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看板はもちろん、生産量の少ない本わらび粉を使用した、もちもち、ぷるぷる、つるりと滑らかな食感のわらび餅ですが、厨房が拡張したことでさらに新作が登場しました。
つぶ餡をのせた「あずきわらび」や、アイスクリームをトッピングした「バニラわらび」のほか、あんみつや抹茶ドリンク、そして本店の手打ちそばと同じかえしを使った冷たい「こ寿々うどん」など、ひんやりとのど越しのいい一品が充実していますよ。
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かつて鎌倉駅界隈に出没し、自転車で手作りケーキを販売していたポンポンケークス。2015年春に駅からバスで約15分の場所に実店舗を開きました。
レモンチーズなど8種類ほどの定番はどれも飾らずしみじみと美味しいです。地元の常連客が挨拶を交わす空間で、ドリップコーヒーとともにパイをほおばる幸福感は、ここまで足を運ぶからこそ味わえますよ。
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野菜たっぷりの色土井豊かなカレーが高い人気を誇るオクシモロン。小町の1号店に続き、店主が「もっと甘いものが楽しめるお店を」と2015年に開いたのがここです。定番5品と季節の新作が用意され、それらはチーズケーキやプリン、レモンケーキなど、昔ながらの喫茶店にあるようなどこか懐かしい面々。
ゼリーからダコワーズ、アイス、シリアルまで自社で焙煎しているコーヒーを使って作る「コーヒーづくしのパフェ」のように、器に盛られた姿はどれも凛として美しいです。ぜひ訪れてみてください。
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目白の名店で経験を積んで腕を磨いたシェフが営むお店です。店名はアルザスの郷土菓子・クグロフとシェフが大好きなうさぎを合わせた造語。
主役のシグネチャー「クグラパン」は、メープルシュガームースでできたクグロフ型のスイーツは繊細な柔らかさで、苦みや酸味の重層的な味わいに心が躍ります。カフェスペースではアルザス産の自然派ワインとケーキを合わせる楽しみも提案していますよ。
チーズケーキと少し冷やした赤の魅惑的なマリアージュ、ぜひお試しください。
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南麻布の人気イタリアンでシェフが作るクオリティーの高いスイーツが人気です。ティータイムなら自家製アイスクリームを添えた皿森デザートにして、ドリンク付き1,000円という嬉しさ。
紅茶やハーブティーのほか、台湾のきんせん茶や東方美人茶など、お茶類でも存分に楽しむことができますよ。
鎌倉には地魚や地元の野菜、甘味のおいしい店が目移りするほどあります。週末、気になる相手を誘って出かけてみませんか。
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小町通と若宮大路をつなぐ路地沿いにあり、2階は広々としたフロアとキッチンになっています。その日に揚がった地魚や鎌倉野菜に国内外から届く上質食材を組み合わせた料理は、これ目当てに鎌倉に来ても良いクオリティー。
さらにお値段もお手頃で、ワイン一杯からもOK。地元に愛されるのも納得です。1階では自家製サンドイッチやパンを販売していますよ。
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店主は大使公邸の料理人として海外で長年腕をふるってきた経歴の持ち主で、日本領地の伝統に対する矜持は並々ならぬものがあります。
その技量と気概が形となった季節を堪能できるコースは、来島海峡の天然鯛をはじめとする魚介、サシの加減も見事な黒毛和牛、旬の香や旨味が凝縮した野菜が端正な味わいのひと皿。
昼も夜も6,000円と10,000円の2本立てで、お昼から時間をかけて奥深い日本の味を知るのも素敵な過ごし方でしょう。
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地元食材を熟知しているシェフが目指すのは、食べた後に体の調子が良くなる料理です。出汁はきっちり丁寧にとり塩分は控え目な味付け。
食材の味、その日の温度や湿度、食べる人の年齢などにあわせて塩分量を細かく調整していますよ。献立は日替わりとなっており、予約して訪れるのがおすすめ。
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ポートランドのヒューステッド家に伝わるレシピを生かしたパイは懐かしいホームメイドタイプ。これが知る人ぞ知る「メアリーおばさんのパイ」です。レモンパイはこんがりメレンゲの下にレモンフィリングがたっぷり。
1ホールに1キロものリンゴを使ったアップルパイは甘酸っぱい香りと味わいが後を引きます。バターを使っていないのに生地はサクサクで香ばしい。一度は食べてもらいたい味わいです。
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築地で人気を集めているモダン・チャイニーズのお店で、贅をつくした日本建築そのままに、ダイニングは大きなカウンターのあるモダンで洗練された雰囲気になっていますよ。
四川料理を独自の解釈で分解し再構築した独創的な料理は健在ですが、鎌倉の食材を意識した東京では食べられないような料理が並びます。ひとつの皿の中にいくつもの表情がある、ほかにはない料理が待っているでしょう。
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何日もかけて作ったフォンドボーは重層的で、肉料理を引き立ててくれます。ゆっくりと味わってほしいからと、ワンポーションがたっぷりなのも嬉しい。
素材のおいしさを引き出していくシェフのひと皿ひと皿から、料理に対する真摯な姿勢が伝わってきますよ。バラエティ豊かな食材に恵まれた鎌倉で、フランス料理としてきちんと完成された一品を味わってみてはいかがでしょうか。