滋賀の遊び場・暇つぶしスポット30選！絶景・リフレッシュ・ときめきスポットなど旅行好きな筆者が紹介！

琵琶湖テラスは琵琶湖を南北に見下ろす天空のリゾートです。テラス周囲には水盤がめぐらされ、足元から湖と空が一続きになったかのように感じられますよ。山裾から吹く風に包まれれば夢幻の境地になるでしょう。

カフェテラスでのんびり食事と絶景を楽しむのもおすすめです。

滋賀県立陶芸の森には陶芸専門の美術館・陶芸館や窯場を備えた創作研修館、レストランなどで構成される信楽産業展示館などがあり、陶芸の魅力を体感できます。自然に囲まれた小高い丘の上にあり敷地内には陶芸アートが点在。

ショップではオリジナルグッズや企画展の特別グッズの販売も行っていますよ。

蓬莱庭園は鑑賞式枯山水庭園。2段の大刈込は海の荒波や小波を、白砂は水面、中央の複雑な刈込は海にたゆたう宝船を表現しています。季節ごとに変わる庭の表情はどれも見事ですが、特に感動的なのが5月下旬頃のサツキの開花時期。

滴る緑の中に薄紅の花が咲く様子は大海原に煌めく夕陽のようですよ。

鶏鳴の滝は大戸川上流の山中に流れ落ちる滝。元旦の朝、滝東方の笹ヶ岳山頂にある古い寺跡の伽羅池から黄金の鶏が現れ、新年の幸を告げるという伝説にちなんで名づけられたそう。

高さ13メートル、幅11メートルの滝には駐車場からは5分ほどで着きますが、山道なので歩きやすい靴で訪ねましょう。

14代にわたって彦根藩の井伊氏が居城とした彦根城。江戸時代の貴重な遺構である3層3階の天守は国宝に指定されています。植樹されたソメイヨシノの苗が育ち、毎年城内の至る所で1100本もの桜が咲き競いますよ。堀端に群れ咲く花々は石垣や白壁に映えて風情たっぷり。

夜にはライトアップされた桜が鏡面のようなお堀の水にひと際艶やかな花影を映し出し、見る者を幽玄の世界へと誘いますよ。

長浜の湖岸道路沿いに広がる早崎内湖は多様な生物が生息する日本最大級のビオトーブ実験地。夏は蓮の群生がピンクの大輪を咲かせ、冬には多くのコハクチョウが飛来します。ビオトーブ内は立ち入り禁止なので湖岸道路の歩道から眺めましょう。

河内風穴は雲仙山山麓のカルスト地帯にある石灰岩質の風穴です。総延長10キロ以上、全国3位の規模を誇りますが全貌は未解明。4層構造の風穴内部のうち公開されているのは1～2層の一部のみで、狭い入口の先に広がる巨大な岩肌の空洞は地底世界のようですよ。

万灯祭は多賀大社の祭事で、黄泉の国を守護する伊邪那岐に感謝の献灯を捧げる祭りです。8月3日の夕暮れ時に杉坂山で御神火祭が行われ、浄火が本社に運ばれると境内に飾られた約1万2000灯の提灯が灯されますよ。

灯りの下では多賀音頭や猿楽、ライブなどが催され、参道ではお土産を販売する万灯市も開催されます。

安土城跡は琵琶湖の東岸に位置する織田信長の居住跡で、日本最初の本格的な天主が築かれたことでも知られています。現在は石垣のみが残され国の特別史跡に指定されていますよ。外面に大量の金箔が用いられたという絢爛豪華な名城を心に描きながら散策しましょう。

金剛輪寺は奈良中期に聖武天皇が勅願で行基が開山。鎌倉期建立の国宝の本堂、重要文化財の三重塔、名勝庭園など見所が多い。新緑の参道沿いには2000体余りの千体地蔵が並び、供えられた無数の赤い風車が風に回る様は怪しくも趣深いです。