和歌山のお金のかからない観光スポット30選！リフレッシュ・絶景・レジャーなど旅行好きな筆者が紹介

潮岬と呼ばれる一帯のうち本州最南端となるのはクレ崎。西南端には今も現役の潮岬灯台が立っており、潮岬観光タワーからは岬の先端に広がる大芝生、望楼の芝生越しの太平洋が望めます。

どこまでも続く太平洋に船が行き交う夕方になると空と海との色のコントラストがあいまいになり、時間を忘れて眺めてしまいますよ。

高野龍神スカイラインは奈良と和歌山の県境付近を南北方向に走る道路です。ヘアピンカーブや高速コーナー、アップダウンなどがまんべんなく散りばめられた走り応え十分のロングワインディング。

ルート中間付近にあるごまさんスカイタワーは紀伊山地の山々を一望できるスポットで運が良ければ自分より下に雲が漂う雲海にも出会えますよ。

和歌山県立近代美術館は和歌山城を間近に望む翠豊かなエリアに立地する美術館です。モダンな雰囲気の中にも特徴的な庇や灯籠が並ぶなど日本的な美しさも感じさせる、黒川紀章による個性的な建築。

広々とした敷地には熊野古道をイメージした散策路がめぐらされ、訪れる人々がゆったりとくつろげるような場を演出しています。和歌山城が一望できるロケーションで自分の想いを育みましょう。

紀の温泉の名で万葉集や日本書紀にも登場する白浜温泉は天智、文武天皇をはじめ多くの宮人が訪れた日本三古泉の1つ。ナトリウムを含んだ炭酸水素塩泉は美人の湯としても知られており太平洋に面した温泉街に点在する外湯やホテル、宿で楽しめます。

新たに登場したインフィニティ露天風呂など日帰り利用も可能で非日常の空間を気軽に楽しむことができますよ。

ミカンの町で知られる有田川町には2002年まで金屋口駅と藤並駅を結ぶ有田鉄道が運行していました。その路線の一部をそのまま保存し毎週末に体験乗車も開催している鉄道公園が有田川町鉄道交流館です。

キハ58などの体験乗車が楽しめるので映画にも登場した車両に乗ってみましょう。のどかな町の鉄道跡でプチ鉄旅気分を味わえますよ。

裏山で元気よく遊びまわる子供たち。そんな昔ながらの光景が広がるのが海南市にある海南市わんぱく公園。雑木林に囲まれた園内は屋外&屋内の遊具もありますがここではやはり自然の中で遊ぶのがおすすめです。

園内を見渡す小高い丘から手作りのそりで一気に滑走しましょう。斜面を見て最初は少し戸惑う子どももその爽快感に気が付けば夢中になっていますよ。服が多少汚れることには目をつぶり元気いっぱい遊ぶわが子の姿を見守りましょう。

海金剛の名前は天に向かって鋭く切り立った岩が突き出した姿が朝鮮半島の名称、金剛山を思わせることからついたそう。朝日新聞の21世紀に残したい日本の自然百選にも選定されました。

海岸線に沿うように一つひとつの岩をナイフで尖らせたかのような鋭く荒々しい大小の岩々。高台から見下ろすとどこか人を寄せ付けない険しい雰囲気が漂い圧倒されますよ。

「なぜここだけ？」と不思議なほど他と一線を画する白い石灰岩群。春・夏はウミネコの繁殖地としても有名で白い石灰質の巨大な岩石で形成された海岸は国内では珍しい例。

日中は青い海と白い岩がヴィヴィットで日が沈むと時とともに岩肌がオレンジ、ピンクと染まっていきます。日没もしばらくは刻々と色を変えますよ。白崎クルーズに乗れば海からの岸壁を眺めることもできます。

周参見川の本流にかかる知る人ぞ知る二段滝で二段合わせた落差は約30メートル。深い緑の木々の間を飛沫を上げて落ちる白い飛沫を上げて流れ落ちる滝が印象的です。

ちょうど太陽の光が滝に当たり水がキラキラと輝き、滝つぼの色もエメラルドグリーンになり美しさに心奪われますよ。たっぷりとした水量で幅も広く見ごたえがあります。

一枚岩は近畿屈指の清流、古座川に面してそそり立つ高さ約100メートル、幅500メートルの巨大な岸壁。国の天然記念物に指定されており付近にはほかにも巨岩や奇岩が多く点在しています。

見上げても見上げきれないほど大きなつなぎ目のない一枚岩はまさに自然による奇跡の産物。ですが不思議と圧迫感はなく雄大さに抱かれているような安心感を覚えますよ。