【2024年版】奈良の雨の日遊び場・暇つぶしスポット30選！ドライブ・神社仏閣・ショッピングなど旅行好きな筆者が紹介

春は椿に梅、桜、初夏からは牡丹にシャクナゲ、盛夏には紫陽花や蓮、秋は萩に彼岸花、菊、モミジと境内が季節ごとに彩られ花の御寺の異名をとる長谷寺。切り絵の御朱印では五重塔や登廊の灯籠など本堂外舞台からの眺めを四季と共に1枚に収めれています。

3月はさくら、4～6月はあじさい、7～9月は牡丹、10～12月はもみじとなっていますよ。

およそ1300年前、悪龍を封じた僧が開山したという伝説から日本最初の厄除けの霊場として名高い岡寺。シャクナゲやモミジで彩られる境内には多くのお地蔵様がたたずみ、寺内の風景を伝えるモチーフとして御朱印にもあしらわれています。

また厄除けの信仰の由縁ともなっている像はその重厚さを緻密なステッチで表現。御朱印でぜひご縁を結びましょう。

東大寺といえば大仏様が一番にイメージされますがその深い懐には数々の文化財が息づいています。公開される坐像は安定感のある座り姿でこちらをきりりと見つめる平安時代の肖像彫刻の傑作。法華堂の本尊の背面の厨子内に安置されている立像は奈良時代の早い時期の塑像として右手に法具を持ち憤怒の表情でこちらを見ています。

前かがみの姿勢と瘦せ衰えながらも力強さも感じさせる晩年の坐像は天才仏師の作風を想起させる鎌倉時代の亜リアリズム彫刻の極致ですよ。

塑像とは木に芯を土で造形された仏像のことで柔らかで繊細な表現が特徴です。如意輪観音は平安時代に密教が入ってきてからは6本の腕を持つ仏像が多く、岡寺のような2本腕はとても珍しい。ふくよかな顔つきに比べてほっそりとした胴や腕のバランスは大陸の影響が見られ古風な観音像として知られています。

また東大寺の大仏と同じ施無畏与願印という仏のハンドサインを取っており、簡素な衣と相まってより格の高い如来のような威厳を保っていますよ。

本尊大観音は内陣に鎮座し通常上半身しか拝見できない観音様ですが特別拝観の時期だけその内陣にお参りして、足元に触れてご縁を結ぶことができます。石の上にゆったりと足を置いた優美な立ち姿に圧倒皿ながら足先に触れれば心なしか温もりも感じるような。

現世で苦しむ人々のそばにあって救いの手を差し伸べてくれる存在がより身近に感じられて、心安らぐひと時になるはずですよ。

フランス発祥のドーナツベニエ。PEAKSBEIGNETはそんなスイーツに魅了されて独学でメニュー開発をしてきたお店です。北海道産小麦粉や豆乳、きび砂糖などをブレンドししっかりこねて長時間の冷蔵発酵。

注文を受けてから米油で揚げるオリジナルベニエは外はサク、中央にかけてはふわっとエアリーな食感がクセになります。レモンやホワイトチョコ、ハニーグレーズなど味のバリエーションが豊富なのもポイントですよ。

茶論は目の前でお点前を披露するテイクアウトスタンドを新たに設けてリニューアルした中川政七商店の奥にあるカフェです。茶道の新しい学び方や楽しみ方を提案できればと季節のお菓子とお茶をセットでいただけるメニューのほか、自立てなどの気軽にできる茶道体験もスタンバイ。

小さな中庭や縁側、鹿の描かれた屏風など古い町家を改装した趣のある和の空間でいただけますよ。

猿沢豆花は台湾スイーツの定番・豆花専門店です。大豆の風味を残しつつなめらかな舌触りに仕上げた豆花はパティシエでもる店主が素材から厳選したオリジナルレシピによるもの。

やさしい甘さとまろやかな大豆の香りがクセになるはず。サツマイモとカボチャの団子をトッピングした豆花はほんのり甘いシロップがもちもちの団子によく絡みますよ。

焼き菓子屋pieniblancは和三盆や国産レモンなど素材にこだわって作る焼き菓子が主役のお店です。北欧をイメージした雑貨や璧紙がかわいい店内には小さなカフェスペースもあり、濃厚なプリンや攻めた焼き加減という大ぶりなカヌレ、タルトをいただくこともできますよ。

コーヒーやお菓子のテイクアウトも可能なので奈良街散策の休憩スポットにもおすすめです。

ボリクコーヒーはロシア雑貨が並ぶ小さなカフェです。町家な雰囲気の1号店とは打って変わって洋風でモダンな世界観のこちらでは自家焙煎する豆を使ったコーヒーやキャロットケーキなどの焼き菓子がスタンバイ。

定番のコーヒーゼリーパフェは重なった層の味と食感が絶妙で最後の一口まで楽しめますよ。