茨城のおでかけスポット30選！カラフル花畑・レジャー・パワースポットなど旅行好きな筆者が紹介

大洗サンビーチは松林と白砂が続く風光明媚なリゾートビーチです。国内有数の遠浅ビーチのため満潮から干潮へと移る時間になると海水が鏡のように反射し、幻想的な写真が撮れますよ。特に秋から冬の夕暮れは絶好のコンディション。

日が落ちた直後のマジックアワーもおすすめですし、ウユニ塩湖さながらの1枚を撮影してみてはいかがでしょう。

筑波山は西の富士、東の筑波と並び称される関東きっての名峰です。標高は877メートルで男体山や女体山の2つの頂上がありますよ。古くから霊峰として崇められ数多くの登山客を受け入れてきた筑波山の麓には北条、神郡、真壁といった古い街並みが残る地域が多い。

麓からハイキングコースが多数あるので気軽に上るなら山頂付近までロープウェイまたはケーブルカーを利用しましょう。

茨木県の北部を流れる久慈川に沿って広がる渓谷地帯・奥久慈は福島との県境にあり、日本三名瀑の1つである袋田の滝が有名。竜神大吊橋は奥久慈県立公園内にある竜神峡に架かる長さ375メートルの歩行者専用の吊橋です。

水面の高さは約100メートルあり、橋の中央から飛び降りバンジージャンプが名物となっていますよ。橋を渡った先にはパワースポットの竜神カリヨンや展望台があります。

標高519.6メートルの高峰に自生するのはソメイヨシノより少し開花が遅い山桜。平沢公民館からは芽吹きした萌黄色の奇美と薄紅色の花、赤芽が重なり、パッチワークのような山桜が見られます。

お花見ハイキングなら平沢林道を歩いて45分～1時間強の場所にある2つの展望台へ向かいましょう。筑波山や加波山を背景に桜が咲く里山や田園を一望できますよ。

阿弥陀寺は親鸞人ゆかりの名刹で、御本尊の阿弥陀如来は県指定の文化財です。鐘楼の隣のしだれ桜は徳川公の手植えとと伝わり樹齢約320年と誇りますよ。樹高は25メートルにも及び、光に照らし出されるとまるで天から降り注ぐ桜の雨のような美しさになります。その晴れやかな昼間の姿とは異なった魅力を見せてくれるのが夜桜。

古くから夜にはぼんぼりに火を灯しそのやさしい光のもとで桜を愛でてきました。現代の夜桜は実にさまざまな趣向を凝らしたライトに照らされ、これまでよりもいっそう表情豊かになっています。今と昔、照らされる光は違えど、闇夜に浮かぶ美しい夜桜は人々を惹きつけてやみません。

雨引観音の正式名称は雨引山楽法寺。登るごとに厄が落ちるという145段の石段を上って境内へ向かいます。山一帯に河津桜やエドヒガンザクラ、ソメイヨシノなど約3000本が咲き長期間花見が楽しめますよ。

日が沈み空の色が薄闇に包まれると桜の表情が変わります。ぼんぼりやライトが照らされ浮かび上がるその姿は春の日を浴びたやさしくて朗らかな印象から幻想的で妖しい美しさをまとい人々を魅了しますよ。

水戸芸術館は現代美術ギャラリー、コンサートホール、劇場の3つの専用空間を持つ複合施設です。建築家・磯崎氏による建物で高さ約100メートルのらせん状のタワーがシンボル。シンボルタワーには入場料200円で内部の展望室に入れます。

またエントランスホールには国内最大級のパイプオルガンが備わっており、週末などを中心に無料のミニコンサートも実施されますよ。

笠間日動美術館は日動画廊の創業者であり日本を代表する画商の長谷川夫妻により創設された美術館です。画家のパレットを集めたパレット館、モネやルノワール、ドガ、ピカソといった印象派からエコール・ド・パリの名作が一堂に集まるフランス館など近代ヨーロッパや日本の近現代の巨匠の作品が数多く展示されていますよ。

その他にも魯山人のコレクションや美術館所蔵の名品を見ることができます。

西三層と桃源を結ぶ園地は池や橋を配した静かな庭園の中を散策することができます。園内は四季折々の花々が咲き誇り、春は約70本の紅白の梅やしだれ桜、6月は3000株の花菖蒲が咲き誇りますよ。

避暑地の春を鮮やかに彩る花々の乱舞はとても見事です。種類豊富なお土産なども販売されているので、歴史と風情を感じながら充実したひと時を過ごせますよ。

渡辺華山筆の肖像画「鷹見泉石象」で知られる鷹見泉石。こちらは古河藩家老宅であり、優れた蘭学者でもあった泉石が最晩年を過ごした屋敷を改修・移築し、鷹見泉石記念館として公開しています。

庭では春のドウダンツツジ、晩夏の彼岸花など四季折々の花が彩りを添え、風情ある景観を楽しむことができますよ。