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【保存版】多摩デート50選!東京在住筆者おすすめの自然・文化・芸術・グルメスポット
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【保存版】多摩デート50選!東京在住筆者おすすめの自然・文化・芸術・グルメスポット

#18 夫婦の美意識に彩られた屋敷「旧白洲邸(武相荘)」

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「武相荘」は白洲次郎、正子夫妻の終の棲家。ミュージアムとなっている茅葺屋根の風情ある屋敷には二人の美に関する思い入れが色濃く反映されていて、さっきまで二人がそこにいたような空気が漂います。

歴史に特別興味がある訳ではないという人でも「サンフランシスコ平和条約」は聞いたことがありますよね。そこで当時の首相吉田茂が行った演説の原稿のレプリカがこちらに展示されているんですよ。巻紙に書かれた有名な演説ですが次郎はその作成に大きく関わりました。アメリカによってつくられた憲法の草案も訳したんですよ。

床から天井まで、本で埋め尽くされているのは正子の書斎。季節によって展示が変わる陶磁器や染物、着物も必見です。

#19 版画の世界へようこそ!「町田市立国際版画美術館」

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木版画が日本へ伝わったのは奈良時代。江戸時代にはカラフルな浮世絵として人々を楽しませます。

版画には大きく分けて凹版(おうはん)、凸版(とっぱん)等の4種類があり、浮世絵はこの凸版です。こちらの美術館はそんな版画を中心とした美術館。版画をメインに扱った美術館は世界的にも珍しいのだそうです。葛飾北斎、歌川広重、レンブラント…国内外から集められたコレクションは30,000点を超ます

#20 体験する美術館「高尾山トリックアート美術館」

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トリックアートとは目の錯覚を利用した「だまし絵」のこと。こちらにはおよそ30作品が展示されています。スタッフの方が楽しみ方のポイントを説明してくれますよ。

大きいものが小さく見えたり、二次元の絵が三次元に見えたり…実際とは違って見えてしまうことにより陥る不思議な感覚。「えぇーっ!」「どうして?!」と二人で盛り上がること間違いなし!こちらでは写真撮影もOK。面白い写真がたくさん撮影できるので、デートの後もその画像を見て盛り上がれますよ。

#21 高尾山の穴場的スポット「さる園・野草園」 

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こちらは高尾山の中腹にあります。さる園と野草園は共通チケットで入園できるんですよ。こちらで暮らすおさるさんたちはおよそ70頭。建物内の掲示板にはおさるのアイドル総選挙等、愛情と遊び心溢れる解説がギッシリと書き込まれています。歴代のボスざるの歴史も面白いので読んでみて下さい。

おさるさんは人間に近い生き物。顔や行動、仕草を見ていると「あのおさる…〇〇さんに似てる」と思ったりすることがあります。例えばパートナーに「あそこにいるおさる…課長に似てる。課長は〇〇な人で…」と話かけたりすれば会話が広がりますよ。

野草園では高尾山に自生する野草等、およそ300種類の植物を見ることができます。

#22 『日野レンジャー車』も展示「日野オートプラザ」 

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こちらの施設はトラックやバスのメーカーとして知られている日野自動車の歴史を紹介するミュージアム。1階のエントランスホールに展示されている「TGE-A型トラック」(レプリカ)は経済産業省の「近代化産業遺産群」に認定されています。

メインの円形展示フロアにはレトロなボンネットバスやコンテッサ等乗用車シリーズの他、EV商用車等を展示。屋外には1996年にダカールラリー(排気量10ℓ未満クラス)で初優勝した「日野レンジャー」やボンネットトラックが展示されています。トミカタウンと「働く車」のジオラマやミニカータワーといったカワイイ展示もありますよ。休館日が多いので、お出掛けの際はご確認を。

#23 日本機械学会『機械遺産』認定「オリンパス技術歴史館瑞古洞」

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こちらは内視鏡やカメラで有名なオリンパスの歴史と技術の進歩を知ることができる施設です。瑞古洞というネーミングはオリンパスが開発した最初のカメラ用レンズ「ZUIKO」(瑞光)と、これまでオリンパスが開発してきた製品を集めた「洞穴のような施設」というイメージを合わせたことに由来します。因みに「瑞光」とは「吉兆の光」という意味です。

施設内は消化器内視鏡の世界シェアおよそ70%を占めるに至った医療事業コーナー、オリンパスという名を世に知らしめた歴代のカメラが展示されいる映像コーナー、オリンパスの原点だった科学事業コーナーに分かれ、それぞれについて開発の歴史が紹介されています。

#24 時を遡る「江戸東京たてもの園」 

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建造物は時の経過とともに劣化しますが、それを維持するのは費用の面を含め、簡単なことではありません。小金井公園の中にあるこちらの施設には維持するのが難しくなった江戸時代~昭和初期の価値ある建築物等が移築、保存されているんですよ。

二・二六事件がおこった高橋是清邸、江戸時代の庄屋屋敷、明治時代の洋館、大正ロマン漂う住宅、昭和レトロ満載の商店…趣のある建物はフォトジェニックなスポット。「千と千尋の神隠し」で釜爺のボイラー室のモデルになったといわれている建物もあるんですよ。住居だけではありません。歴史を感じる「ボンネットバス」や「皇居正門石橋飾電燈」、「上野消防署望楼上部」等も展示されています。

#25 大正末期の流行を反映した建物「山本有三記念館」 

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山本有三は「路傍の石」「真実一路」等の作品で知られる小説家。こちらは山本有三が昭和11年~昭和21年まで暮らした家で遺品や資料等が展示されています。

「文学には興味がないから」と、こちらを見逃してしまってはもったいないというもの。この建物は大正末期に建てられた洋館。当時流行していた造りで外観は勿論ですが内装や家具もレトロでオシャレ建築物としても魅力的なスポットなのです。個性的なデザインの暖炉やステンドグラスで装飾された窓等、見所満載ですよ。

#26 敷地面積は420,000㎡「井の頭恩賜公園」

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こちらは日本で初めての郊外公園で、2017年に100周年を迎えました。この公園は「井の頭池エリア」「雑木林と御殿山エリア」「運動施設エリア」「第二公園エリア」の4エリアに分かれます。

井の頭池ではボートやスワンボートを楽しむことができるんですよ。桜のシーズンには井の頭池に伸びた枝が水面に映え、散った花びらが湖面を舞います。雑木林と御殿山エリアで楽しめるのは森林浴とバードウォッチング運動施設エリアには野球場やテニスコート等が整備されています。第二公園エリアには遊具等はなく散策路に大きな木々があるだけですが、静かで落ち着くことができ、ゆったりと過ごすことができるスポットです。

#27 井の頭恩賜公園「井の頭自然文化園」(本園)

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こちらの施設は井の頭恩賜公園の「雑木林と御殿山エリア」にあります。本園には小動物、分園には水生物や鳥類が飼育されているんですよ。この2ヶ所を行き来する場合は再入場チケットをもらっておけば問題ありません。

本園にはモルモットとふれあうことができるコーナーや身近な生き物を観察しやすくしたコーナー等がありますが、おすすめコーナーは「リスの小径」。こちらでは広いリス小屋の中、自然に近い状態でニホンリスたちが生き生きとくらしています。カワイイ生き物は二人を笑顔にしてくれますよ。

#28 井の頭恩賜公園「井の頭自然文化園」(分園)

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吉祥寺通りを挟んで建てられているのが分園です。水中で生活する生き物といえばを連想しますが、それだけではないですよね。他にもオオサンショウウオ等の両生類やタガメ、ミズグモ等の水生昆虫水草、ハクチョウやカモ等の鳥類…水辺で生活する生き物はたくさんいます。

こちらの施設では豊富な水資源を利用して淡水で生活する生き物を展示。カワイイ生き物が会話の糸口になるのは言うまでもありませんが、カワイイとは言い難いタガメやミズグモも反対の意味で会話の糸口になるかもしれませんね。

#29 井の頭恩賜公園「井の頭自然文化園」(彫刻園)

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長崎の祈念像地区にある「平和祈念像」は有名ですね。この像の作者は北村西望。そしてこの像を造るために井の頭恩賜公園の敷地内にアトリエが造られました。アトリエ内のテーブルや椅子は北村氏が実際に使っていたもので、その椅子に座ることもできるんですよ。平和祈念像の制作過程を説明するために工夫した展示がなされていて、当時の雰囲気が伝わってきます

収蔵庫には北村氏が制作した彫刻の型等が保管、展示されているんですよ。また屋外にも多くの作品が展示され、自然と調和した姿で佇んでいます。見応えがあり、アートに興味があるカップルにおすすめのスポットです。

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