【保存版】初台でラーメンならここ！街の魅力を知り尽くしたグルメライターおすすめの15選【コスパ◎・人気店・老舗など】

塩によって地鶏のダシ感を引き立たせた1杯は、豚肩ロースの大判チャーシューの旨さも光りますが、小麦粉をブレンドして熟成乾燥させた麺やこだわりの食材が絡み合い、香りと味わいが一箸ごとに変化します。また、10種類の塩と濃縮させた魚介ダシを合わせた塩ダレに、酵素でコクを加えることによって生み出されるスープは絶品。

一口麺をすすれば、リッチな余韻がいつまでも続きますよ。トッピングも逸品揃いで麺との相性もばっちりで、上質な食時間を堪能できますよ。

小麦の表皮ごと挽いて店の工房で打つ自家製の太ちぢれ麺はコシも強く、すすり心地も抜群。開店当初から継ぎ足してきた秘伝のスープは塩と醤油、いずれのスープにも調和しますよ。熱した鍋で炙ることで香ばしさとコクを引き出した醤油と、10種類以上の素材からとったスープが利いており、麺との相性も抜群。

国内最大級の地鶏をメインとしたスープは、芯の通った力強い旨みがあります。これが醤油、塩などすべてのラーメンの骨組みとなって、店の味を支えていますよ。食べ始めのプリッと弾けるコシもいいですが、なんといってもスープを吸ってしっとりした風合いもまたいい。

北海道産の中力粉で打つ自家製麵は香りも味も濃く、力強い醤油感のスープの中でも存在感を放ちます。また、濃い口や再仕込みなど4種類の天然醸造醤油をブレンドしており、香り、コク、うま味がなんともパワフル。

重層的なスープと合わせてもしっかりと醤油の存在感を主張してくれます。ガツンとくるアルコールの香りがマッチして不思議なほどに後を引きますし、最後までくるくると表情を変えるこの一杯に、見事に翻弄されるでしょう。

丼にはあふれんばかりの野菜と柔らかい4種類のチャーシューと、粗挽き鶏団子、味玉がのります。スープに独特のコシがある特注の麺が絡めば、麺をかきこむ箸が止まりません。小麦の品種や配合、加水率を指定し、製麵所で打った麺は小麦本来の味や香りが感じられ、スープのインパクトに負けていません。

また、チャーシューのエキスがスープにさらに深みを与え、ゴマや山椒の強い個性に負けぬスープの存在感が光ります。丼の底に忍ばせたゴマペーストを混ぜるとコクと風味がさらにアップしますよ。

スープを一口飲むとまず感じるのはどっしりとした鶏の風味。そして、麺をすするとテキーラの香りが立ち上がり、パクチーやチリパウダーを振ったチャーシューとも相性抜群だということがわかります。また、時間差でやってくる鶏や豚の旨味や、分厚く重ねた醤油のコクによって小麦の甘みも花開きますよ。

塩ラーメンはチャーシューを煮た塩ダレをベースにベトナム産や石垣島産など複数の塩をブレンドした、まろやかな味わい。食べ進むうちに貝のダシがじわじわと膨らんで、徐々にカツオや煮干しなどの魚介の旨味も濃くなっていきます。

こちらのラーメンは20種類近くの素材を緻密に重ね合わせ、温度の移り変わりで味がメドレーのように立ち替わります。なんといっても食べ応え抜群。また、合わせる麺は強力粉に中力粉を少々ブレンドした細ストレート。さらにスープはしっかりとした旨みと濃厚さ、程よい酸味があることでバランスが取れています。

丁寧に調理されたスープをすすってみれば、なめらかな麺肌がランダムに唇をなでると同時に、煮干しなどの魚介の香りがぱっと弾けるように広がりますよ。