【保存版】阿佐ヶ谷でカレーならここ！街の魅力を知り尽くしたグルメライターおすすめの15選【リーズナブル・人気店・スパイスカレー・レトロ喫茶など】

こちらでは季節で食材が変わり、限定メニューにおいては基本2週間ごとに変わります。柔らかく煮込んだ牛はジューシーな旨みのミスジで、基本のルウはバターで炒めた玉ねぎなどの甘さが優しい味。

トッピングメニューは素揚げの野菜も人気ですが、コトコト煮込んだビーフもおすすめです。カレーにドーンと乗せたかき揚げは斬新ですが、サクッと軽快な食感で意外と楽しめますよ。旨さと心意気に幸福感も満たされる店です。

こちらのカレーはココナッツミルクが効いたマイルドな味。しっかり味が染みて存在感のある手羽元と胸肉が入っていますよ。さらに、野菜の甘みや酸味が、チリペッパーの辛味と絶妙なバランスで後味スッキリさっぱりしています。

トマトやニンジンがたくさん入っているから食べ疲れても胃もたれもしませんし、箸休めにポテサラがのっているのも食べ手の心をしっかりわかっている証拠。

米はインド産バスティアンライスと日本で精米したアメリカ産カルローズをブレンドしており、パラッとした食感がカレーに絶妙にマッチします。定番のカレーは4種類で、ダシ感満載のカレーはホットする味、ドライタイプのカレーは和牛の小腸をピリ辛に仕上げてありますよ。

また、ラムリブカレーは珍しい塩味のカレーで、ラムの味が前面に出ています。無水チキンは繊維状にほぐれるほど煮込まれた鶏肉が美味。そしてライタは爽やかで食べやすい味になっており、サバや昆布のダシが一気にスパークしますよ。

スパイスカレーは常時5種類あり、ダシカレーは常連に一番人気の一皿、しめじカレーは仕込みの最後に刻み生姜を加えることで、ショウガの香りや味が鮮烈になっています。また、キーマダシカレーはトマトの酸味を生かしたカレー、玉子カレーはガラムマサラや七味の風味がしみ込んだカレーになっていますよ。

油や砂糖を使わないカレーは全体的に優しい味で後味スッキリ。仕込んだものがなくなり次第、メニューが変わりますよ。約30種類のスパイスの味や香りが生きていて、バランスの良い仕上がりになっています。

キーマカレーは粗挽きの豚ミンチでゴロっとした肉感がパワフルで、クミンやマスタードシードが鮮やかに香りますよ。ハチカレーはスープに溶け込ませた大量の玉ねぎとトマトによって、野菜の甘みもしっかりと感じられます。スパイス感は穏やかながらも、じんわり汗がにじむ爽快なカレーですよ。

ちなみに、合わせるドリンクは15種類以上のスパイスやハーブから作った無添加コーラがおすすめ。いつものあの味とは香りや味が段違いで、スパイスカレーにも相性バッチリですよ。

こちらのキーマカレーは豚と鶏の2種類のミンチを使用しており、肉の甘みやコクとスパイスの一体感が見事。油分控えめでクリアなスパイス感の中にも、チキンカレーなら鶏肉の、ビーフカレーなら牛肉のと、主役になる素材の旨味や風味がしかと生きていますよ。

バターチキンカレーは手羽から出た鶏の旨味がギュッとつまり、バターは後のせで、香りとコクをダイレクトに表現しています。また、副菜の野菜類はそれぞれの食感を大事に作られ、カレーのキレのあるスパイス感を優しい味でサポートしてくれますよ。