※本サイトは広告プログラムにより収益を得ています。
image by PIXTA / 66566578
関西最南端の場所にある和歌山は、海も山も楽しめる自然あふれるエリア。その中でも特に高野山周辺は深い山々に囲まれ、長い歴史を持つ仏教の聖地として知られていますね。観光客が多く訪れる一方寺院が多く集まる宗教施設となっているので、行ったことがないカップルにとっては未知のエリアかもしれません。この記事では、高野山にあるさまざまなスポットについて詳しくご紹介。高野山を訪れたことがある方も初めての方も、この記事を参考にして素敵な高野山デートを計画してみてください!
弘法大師が最初に整備したエリア、壇上伽藍。
高野山の中でも二大聖地のひとつとなっていて、とても重要な役割を果たしているんです。
image by PIXTA / 40228697
壇上伽藍の中心「根本大塔」は、真言密教のシンボルと言えるスポット。高さ48.5mとなっていますよ。
「根本大塔」の中は、胎蔵界と金剛界が表現されていて、曼陀羅の世界が立体になって現れます。このスケール感はここでしか味わえませんし、建物自体が灯りに照らされた様子も荘厳です。
名称 | 根本大塔 |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山132 |
営業時間・開場時間 | 8:30~17:00 |
利用料金や入場料 | 【観覧料】500円 |
image by PIXTA / 66504151
中門をくぐって目を引く大きな建物「金堂」。高野山における重要な行事のほとんどが行われるのがここなんですよ。
弘法大師はさまざまな事柄をすべて「金堂」で行っていたそうで、高野山の中でも最古の建物なのだとか。何度も焼失していて、現在の建物は昭和時代に建てられたものです。
名称 | 金堂 |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山152 |
営業時間・開場時間 | 8:30~17:00 |
利用料金や入場料 | 【拝観料】200円 |
image by PIXTA / 66568448
「御影堂」は、弘法大師が暮らしていたとされる建物です。御影が祀られていることから、「御影堂」と呼ばれるようになりました。
普段は見られないのですが、「御逮夜法会」の後だけ一般公開されています。興味があるカップルは、スケジュールをチェックして行ってみることをオススメしますよ。
名称 | 御影堂 |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山152 |
営業時間・開場時間 | 8:30~17:00 |
利用料金や入場料 | 【拝観料】無料 ※内覧は旧暦3月21日の前夜、御逮夜の時以外不可 |
image by PIXTA / 40436901
高野山がまだ高野山と呼ばれる前、この地には「御社山」があったとされています。「御社山」には山の神がいて、弘法大師は高野山を創るとき契約を交わし、山の神を高野山の守護神として祀るようになったのだとか。
「御社」には殿舎が3つあって、それぞれ「総社」「高野明神社」「丹生明神社」。ここまで訪れる参拝客は少ないので、静かでより清らかな感じが味わえると思います。
名称 | 御社 |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山478 |
営業時間・開場時間 | ― |
利用料金や入場料 | 【拝観料】無料 |
弘法大師の御廟がある奥之院エリアは、写真撮影も禁止されているほどの聖域。
多くの伝説が残る参道を進んで、神聖な気持ちで足を踏み入れてみましょう。
image by PIXTA / 45105979
「壇上伽藍」と並ぶほどに重要な奥之院エリア。「一の橋」から続く「奥之院参道」には、神秘的な数々の伝説が残っているんですよ。
樹齢約700年もの古木がたくさん並んでいたり、約20万基もの慰霊碑があったり。「御廟橋」より先は写真撮影NGの聖域なので、スマホはバッグにしまって厳かな気持ちでお参りするのがおすすめです。
名称 | 奥之院参道 |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山132 |
営業時間・開場時間 | 【5~10月】8:00~17:00【11~4月】8:30~16:30 |
利用料金や入場料 | 無料 |
image by PIXTA / 45110248
大師御廟に最も近い「御廟橋」は、霊域との境界ともいえるスポットでしょう。この橋より先へ向かうときは、服装を正ししっかり礼拝をしてからにしましょうね。
「御廟橋」は36枚の橋板と橋全体を合わせて金剛界37尊を表現していると伝えられていたり、橋板の裏に梵字が刻まれていたり、橋自体も霊験あらたかな感じがします。
名称 | 御廟橋 |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町奥の院参道 |
営業時間・開場時間 | 24時間 |
利用料金や入場料 | 無料 |
image by PIXTA / 32488228
高野山の中では現在も弘法大師は御廟の中で修行を続け、人々の幸せを願っていると考えられています。そのため1200年に渡って毎日弘法大師のお食事が用意されているんです。
「御供所」に1日2回食事が用意されることは「生身供」と呼ばれていて、これは高野山の厚い信仰を象徴するような行事かもしれませんね。
名称 | 御供所 |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山550 |
営業時間・開場時間 | 【5~10月】8:00~17:00【11~4月】8:30~16:30 |
利用料金や入場料 | 【拝観料】無料 |
先ほどご紹介した「御供所」での「生身供」。弘法大師にお供えする前に、「嘗試地蔵」に味見をしてもらうんですよ。
「嘗試地蔵」に祀られているのは、弘法大師の食事の世話をしていた弟子なのだとか。「嘗試地蔵」となった今でも、弘法大師のためにお仕えしているのかもしれませんね。
名称 | 嘗試地蔵 |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山 |
営業時間・開場時間 | 【5~10月】8:00~17:00【11~4月】8:30~16:30 |
利用料金や入場料 | 【拝観料】無料 |
image by PIXTA / 24907795
先祖の名前や戒名を書いた経木を収め、水をかけて先祖供養をするのが「水向地蔵」です。
水をまといつややかさが感じられる黒いお地蔵さまがずらっと並ぶ様子は圧巻。それだけ人々の想いを受け止めてきたのでしょう。
名称 | 水向地蔵 |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山550 |
営業時間・開場時間 | ― |
利用料金や入場料 | 無料 |
image by PIXTA / 59267506
「奥の院」には約20万基もの慰霊碑やお墓が建ち並んでいるのですが、一般の人々はもちろん、歴史の教科書にも載っているような戦国武将の供養塔も数多くあります。
武田信玄・武田勝頼親子に明智光秀や石田三成、上杉謙信に伊達政宗、徳川吉宗に井伊直弼…ぱっと挙げただけでもそうそうたる有名人ですよね!
名称 | 戦国武将の供養塔 |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山奥の院 |
営業時間・開場時間 | 24時間 |
利用料金や入場料 | 無料 |