神奈川の撮影スポット30選！最高のロケーション・ダイナミック・ミュージアムなど旅行好きな筆者が紹介

本尊である釈迦如来像が安置されている本堂の奥に広がるのが有名な竹庭。約2000本の孟宗竹の林に整備された散策路は長く喧騒の届かない静かな庭になっています。道の途中には苔むした石仏や石塔などがあり味わい深くフォトジェニック。

竹庭が見事な名刹で竹庭の小径を歩いていると自然に心が落ち着きます。さらさらと鳴る竹の葉擦れに癒しの竹林浴を堪能しましょう。

地面の割れ目から噴き出す白煙と独特の硫黄臭が漂う大涌谷。山の斜面から白煙が吹きあがり大迫力の風景が広がる景勝地です。

40万年前から続く火山活動が地表に姿を現したスポットであり、各所に温泉に含まれる黄色い硫黄成分が付着しているのが特徴で、かつて大地獄と呼ばれたその姿は壮観の一言。逆光の時間は白煙がより迫力を増しますよ。

神奈川県内で最大規模の湖、芦ノ湖は約3000年前に神山の大爆発で生まれた自然の堰き止湖。水源は湖底からの湧き水で、透明度の高い水をたたえた美しい姿が広がっています。また湖と富士山が同時に眺められる元箱根や箱根町の港周辺は最大のフォトスポット。

湖畔の賑わいもこの2エリアが中心となっており、水上アクティビティや箱根神社への参拝が楽しめますよ。少し藩れた東岸には箱根園などのレジャー施設もあるので、時間や季節を変えて訪れるのもおすすめです。

仙石原すすき草原は秋の箱根を代表する景勝地です。お椀形をした台ヶ岳の西麓、なだらかな裾野一面にすすきが茂りますよ。見頃は穂が黄金色に色づく10月中旬から11月中旬で、一帯が秋色に染まる風景が楽しめます。

斜面を横断するように散策路がありすすきを間近に見られるのも魅力。斜面一帯が黄金色に染まり特に夕日が逆光になったすすきの穂はキラキラと輝いて見えますよ。

標高1327メートルの駒ヶ岳山頂で行われるプログラムは満天の星が最高にロマンティック。毎週土曜を中心に不定期で開催され、ロープウェイ往復や星空早見表の料金がセットになっています。

富士山から駿河湾へと続く大パノラマと街の夜景が広がるビュースポットは絶好のフォトスポット。冬季は寒いのでお出かけの際はしっかり防寒対策を行いましょう。

星のあかりは箱根外輪山と内輪山の間に続くなだらかな窪地を目の前に望む絶好の湯宿です。全客室に見晴らしの良いテラスと露天風呂がつく贅沢さ。大浴場には白濁した仙石原温泉、客室には強羅温泉の湯を引いており、足湯や手足を伸ばせるソファでくつろぎながら星空を眺められますよ。

箱根でも光の少ない場所なので星空がとてもきれいです。湯に浸かりながら星空を観察する貴重な体験をしてみませんか。

浄妙寺は鎌倉五山のなかでただひとつ金沢街道に面しているお寺です。優美な銅葺き屋根の本堂や庭園、衣張山が見渡せる散策路などが見所。そして金沢街道の名刹、浄妙寺の一番の見所は喜泉庵から眺める庭園です。

日本画のような庭はまるで別世界。豪華さや派手さはありませんが、日本ならではの詫び寂びに心を委ねてみてはいかがでしょうか。

鎌倉を歩いているとあちこちで見かける江ノ電。鎌倉を走るローカル電車は街の風景に溶け込んだ姿で多くの人を魅了しています。七高通りは鎌倉プリンスホテルと七里ガ浜高校の間の坂道。急な坂道ですが坂の上からは海と江ノ電の絶景を見ることができますよ。

海をバックに撮ったり民家すれすれに走っているとこを撮ったり、さまざまなフォトジェニックな姿を見せてくれます。季節や時間帯によって写り方が異なるので自分だけの一枚を撮ってみませんか。

鎌倉を初めて訪れる人だけでなく訪れる際には必ず足を運ぶ人も多い八幡宮。現在の建物は徳川幕府の庇護を受けて建てられたものが多く、上宮、若宮など流権現造りの代表的な江戸建築となっています。

境内は静御前ゆかりの舞殿や北条政子ゆかりの段葛など歴史を感じる見所が多く、鮮やかな色彩と装飾の本宮はいつまでも見ていたい美しさ。また桜やハス、紅葉など春夏秋冬の彩りが楽しめますよ。

高徳院は鎌倉大仏を本尊とする浄土宗の寺院。鎌倉大仏は奈良大仏と並び称されることの多い日本二代大仏のひとつで唯一国宝に指定されています。

静かに鎮座する姿は圧倒的な迫力。鎌倉の歴史を見守り続けてきたやさしい顔の大仏さまの前は最高のフォトスポットです。人が写り込まないように写真を撮るなら開門後すぐがおすすめですよ。