお宿です。病気のため川端康成からこの地での転地療養をすすめられた太宰治は昭和11年「旅館 たにがわ」の前身の川久保屋に一か月近く滞在し、谷川岳の景観と温泉で身も心も洗われたでしょう。滞在中に「創世記」を執筆しました。

「旅館 たにがわ」には江戸時代から湧く源泉があり、現在4本の源泉を持っています。野趣あふれる露天岩風呂と檜の内風呂が名物です。

谷川のほとり、まさしく「せせらぎ」の横に混浴露天風呂をもうけている谷川温泉の旅館が「金盛館　せせらぎ」です。露天風呂は川の流れのすぐ横ですので大雨の影響で利用できなくなることもあります。

青森の五能線沿いにあり、波打ち際の露天風呂で有名な「不老不死温泉」の露天風呂も波が高くなると消えてしまうことで有名です。このように自然とともにあるのがまた露天風呂の魅力と言えます。温泉は源泉かけ流し100%で源泉は4つです。