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【保存版】多摩デート50選!東京在住筆者おすすめの自然・文化・芸術・グルメスポット
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【保存版】多摩デート50選!東京在住筆者おすすめの自然・文化・芸術・グルメスポット

#26 敷地面積は420,000㎡「井の頭恩賜公園」

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こちらは日本で初めての郊外公園で、2017年に100周年を迎えました。この公園は「井の頭池エリア」「雑木林と御殿山エリア」「運動施設エリア」「第二公園エリア」の4エリアに分かれます。

井の頭池ではボートやスワンボートを楽しむことができるんですよ。桜のシーズンには井の頭池に伸びた枝が水面に映え、散った花びらが湖面を舞います。雑木林と御殿山エリアで楽しめるのは森林浴とバードウォッチング運動施設エリアには野球場やテニスコート等が整備されています。第二公園エリアには遊具等はなく散策路に大きな木々があるだけですが、静かで落ち着くことができ、ゆったりと過ごすことができるスポットです。

#27 井の頭恩賜公園「井の頭自然文化園」(本園)

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こちらの施設は井の頭恩賜公園の「雑木林と御殿山エリア」にあります。本園には小動物、分園には水生物や鳥類が飼育されているんですよ。この2ヶ所を行き来する場合は再入場チケットをもらっておけば問題ありません。

本園にはモルモットとふれあうことができるコーナーや身近な生き物を観察しやすくしたコーナー等がありますが、おすすめコーナーは「リスの小径」。こちらでは広いリス小屋の中、自然に近い状態でニホンリスたちが生き生きとくらしています。カワイイ生き物は二人を笑顔にしてくれますよ。

#28 井の頭恩賜公園「井の頭自然文化園」(分園)

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吉祥寺通りを挟んで建てられているのが分園です。水中で生活する生き物といえばを連想しますが、それだけではないですよね。他にもオオサンショウウオ等の両生類やタガメ、ミズグモ等の水生昆虫水草、ハクチョウやカモ等の鳥類…水辺で生活する生き物はたくさんいます。

こちらの施設では豊富な水資源を利用して淡水で生活する生き物を展示。カワイイ生き物が会話の糸口になるのは言うまでもありませんが、カワイイとは言い難いタガメやミズグモも反対の意味で会話の糸口になるかもしれませんね。

#29 井の頭恩賜公園「井の頭自然文化園」(彫刻園)

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長崎の祈念像地区にある「平和祈念像」は有名ですね。この像の作者は北村西望。そしてこの像を造るために井の頭恩賜公園の敷地内にアトリエが造られました。アトリエ内のテーブルや椅子は北村氏が実際に使っていたもので、その椅子に座ることもできるんですよ。平和祈念像の制作過程を説明するために工夫した展示がなされていて、当時の雰囲気が伝わってきます

収蔵庫には北村氏が制作した彫刻の型等が保管、展示されているんですよ。また屋外にも多くの作品が展示され、自然と調和した姿で佇んでいます。見応えがあり、アートに興味があるカップルにおすすめのスポットです。

#30 宇宙に広がるロマン「国立天文台」 

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こちらは天文学の発展を目的として大学や研究者たちが共同で利用したり、天文学において日本と世界を繋ぐ役割を担っている施設です。

そんな専門的な施設ですが、見学コース内であれば自由に見学することができます見学コースでは写真撮影も私的な利用に限り自由にできるんですよ。その写真を使って発信する場合は個人が特定されないような加工をお忘れなく。事前に申し込みが必要ですが月に2~3回、最新の技術を使った「4D2Uドームシアター」「定例観望会」も開催されているんですよ。やっぱりロマンティックな星空は二人で眺めたいですね。

#31 懐かしい絵本の世界「三鷹市森と星と絵本の家」

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「絵本は子供のもの」とは限りませんよね。ピーターラビットやいわさきちひろさんの絵本は世代を超えて愛されています。子供の頃に好きだった絵本を手に取れば「懐かしい」と思いますよね。

こちらは国立天文台の敷地内にある大正時代に建てられた木造建築物を活用した施設およそ2,500冊の絵本を自由に読むことができるんですよ。絵本をきっかけに小さい頃の話をしたり、二人の会話が弾むかもしれませんね。

#32 嵯峨野だけだはありません「竹林公園」

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こちらの竹林の面積はおよそ3,600㎡。そこに約2,000本の竹が天に向かって真っ直ぐに伸びています。こちらは武蔵野の竹林を後世に残すために造られました。

落合川の傍にあり「東京の名湧水57選」に選ばれた湧水池も敷地内にあるんですよ。風に揺れる竹の音と竹の香りが非日常的な空間を創り出し、ゆったりとした時間が流れます。陽射しを遮る竹林は暑い季節におすすめの散策スポットですね。

#33 1200年余の歴史「深大寺」

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こちらの創建は天平5年といわれています。天平5年は奈良時代。歴史ある仏閣なので見所もたくさんあります。そこで活用したいのが調布市観光協会が発行している「深大寺散策マップ」。このマップは「深大寺バス停」の直ぐ傍にある「深大寺観光案内所」で手に入れることができます

深大寺最古の建造物「山門」、荘厳な「本堂」、厄除けにご利益があるといわれる「元三大師堂」等、見応えのあるスポットばかりですが、中でも白鳳期に造られたという国宝「銅造釈迦如来像」は必見。こちらは釈迦堂に鎮座されています。

こちらで毎年3月に開かれる「だるま市」や7月に開かれる「ほおずき市」等の際には大勢の人で賑わうんですよ。

#34  国土交通省『手づくり郷土賞』受賞「深大寺水車館」

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こちらは深大寺のバス停のすぐ近くにある施設です。水車小屋は日本各地で見ることができますが、こちらの水車小屋の特色は実際に精米等が行えるということ。7日前までに申し込みが必要ですが、持ち込んだ玄米を水車の力で精米したり蕎麦の実を蕎麦粉に挽いたりすることができるのです。

かつて共同の水車小屋があったこの地に再び水車を復活させたのは地元の方々の強い思い。スピードが重視されるこの時代に水の力でゴットン、ゴットンとゆっくり臼をつく光景は地味ですが心が休まります。

こちらの水源になっている逆川には散策コースがあり、涼しげな水の音を聞きながら緑豊かな自然を楽しむことができるんですよ。

#35 都内唯一の都立植物園「神代植物園」

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480,000㎡という広大な敷地で管理されている植物は4,800種類、100,000株。こちらは梅や桜のお花見スポットとして知られていますが、バラの季節も見逃せません。見頃の春と秋には5,000株以上のバラの花が咲き誇り、イベントが催されます。植物園といえば大温室。ラン、ベゴニア、熱帯スイレン…熱帯系の色鮮やかな花々が温室内を彩ります

園外に増設された水生植物園は歩いて5分程の距離。隣は深大寺です。湿地内に設けられた木道を歩きながらハナショウブやアヤメ等の水辺に育つ植物を楽しむことができるんですよ。他にも芝生広場や雑木林、美しい花や紅葉を鑑賞できる花木園等があり、豊かな緑にリフレッシュできるスポットです。

#36 仲良き事は美しき哉「武者小路実篤記念館」

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こちらの施設は武者小路実篤が昭和30年~昭和51年の晩年を過ごした家の隣にあります。武者小路実篤は「カインの末裔」「或る女」等の作品で知られる白樺派の作家。また多くの書や絵画も残しています

氏の没後、調布市に寄贈された原稿や書、絵等が邸宅と共にこの記念館や実篤公園に保存されているんですよ。テーマに沿った展示物は5週間毎に入れ替わるので、幅広い分野で活躍した実篤の人物像や業績を知ることができます。この施設はわかりにくい場所にあるため、事前にしっかりと確認しておいた方が良いでしょう。

#37 ひっそりと佇むヒカリモ「調布市立実篤公園」 

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70才~90才の晩年を暮らした実篤の邸宅を含むおよそ5,000㎡の敷地が実篤公園として保存されています。武者小路実篤記念館の隣にある緑豊かなこの公園には武蔵野の野草をはじめ、春のサクラ、夏のアジサイ、秋の紅葉等…季節を彩る花や樹木を楽しむことができるんですよ。

中でも珍しいのが5月頃~9月頃まで見ることができる「ヒカリモ」。これは藻の一種で、光を反射することによって金色に光って見えるのだそうです。これを見ることができるのは公園内の菖蒲園の奥。環境の変化に弱いので、必ず木道からそっと見るようにして下さい。また、この藻は水面が乱されたり、猛暑になったりすると一時的に姿を消すことがあります

#38 宇宙が身近に「調布航空宇宙センター」

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調布航空宇宙センターはJAXAの施設。JAXAとは国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構のことだそうです。こちらの研究の中心は航空分野と宇宙に関する基礎技術の研究開発

見学のための予約は不要です。研究について解りやすく説明している展示室や航空宇宙の技術を体験できるコーナー等があるんですよ。その1つが数々の困難を乗り越えて小惑星イトカワから帰還した「はやぶさ」のミッションをゲーム感覚で実際に体験できる「はやぶさシュミレーター」。屋外展示ではYS-11のコクピットも見学できます。コーナーによっては休止する時間帯もあるのでご確認ください。

#39 創建は平安時代「高幡不動尊」 

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この仏閣は関東きっての古刹。真言宗智山派別格本山です。創建に関しては諸説ありますが、平安時代、不動明王がこの地に安置されたのがその始まりといわれています。

地域の人々から「高幡のお不動さん」と呼ばれているこちらの敷地は4,000坪以上、重要な文化財や寺宝はおよそ20,000点。菊祭や紅葉祭等…季節に応じたイベントが催されますが、なかでも有名なのが6月から7月初めに行われるあじさい祭200種類以上のあじさいがおよそ7,500株あるそうで、期間中は大勢の人々でにぎわいます。

さて、そんな高幡不動には見所がいっぱい!その中からいくつかご紹介しましょう。

#40 高幡不動尊 「仁王門」

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仁王門とは「寺の中に良くないものが入ってこないように」と左右に仁王(金剛力士)が置かれている門のこと。2体の仁王像が入口で睨みを効かせているということですね。

こちらの仁王門は室町時代後期に造られたもので国の重要文化財に指定されています。いくつかの木材に細工を施し、それらを合わせて大きな仏像等を造りあげる寄木造りという手法で作られているんですよ。

 

#41 高幡不動尊 「不動堂」

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不動堂は都内最古の文化財建造物で重要文化財に指定されています。こちらに鎮座されている丈六不動三尊も重要文化財で5m近くもある大きな座像。現在の丈六不動三尊は創建当時の工法を忠実に再現して造られた新御本尊です

平安時代に造られた御本尊は千年ぶりの修復作業を終え、他の場所に安置されています。厄除けや商売繫盛等のご利益があるそうですよ。また、いただく護摩札は目線や神棚より高く、東側へ向かって祀ると良いそうです。

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