【2024年版】京都市の雨の日観光スポット30選！厄除け・ひと休み・ショッピングなど旅行好きな筆者が紹介

平安中期に天文学者として天皇に仕えた日本における陰陽道の祖とされる安倍晴明公を祀っています。生前より天皇や貴族、庶民にいたるまで広く悩みや苦しみを取り払い人々から大きな信頼を得ていた清明公は現代でも魔除けや厄除けの御利益があると信仰されていますよ。

鳥居や拝殿で見られる五芒星ともいわれる社紋の清明桔梗は陰陽道における魔除けの呪符。お守りなどで身に着けて陰陽師の魔を寄せ付けないパワーをいただきましょう。

三代将軍徳川家光により造営された社殿は本社10棟が国宝に指定されています。また建築の細部に極彩色の桃山風の透かし彫りが施されているのが特徴で花や鳥のモチーフのほかに目貫の猿といわれる猿の彫刻も見られますよ。

これには作品が見事なため猿に命が宿り社殿を抜け出して里でいたずらをしたという言い伝えがあり人気の見どころになっています。

水の神である高神を祀り古くから雨乞いや雨止みを祈願する儀式が行われてきました。神社名のきふねは気生根とも表記され万物のエネルギーである気が生じる根源地として知られています。その空気に触れるだけで元気が蘇るといわれ、全国各地から運気上昇や諸願成就を願って訪れる人が後を絶ちません。

また中宮とも呼ばれる末社の結社は縁結びの神として知られています。結び文に願い事をしたためたら結び処に結んで祈願しましょう。

学業成就はもとより約束を違えないこととして約束や契約が守られ経営が順調にいく商売繫盛やお金のやりくりがうまくいく金運アップ、そして約束が守られ成就する縁結びなどさまざまなご利益をいただくことができます。

祈念神石のお守りはあらゆる願いを叶えるパワーストーンとして信仰され境内にはお札の石が山積みになっていますよ。

ヨーガンレール氏はドイツ人のテキスタイル・ファッションデザイナー。天然素材にこだわり丁寧な仕事から生み出された生活雑貨なども数多く手がけています。MALDAKYOTOはババグリーの世界観に共鳴して作られたホテルで赤・青・墨と色をテーマにしつらえられた部屋は1フロアを1つの個室とし宿泊者は3名まで。

余分なものを省き細部にまで心地よさを追求した設えにババグリーのアイテムでスタイリングされた空間が広がります。選び抜かれた上質なものに包まれる特別なステイをぜひ。

ビーエヌエーアルターミュージアムは繁華街からほど近い河原町高辻にあるアートホテル。16人の気鋭のアーティストが製作する泊まれるアート空間をはじめ高さ30メートルの縦型ギャラリーがあり、実験的な作品を展示しています。

アートをコンセプトにするホテルが増えるなかただ部屋に絵を飾ったり描いたりするだけでなく全部屋の家具や素材すべてが特注で客室自体を作品化しているのが特徴。24時間映像体験ができる部屋や音と光の部屋などホテルの枠にはまらない展示も多く、作品にじっくり浸る非日常的な体験ができますよ。

ENSOANGOは四条通と五条通に挟まれた京都の市街地に5棟が点在しホテル間を行き来できるという新発想のホテル。さまざまなアーティストによって手掛けられた各棟の独特の空間を楽しめるのはもちろん、レストランやバー、ジムなども利用できます。

また座禅や京のおばんざい教室などホテル主催のアクティビティに参加することで京都の文化に触れられますよ。ちなみに朝食は各棟ラウンジにて軽い朝食が用意され、バスク地方の朝食が楽しめるレストランもあります。

玄関の引き戸を開けると古い梁が支える吹き抜けの開放的な空間。心地よく風が通坪庭の奥には立派な蔵が見えます。この町家は風情を残しつつリノベーションされ旅館として生まれ変わりました。

旅を愛するオーナーのもてなしが好評で朝食は窯で炊いたご飯とともに焼き魚や旬の野菜を使ったおばんざいが供されます。蔵を改装した素敵なバーはごく自然にゲスト同士が旅の情報を交換しあうサロン。町家の宿には珍しくベッドを備えた浴室月の洋室や一人部屋も用意されていますよ。

アートとホステルが融合した宿泊型のアートスペースが特徴のまぐすけ。現代アートを中心とした天覧会場に泊まることができ展示替えが行われる一年ごとに新しい宿泊空間になります。1階にはイベントが開催さえる庭やカフェがあり、展示を通じて宿泊者同士に会話が生まれることもありますよ。

寝る、食べる、入浴するといったホステルの空間にアートによってさまざまなアプローチを繰り出す美術家の仕掛けを楽しみましょう。