【保存版】荻窪でそばならここ！街の魅力を知り尽くしたグルメライターおすすめの15選【老舗・コスパ◎・おしゃれなど】

店主は元フレンチのシェフで、四国でそば打ち修業をした異色の経歴の持ち主。そばの実を石臼挽きした本格そばを用いた新感覚のそばを提供しており、そば好きにも一目置かれる人気店です。

そば店では見慣れないメニューが並ぶのも特徴で、その中でも一押しはクセになると評判のラーメン風そば。煮卵、チャーシュー、ニンニクチップなどをのせた創作そばでで、クセになりますよ。

割り粉を使わずに打つ十割そばは、裏返しのざるに盛られて登場します。これは水切れを良くして味を損なわないための工夫。

一週間以上寝かし、馴染みを良くしたかえしで作る辛口のつゆに、そばをサッとつけてすするのがこの店流です。昼時には行列ができることも珍しくありませんが、食通にも愛され続けているそばは並んでも食べる価値がありますよ。

基本を押さえながらも、次々と斬新なメニューを考案し、常連客を楽しませている店です。ウニそばや梅かいわれそばなどの替わり種メニューを支えているのは、香り高く歯ごたえの良いそばと店自慢のつゆ。

季節替わりで登場する創作そばもあり、訪れる度に季節を感じることができるでしょう。厳選したそば粉は北海道産で、つゆも国産材料にこだわっていますよ。

純白の更科そば、北海道産のそば粉を使った二八そば、全国各地で収穫される新そばを時期によって使い分ける生粉打ちそばの三本柱で、そば通を唸らせる老舗そば店です。

低速で石臼を回し、摩擦熱でそばの風味や水分を保っているそうで、そばだけで味わうとほんのり甘みが感じられますよ。また、本枯れ鰹節と宗田節を強火で煮だした出汁、醤油、砂糖を瓶で3週間以上寝かせた煮返しを合わせた濃厚な甘口のつゆは絶品です。

この店から天ざるや天盛りが生まれ、全国的に広がっていったという逸話を持つ老舗です。天ざると天盛りは、今でも芝海老と小柱のかき揚げを濃い目のつゆに浸け提供していますよ。

そばは更科粉を使って打つざると二番粉を使った盛りの2種類で、そば粉は季節ごとに産地を使い分けているそう。喉越しの良いそばと濃い目のつゆ、胡麻が香るかき揚げのバランスが絶妙ですよ。

ここで味わえるのは、福井県産のそば粉を使用した伝統のそば。細めでコシの強いそばは醤油の風味が強く、やや辛めのつゆと相性が抜群です。つなぎには卵を使い、コシがありながらもツルッとした喉越しを実現しているのがポイント。

ごま油で揚げたエビ、ナス、かき揚げなどの天ぷらはサクサクですよ。食後にはぜひトロトロのそば湯で割って、つゆの奥行きを楽しんでくださいね。