兵庫の紅葉スポット15選！温泉・寺社仏閣・公園・ライトアップなど生まれも育ちも神戸の筆者が紹介

「有馬温泉」は三宮から車で約30分という好アクセス。豊臣秀吉が愛したという歴史を持つ名湯として人気です。

「有馬温泉」が特に美しく映えるのが、秋の紅葉シーズン。南東部にある「瑞宝寺公園」は秀吉がいくら見ても飽きないと言ったことから、「日暮の庭」とも呼ばれているんです。

さまざまな高山植物や寒冷地植物、「六甲山」らしい草花約1500種類を楽しむことができる「六甲高山植物園」。多くのハイキング客や観光客が訪れます。

紅葉の見頃は10月中旬から11月中旬頃となっていて、市街地より少し早めです。園内のどこを歩いても、色とりどりの美しい紅葉が見られますよ。

「神戸市立須磨離宮公園」は、須磨区に位置する都市公園です。園内には西洋式庭園や植物園も併設しています。

バラに注目が集まりがちなスポットなのですが、秋の紅葉シーズンも見事。約150m続く「もみじのトンネル」や和庭園の紅葉などが見られ、夜間ライトアップは幽玄で幻想的な雰囲気です。

標高450mに位置する「神戸市立森林植物園」は、夏は避暑地秋は少し早めの紅葉が楽しめるスポット。約1200種類もの樹木が植えられた広大な植物園となっています。

日本らしい紅葉のほか、シアトルの森など各国の木々が見せてくれる紅葉を堪能。「長谷池」や西門周辺など、ハイキング気分で巡ってみてくださいね。

「神戸布引ハーブ園」へのアクセスは、新神戸からロープウェーに乗って気軽な空中散歩。ハーブを中心とした豊かな花々に囲まれたスポットです。

11月上旬から12月上旬頃になると、園内各地で色とりどりの紅葉が見られます。歩き疲れたら、「ハーブの足湯」でリラックスするのも良いでしょう。

丹波屈指の名刹として知られる「高源寺」は、紅葉の名所として秋になると多くの参拝客が訪れます。

「高源寺」で見られる紅葉は天目カエデという種類で、切れ目が深い小さな葉、そして枝が垂れているのが特徴。特に山門へ続く参道はモミジのトンネルのようです。

「安泰山 大國寺」は、飛鳥時代開創という古い歴史を持ちます。本堂の仏像は国の重要文化財。地元民憩いの紅葉スポットとして人気です。

11月上旬にはイチョウの黄色、11月中旬になるとモミジの鮮やかな赤が加わります。この時期「大国寺もみじまつり」も開催されますよ。

「石龕寺」は587年、聖徳太子による開基と伝えられています。足利尊氏にも縁がある由緒ある古刹なんですよ。

11月中旬からの見頃になると、夜のライトアップもあって幻想的な雰囲気に包まれます。「足利氏ゆかりの石龕寺もみじ祭り」にも注目。

丹波篠山の町を見渡せる絶景が素晴らしい「王地山公園」は、桜と紅葉のどちらも魅力的。城下町っぽさを感じさせる、風情たっぷりのスポットです。

こちらは「もみじ谷」とも呼ばれていて、丘陵地の谷あいが色とりどりに染まっていきます。近くには「河原町妻入商家群」もあるので、併せて巡ってみてはいかがでしょうか。