【保存版】大井町でそばならここ！元東京在住者おすすめの15選【老舗・コスパ◎・カジュアル・個性派など】

「そば会席 立会川 吉田家」は江戸時代の安政3年（1856年）に品川宿に創業した老舗中の老舗です。隣の鮫洲に創業しましたが大正元年に現在の立会川に移転しました。数寄屋造りのどっしりとした店構えは変わりません。

江戸情緒香る店の雰囲気だけで満足します。老舗であることと蕎麦や料理が美味しいかは別ですが、「吉田家」は蕎麦や料理も美味しいと評判です。蕎麦は十割で切りべら30の極細。そして焼き鳥に人気があります。

京浜東北大井町駅より南西に徒歩8分の「大井三ッ又 吉田家」は1856年創業の老舗・立会川の吉田家の分店です。こちらの「吉田家」も趣のある店構えで白壁の門から植栽のあるエントランスを通って玄関に向かいます。

店内には箱庭があり、落ち着いた雰囲気です。立会川の本店と同様のメニューですが、鴨せいろに人気があります。蕎麦は手打ちで白く細くコシのある美味しい蕎麦です。蕎麦粉は群馬県産とのこと。

京浜東北大井町駅から南西に徒歩5分の「大井更科」は創業100年の老舗です。といっても江戸蕎麦御三家の更科の系譜にはなく独自の歴史を歩んでいます。

「更科」とは蕎麦の実の中心部分を挽いた白い蕎麦粉を使った蕎麦ですが、「大井更科」の蕎麦は黒みがかった太い蕎麦で、田舎蕎麦としては美味しいと評判です。「更科」は蕎麦の種類ではなく蕎麦屋の代名詞として使われていいケースがありますが、「大井 更科」も該当するかも知れません。

京浜急行新馬場駅から南西に徒歩約2分の「大むら」は創業1927年の老舗蕎麦屋です。2008年に建て替えていますので、新しくおしゃれで綺麗な店になっています。老舗ですがリーズナブルな丼物とのセットメニューも出しており人気です。

セット物で蕎麦をかけそばなどを注文すると、蕎麦の本当の美味しさが味わいにくいので、ざるそばをおすすめします。細くてコシがあり喉越しがいいです。蕎麦つゆも江戸前のように辛くありません。

各線の大井町駅から南東に徒歩5分のさみしい商店街に「楓庵」があります。創業85年の大衆老舗蕎麦屋です。老舗によくある敷居の高さはなく、庶民的なさまざまなメニューが揃っています。

特徴的なのは、丼とそばのセットという言い方でなく弁当という言い方をしていることです。ご飯や薬味や漬物が弁当形式ででます。またかつ丼もかつ煮という形でご飯と別におつまみのように提供しているメニューも人気です。

京浜東北大井町駅から西に徒歩4分の「百々亭 大井町店」は旗の台の「百々亭」の支店でぼっち盛で有名な信州の戸隠そばや信州名物を出す蕎麦屋です。店構えも民家風で趣があります。昼はランチセットなどを出す蕎麦屋で、夜は蕎麦居酒屋です。

信州名物の蜂の子などの珍味もあり酒が進みます。戸隠蕎麦は1本の太長い棒で直径170m程まで伸ばし、そば打ち台からはみ出るほどです。端尺がでるので余ったところを揚げ蕎麦にします。

京浜急行青物横丁駅から北東に約220mの「伊豆家」はとにかく満腹になると評判の蕎麦屋です。一番人気のミニかつ丼と蕎麦のセットのミニかつ丼720円はミニどころか大盛といってもいい量。

普通のもりそばは480円とワインコイン以下というのもうれしい限りです。ランチのときは満腹になれると評判ですが、夜は蕎麦居酒屋として人気があります。メニューには蕎麦屋ではめずらしい刺身やオムライス、唐揚げもありまるで大衆居酒屋です。

JR大井町駅からは南西に徒歩12分で最寄り駅は京急本線立会川駅または湘南新宿ライナー西大井駅になる「手打ち蕎麦うどん隆」は蕎麦のヌキ実から石臼で挽いて、手打ちし、茹でたてを出す3たての蕎麦屋です。

蕎麦の実から皮を取る段階からだと4たてになります。この数が多いほど薫り高い蕎麦そばがいただけるということです。こちらの店長は石川県出身らしく福井産の蕎麦を使用しています。

JR大井町駅より北東に徒歩3分の「そば鼓堂」は天王洲アイルの「常喜房」(じょうきぼう)の姉妹店で、運営会社の社長は新橋の名店「本陣房」で修行したそうです。

人気のあった「丸八そば店」の跡地に店を開きました。本格的手打ち蕎麦屋で北海道や茨城、時には福井産の蕎麦を石臼で挽き、手打ちする二八蕎麦です。そばつゆは枕崎産かつお節と利尻昆布でつくっています。昼は名物天丼と手打ちそばがおすすめです。