和歌山の日帰りスポット30選！絶景・散策・レジャーなど旅行好きな筆者が紹介

毎年1月下旬から3月上旬が開花の季節でみなべの町に広がる梅林では早春の観梅を楽しめます。南高梅の白く小さな花に染まる梅林の風景が見事。眼下にはまるで梅の花の白い絨毯を敷き詰めたような風景が広がっています。

美しい梅を眺めながら香りを楽しみにお出かけしてみてはいかがでしょうか。

高野山町石道は紀ノ川筋から高野山山上まで歩く参詣道。熊野古道などと同様、古道の類は見どころも多く目的地もはっきりしており、長距離をゆっくり長時間、飽きることなく歩くことができます。

丹生官省符神社の石段からスタートし雨引山の斜面を紀ノ川を背にして登り林間に入りましょう。途中、二ツ鳥居を過ぎ神田地蔵堂で休憩するのがおすすめです。峠らしからぬ笠木峠で右折し再び薄暗い林間へと入り、徐々に高度を上げていきましょう。

熊野古道は大きく分けて4つあり、高野山と熊野本宮をつなぐ古道を小辺路と呼んでいます。小辺路はアクセスが悪く分割して歩くのは大変ですが、最後の果無越は上手に宿を利用すれば熊野への小さな旅が楽しめますよ。

熊野古道のメインルート中辺路との合流点には石標と東屋がありますが、ここまで来ると熊野本宮大社は近いです。ですが途中で古道を少しそれてちょっと寄り道展望台に足を延ばしてみましょう。明治時代の洪水で流された本宮大社の旧社地大斎原の大鳥居を望むことができます。

虎島は関西では昔からレジャーの島として人気があり、燈台や海浜性の植物など島らしい魅力はもちろんですが旧日本軍の砲台跡が不思議な空間を作っています。虎島へは干潮時にしか渡れないので、インターネットで潮見表を検索して干潮時間を調べておきましょう。

また虎島へ渡った際に気を付けておきたいのは干潮から満潮への移り変わり。注意していないと潮が満ちて戻れなくなる可能性もあるのでご注意ください。

和歌山県植物公園緑花センターは自然の美しさを全身で感じられる植物公園です。四季折々の花が咲く花壇に梅園やあじさい園など季節の移り変わりを感じられる施設が揃っていますよ。また、熱帯・亜熱帯の世界を垣間見られる温室に夏の風景に涼しさをもたらす蓮池もあります。

大型複合遊具や広場は子どもたちの遊び場として大人気。世界の多彩な植物を鑑賞してみてはいかがでしょうか。

あらぎ島は有田川が作った扇状の傾斜地に江戸時代に開墾されました。大小54枚の水田が扇形に広がる棚田は全国的にも珍しく、和歌山県で唯一日本の棚田百選に認定されています。

対岸の展望台からはあらぎ島の全景を眺められますよ。水を張った田植えのシーズンに訪れるのが良いでしょう。

紀伊半島の霊峰高野山を起点に龍神温泉まで延びる高野龍神スカイラインは全長約43キロの山岳道路。標高1372メートルの護摩壇山を頂上に1000メートル級の山々の尾根を抜けるそのルートは両側に紀伊山地の山々が広がり、山岳道路ならではの大パノラマが楽しめます。

特に新緑の美しい夏は秋の紅葉と並ぶベストシーズン。またコース沿いには展望スポットも多数あり、走りながらはもちろん車を停めて目の前に広がる景色をゆっくり堪能できますよ。

本州最南端の町として知られる串本町の潮岬。紀伊半島から突き出た岬は雄大なオーシャンビュースポットとして人気があります。この本州最南端の絶景を最も体感できる場所が高さ約37メートルの潮岬観光タワー。

海抜100メートルの位置にある展望台から太平洋はもちろん世界遺産の霊場・那智山まで見渡せます。太平洋側の景色に対して太陽光が順光になる昼前後が特におすすめ。目の前に広がる水平線は緩やかな弧を描き、地球の丸さを感じさせてくれるでしょう。

串本海中公園は串本の海に棲む約450種、4000点の海の生き物を展示する水族館です。1250トンの巨大水槽の中を歩く水中トンネルはサメやマグロなどが泳ぎ回るので必見。

実際の海の中を泳ぐ魚たちを見られる沖合の海中展望塔もおすすめですよ。水遊びをしたり海を眺めたり家族で楽しめる水族館へ出かけましょう。

四季の郷公園は子どもが夢中になる大型遊具や飲食店、お土産の販売所などさまざまな施設が配され老若男女が楽しめるスポットです。外遊びをするならまずは公園の北側にあるつき山の遊び場を目指しましょう。眺望の良いフィールドで遊んだり走ったり思い思いに過ごすことができますよ。

また公園入場口付近には和歌山グルメが豊富に揃う施設が集結。和歌山の名産品が揃ったマーケット水の市場でお土産を購入すれば、充実した1日の思い出をしっかり持ち帰ることができますよ。