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東京には現在寄席が4席ありますが、唯一ここだけが昭和21年築の木造建築のまま営業しています。畳敷きの桟敷も高座上の欄官も、木戸に並ぶ提灯も、堂々とした寄席文字で認められた立て看板も当時とほとんど変わらず、一つ一つが寄席の風情を作り出している。
そして数々の噺家が高座に上がり目に見えない足跡を残していきました。今も淡々と同じように歴史が重ねられている雰囲気を味わいに出かけましょう。
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ここは、ジャズ喫茶が新宿のあちこちに点在していた60~70年代、徐々にその数が減少していく80~90年代、現代にいたっても変わらぬ存在感を漂わせています。61年に新宿に初めて店を開いて以来さまざまな物語を紡ぎながら、半世紀にわたってこの街に深い音色を響かせてきました。
ダンディという言葉がよく似合う店主からはスタン・ゲッツやチックコリアが自身の店でセッションしたという当時の話が聞けますよ。
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こちらは、自主制作作品をこぢんまりとした店内にぎっしりと並べているミニコミ・小流通出版物取り扱い店です。ジャンルは広く、一般書店からはみだした版物やミニコミのなかには、一生ものの珠玉の宝が埋もれていることもありますよ。
ブログやSNSで気軽に創作物やイデオロギーを発信できるこのご時世だからこそ、ドキドキして紙をめくるという行為の素晴らしさ、紙媒体に込められた情念とエネルギーの強さを感じてください。
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この店は新宿三丁目の交差点からほど近い、エレベーターのない古いビルの6階にあります。9畳ほどの小体な空間には古い器や鍋、カトラリーや玩具などがすっきりと並べられている。オーナーは年に2,3回海外に買い付けに出かけているそう。国や地域にこだわらない日本の暮らしに馴染むことを意識したアンティークや骨董を鑑賞するのもおすすめですよ。
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海水魚のラインナップの豊富さで知られ、半地下のまるで会談の踊り場のような場所に広がるアクア・ワールドは、ちょっとしたミニ水族館です。コンパクトなスペースながら毎週、東南アジアから届く熱帯魚のほか、ペルーやコロンビア、ブラジルなど南米産の魚も揃う。
最近では、元気で育てやすい国内ブリードの種も増えてきたそう。ほのかに暗い水槽ゾーンでチラチラと動くビビッドな熱帯魚を見ているだけで、日常から解放された気分を味わえるでしょう。
今回は魅力満喫でラブラブ度もアップしそうな、学生の2人が新宿で楽しむのにおすすめなデートスポットをご紹介しました。
新宿にはおしゃれで洗練された雰囲気のスポットや、ワイワイはしゃげるスポット、キラキラときらめく夜景など、2人の距離をぐっと近づけてくれるカップルにぴったりのスポットがたくさん。
ぜひ2人で楽しい新宿デートを過ごして、素敵な思い出をどんどん重ねていってください。