【保存版】三鷹でそばならここ！元東京在住者おすすめの15選【コスパ◎・老舗・リーズナブルなど】

JR三鷹駅南口より徒歩7分の「そば 三休」はかつての「きびや」で、蕎麦がおいしい蕎麦屋です。当たり前のようなことを言っていますが、料理や酒でごまかさずに、蕎麦そのもので勝負できる蕎麦屋は意外と多くありません。

「そば 三休」の蕎麦は玄蕎麦から挽き、二八で手打ちする「粗挽きそば」と「もりそば」の2種類です。「粗挽きそば」はそば殻が残り星が入った蕎麦で、蕎麦の香り、舌触り、コシ、喉越し全てが完璧と言われています。

JR三鷹駅から南に370mの「味多香庵」は昭和9年創業の老舗蕎麦屋。壁一面に張ってある黒に白い文字のメニュー板が、歴史を感じさせます。落ち着いた店内で、メニューも同じく、あっさりとした味のものが多いです。

そばとミニ丼が人気ですが、店のおすすめは香味そば。大葉、茗荷、三つ葉、カイワレ大根、大根、レタス、炙った油揚げなど渋い薬味が添えられた蕎麦です。蕎麦は店内での手打ちとのこと。

三鷹駅から南に約22kmとすこし遠い「三鷹 砂場本店」は大正12年創業の老舗蕎麦屋ですが、江戸の老舗蕎麦屋御三家の「砂場」とどのような関係か不明です。

更科のように普通名詞のようにさりげなく使われたら仕方ないですが、「砂場」はどう考えても御三家の老舗蕎麦屋の固有名詞なので、何らかの関係があります。しかし名物メニューが赤味噌ベース細麺の味噌煮込みうどんというのは驚きです。

JR三鷹駅南口を出てすぐの「季寄せ 蕎麦 柏や」は昭和5年創業の老舗蕎麦屋です。今はリニューアルして和モダンなおしゃれな店になり、うどんや丼物も出す、定食屋のような存在になっていますが、蕎麦には今もこだわっています。

北海道産の蕎麦粉を使った二八の手打ち蕎麦で、そばつゆには小豆島の醤油と屋久島の鰹節を使うという本格派です。江戸前らしく濃口で辛めですので、藪蕎麦のゆに蕎麦を少しつけていただきます。

三鷹駅南口から南に徒歩2分でほぼ駅前の「手打そば　太古福」は創作蕎麦が多いですが、蕎麦自体も絶品と評判の蕎麦屋です。蕎麦そのものの良さでは三鷹では「そば 三休」と並びます。

つまり蕎麦は星の入った細切りで、舌触り、コシ、喉越し、香りは申し分ありません。この素晴らしいそばを惜しげもなく使って、主につけ蕎麦として多くの創作蕎麦を提供しています。あさりトマトクリームつけ蕎麦が人気です。酒と酒の肴も人気があります。

JR三鷹駅からは遠く西武多摩川線「多磨駅」から徒歩10分の「御狩野そば」は宴会や法事にも対応できる大型の割烹料理店とも言える蕎麦屋です。なんと蕎麦から御膳、丼物、天ぷら、刺身など和食が勢ぞろい。

ファミレスのような雰囲気なので何でもありますが、おすすめは店名と同じ「御狩野そば」です。蕎麦の上に多彩な具材がのっており楽しめます。行列のできる人気店です。

JR中央線三鷹駅南口から南に 徒歩5分の「や乃家」は自家製十割蕎麦がいただける蕎麦居酒屋です。店は外観も内装もおしゃれで、BGMにジャズが流れていたり、時には生演奏もしています。お酒も17種類と多く、酒の肴も豊富です。

燗酒はお湯の入った木箱に徳利を入れて出すほどこだわっています。蕎麦は岩手県や福島県の有機栽培の蕎麦粉を使った十割です。

JR三鷹駅から北東に徒歩3分の「味のそば兵衛」はアットホームな蕎麦屋なのにブランド蕎麦粉にこだわった本格蕎麦をだします。蕎麦粉は北海道雨竜郡レラノカオリや常陸秋蕎麦など有名ブランドや希少ブランドを使い二八または十割の手打ちです。

もちろん新そばの時期は新そばで打ちます。10月から11月頃がねらい目です。製粉して間もない蕎麦粉であれば香り強く感じます。料理では蔵王の鴨を使った鴨料理が自慢です。

JR三鷹駅から南西に徒歩2～3分くらいのほぼ駅前にある「蕎麦酒肴 多加はし」は蕎麦屋とは思えない、白に統一された内装でバーかカフェのようです。カウンターの前にはボトルピープのお酒がならんでいます。

実は現在3代目の老舗蕎麦屋ですが2014年にリニューアルしました。地元に愛される蕎麦屋で、昼のランチから夜の一人の飲みやグループでの一杯まで多彩な利用ができます。蕎麦は手打ちの本格派で、京都の鴨の鴨せいろがおすすめです。