名古屋の庭園15選！人気の庭園・寺院の庭園・カフェから楽しむ庭園など東海在住の筆者が紹介

北区の「名城公園」には、桜や藤、菖蒲や紫陽花など季節ごとの花を楽しめるエリアがあちこちにあります。またオランダ風車のある芝生広場ではチューリップが咲き誇る期間に、まるでオランダにいるかのような景色が楽しめますよ！

園内の東側には「フラワープラザ」があり、さまざまなテーマのガーデンもあります。ベンチや芝生広場で休んだり、園内を散策してのんびりと季節の景色を楽しみたい方におすすめです。

昭和区にある真言宗の寺院「八事山 興正寺」にある「普門園（ふもんえん）」では、700坪もの広大な美しい日本庭園を楽しむことができます。

庭園を囲むように続く回廊や、茶室「竹翠亭（ちくすいてい）」の由緒ある近代和風建築とそこから眺める苔庭も趣があって大変おすすめですよ！国の重要文化財に指定される五重塔もお寺の象徴としてそびえ立ち、見ごたえがあります。

守山区にある「尾張四観音 龍泉寺」は、平安時代に最澄によって開基された歴史ある天台宗の寺院です。境内には織田信長の弟、信行が築城した龍泉寺城が復元されています。

お城に隣接した枯山水庭園は日曜と祝日にしか見れませんが、博物館や展望台もあって歴史好きな人には特におすすめです。龍泉寺城は「桶狭間の戦い」などで軍事施設として使われていたそうですよ！

中村区にある「集慶山 凌雲寺」は織田信長の叔父にあたる津田豊後守、織田信光が創建した、臨済宗妙心寺派の寺院。幼き織田信長も出入りしたお寺で、作庭家・齋藤忠一が手がけた庭園が見どころです。

本堂前の庭園は自由拝観ですが、池泉回遊式庭園が素晴らしいですよ！本堂の奥には年に一回だけ秋に特別公開する枯山水庭園もあり、都合が合えばちょうど紅葉の時期に美しい景色とともに楽しめます。

東区にある臨済宗妙心寺派の「蓬莱山 徳源寺」では、本堂と庫裡の間に立派な石庭を見ることができます。現在も全国から多くの修行僧が集まるお寺で、いつでも綺麗に掃き清められていて気持ちが引き締まりますよ。

境内に植わる見事な桐の大木や、名木とされている立派なクスノキも見どころです。5mを超える涅槃像が安置される仏殿もあり、後部に祀られている五百羅漢とともに、そのお姿に圧倒されます。